usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

支援と当事者

こんにちは~。
うさカンです!

最近、支援(者)と当事者について、いろいろ考えることがあります。

実は私はある当事者であり、ヘルプして欲しいことを多々抱えています。(なんか当事者って言葉もヘンだけど💦)

ですが、いい支援にありつくことがなかなか出来ず、仕方なく自分で自分を支援できる仕組みを作っていこう…
そんな感じで、今の活動につながっています。

もともと自宅で少しずつ進めてきたことで、素人からのスタート。
今はあちこちで勉強中の身です😅

だから、出掛けた先 あちこちで、様々な「支援者」にお会いします。

「支援者」の方は、

①例えば自分が当事者だったから、こんなこと始めました~的な、いわゆる私みたいな人もいます。

または、

②当事者になったことはないけれど、何か身近な体験から、突き動かされて、始める人もいます。

そして、

③仕事として支援者になった人、または配属になったから、の人など…

一口に支援者と言っても、いろいろです。

*****

まず、①のパターンの場合、自分が乗り越えて、少し余力が出てきた方が多いと思います。
本当に本当に困っている時は、支援するどころか、声を上げることさえ難しいと思います。

②、③の方の場合、とても親切で熱意があったり、いい方も多いのですが、当事者にきちんと寄り添った支援が出来ているかどうか、もう一度考えてみてほしいと思います。
一度と言わず、何度でも…。

本当に弱っていたり困っている人は、何かを自分から発信したり、動いてみたりすること、なかなか難しいと思います。
だから、支援者が、そういう方のところまで来て、きちんとニーズを聞いてほしいと思います。
例えば、様々な支援には、制度内のルールがあり、そこに入れないことで 助けてもらえないことがあります。
ルールありき、の制度なので、困ってる人がさらに困ってしまうことも😖

そんなとき、誰かがその話を寄り添って聞くだけでなく、制度そのものを、その方に合わせて変えてもらえれば(または新しい制度を作れたら)、最初は1人の為にやったことでも、類似する人々が助かって…

その積み重ねで社会が変わっていくのではないでしょうか?

先に費用対効果を考えると、おかしな支援ばかりになってしまうかもしれません。

既存の制度に当てはめていくだけの仕事は、パズルのようで、支援と呼ぶには違和感を感じてしまいます。

行政はまだまだ縦割りなので、是非横の連携を強化して、そこに民間やら当事者やら、様々な人が混じりながら、より良い制度作り、また支援をお願いしたいと思います。

今日はまたヤフーニュースから、当事者の悲しい実態が分かるニュースをご紹介します。

headlines.yahoo.co.jp


みなさん、どのように思われますか?



こういう、当事者なのに、さらに追い打ちってことは、意外と日常にもあるのです。

是非、みなさんも考えてみて下さい。

*****


こういう問題を考えること、とても難しいですよね。
当事者になったことがないのに、当事者の気持ちが分かるはずない!

そう思っている方におすすめの本です。

支援者 (当事者の家族) だったのが、ある日突然、自分が当事者になっちゃったって話です。

誰にでも起こりうる話として読めることと思います。

私の家族とはまた違うパターンの「当事者」の話ではありますが、

人を理解するってどういうことだろう

って、とても勉強になりました。

*****

声を上げられる当事者は、出来るところから少しずつ、世の中に必要な支援について、具体的に求めていけたらいいですね。

支援者もイジワルな訳ではなく、ただ、どう支援したらいいのか分からないだけなのかもしれません。

自分のニーズを伝えることは、ワガママではなく、次に続く人や、同じ状況の人を救うことにつながるかもしれません。

そういう意味で、当事者にこそ存在意義があるのだと思います。

でも、是非、

「当事者が声を上げることに頼る世の中」

「当事者が我慢すればいい世の中」

にしないでください。



当事者は、当事者になることだけでも辛くて、とっても元気がなく落ち込んだ状態になります。

そういう人には、たぶん何の非もない。

動く気力もないのに、たらい回しにされる…

本当に大変で辛いことばっかり。

どうやって解決したらいいのか、誰に相談すればよいのか…


突然、思いがけず「なってしまった人」に頼らないでください。
どうか、助けようと思って、同じ目線まで行ってください。
1人を救う為に、よく勉強してください。

自分だって、そういう人に突然なるかもしれない、
または、ゆっくり年齢を重ねながら不自由になるかもしれない、

いろんな可能性はあるものです。


特に支援者という職業で生活している方には、プライドを持って、しっかりお仕事を、よろしくお願いいたします。

私も自分が出来ることから、頑張ります☺!!