usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

不登校対策について考える~その4 親から見た不登校、ぶっちゃけ話をいろいろと。

こんにちは😃
うさカンです!

我が家のHSC娘 (ひといちばい敏感な子) 、
昨日の夜、絵の具と粘土を駆使して遊んでいた😄💦

ふと気がついたら、こんな紙が落ちていました。

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そういえば、
「字を書きたい!」
って言ってたな~。と思い出して、
すっかり聞き流していた自分に気付きました😅

これが彼女の本心なんだな~って思うと、しみじみしちゃって、ソファーの真ん前に貼って、しばらく見入っていました。

そんなに難しいこと考えて生きなくてもいいのに…

もっと単純に、天真爛漫でいいのに…

そう思うけど、それは本人が一番望んでいること。

それが出来ないからこそ、苦しんでいる娘。

そんな側にいる私は、出来ないから悪いんじゃないって毎日子供から教えてもらっている気がします。

出来が悪いから出来ない❗のではなく、
細かいことに気付いて、常に頭をフル回転させているからこそ、先を考えて躊躇したり、頭や気持ちが疲れちゃったりするんだな~。

お疲れ様~!って言いたくなる😁


幼稚園で新年に書いた「今年の目標」では、
周りの様子を見て、

縄跳びと逆上がりを頑張る!

って書いてた娘💦

絶対違うだろ~って思ってたけど、
やっぱり全然練習してません💧

これを、
自分で書いたんでしょ!頑張りなさい!!

って言っても無理だよね。

周りを見て(こうあるべきと察して)書いた目標なんだから💦💦

ゲームを頑張るでもいいんだよ、
って私は言ったのに…😄


「ひとつづつ かさねる」
って、どういう意味?って聞いてみた。

「失敗と経験をひとつずつしていくってことだよ」

って娘。

なるほど~👀

頑張る!じゃなくて、自然に重ねていくのね。

了解でーす👍

娘なりの成長を教えられました。


*****

前置きが長くなりました。

今日は、不登校対策について、私が思う提案を、あれこれ書いてみたいと思います。
これまでの過去記事で書いてきたように、

usagi-company-lab.hatenablog.com
usagi-company-lab.hatenablog.com
usagi-company-lab.hatenablog.com


今の学校は管理がキツイ!

子供たちは悪くない!

これを前提に、親として私なりの

言いたい放題させていただきます☺

よろしくお願いします。

*****

親として、子供が突然、「学校に行きたくない!」って言ってきたら、困ってしまいますよね。

突然じゃなくて、少しずつ登校を渋るようになってきても、どうしたらよいのか、困ってしまいますよね。

今の段階では現実の問題ではなくても、
心配している親も多いのではないでしょうか?

子供が不登校になることって、誰にでもなることです。
特にHSCを育てていると、

こんなに優しい子供で大丈夫?
この世の中渡っていける?

って心配になりますよね。

優しいことも、
空気を読めることも、
敏感なことも、

悪いことではないし、弱いことでもない。

もしかしたら、そういう大人になりましょうって育てられるくらいのことだけど。
いい人が損をするって訳じゃないけれど。

難しいですね~。

心の強さと鈍感力って、また違うものだしね。


*****

ここでひとつ考えてみて欲しいことがあります。

もし、あなたが学校の先生をしているお母さんだとします。
子供が学校に行きたくないって言い出したら、どうしますか??

自分の子供が学校に行かなくて出勤できないと、自分が担任しているクラスの子供たちが待っているのにどうしよう…

おじいちゃんおばあちゃんに頼れたらいいけれど、難しい場合は保育園にも(年齢的に)行けないし、子供一人で留守番させても大丈夫かなあ?

出勤しないと、同僚や上司にも迷惑かけるし。

無理やり子供を学校に行かせるか?

これが1週間続いたら、1ヶ月続いたら、
あなたはどうしますか?

夫に仕事やめてもらう?

自分がやめる?

不登校の託児所はありません。

お母さんが付き添ってくれるなら、学校に登校できるって子供が言い出したら、付き添いますか?
仕事はどうしますか?


上記のようなことを想像して、親は子供が不登校になったらどうしようって思いますよね。

学校でいくら理不尽なことがあったとしても、
子供が全く悪くないとしても、
家庭内のこの事実は変わりません。

大人として、社会に迷惑をかけたくないと思うから、自分の子供に きつく当たってしまうこともあるかもしれません。

あとで子供に対して懺悔の気持ちを抱いて、切なくなる親御さん、社会の仕組みが、

「子供は学校に行くのが当たり前」

だから、困っちゃうんだよね。。。

*****

次に、外でお仕事していないお母さんを想像します。

専業主婦だったり、在宅ワークなど融通きく仕事の場合も同じだと思うのですが、

なんとか子供の気持ちや体調に寄り添える環境だとします。

また、子供が本当に具合が悪くなってしまって、目を離すのが危険なくらい自殺の恐れがあったり、体調が悪いと投薬管理の必要があったり…
いろんな理由でお仕事を辞めるしかない場合もあります。

そんな、お家生活をおくる親子の場合はどうでしょうか。

毎日が夏休み状態で、ゆっくりのんびり過ごしながら、メンタルの回復を待ったり、子供がストレスを抱えて荒れてしまって、毎日がバトルだったり…

お家生活もいろんな状態があると思います。

そんな中で、一番困るのは、お母さん(またはお父さん)の一人時間がないストレス。
そして、毎日3食用意するストレス。
さらに、お金がかかるストレス。

これ、夏休みと同じ状態ですね(^_^)

お母さんなんだから、お父さんなんだから我慢しろ!!って言われても~。

少しの間なら我慢できても、
いつまで続くか分からない長期戦だと、

たまには息抜きした~い!
って思うのが普通だと思います。

子供側から見たって、
いくら好きな人でも、24時間、365日一緒は辛い。

たまにはお友達と息抜きしたいけど、みんなは学校行ってて忙しいし…
こちらは遠慮して、あちらは気を使って…

みたいな状態で、疎遠になってしまうかもしれません💧

本当に困りましたね。

特にお金の問題は厳しいと思います。
お金で解決できることって、いろいろあると思うのですが、

働けない状況で、元々の金銭的余裕がない場合、
子供が違う学校を選びたいと言い出しても、難しいです。

しかも、子供はいつまでも「公園」遊びで満足する訳ではありません。

例えば、絵を描くにしても、
最初は鉛筆一本あれば楽しかったのが、そのうちキレイな色の鉛筆が欲しくなり、絵を描く専用のペンと紙が欲しくなり、携帯で絵を描くようになったら容量が足りなくなり、iPadが欲しいと言って…。

これは、ただ子供の成長の証😅

学校に行っていなければ、学校のようにいろんな道具をシェアすることは出来ません。
お家でたっぷり時間があって、好きなことに集中できる子供は、どんどん成長していくでしょう。
いちいち家庭で準備していたら、いくらかかるのでしょう。

学校が楽しくて満足していれば、多少 金銭的に我慢させることができるでしょう。
でも、
退屈している子供を満足させようと思ったら?
運動させようと思ったら?
様々な体験させようと思ったら?
広い世界を体感させようと思ったら?

実は学校って、子供が勝手に通ってくれて、いろんな経験してきて、運動もしてきて…
便利なんですよね😄💦

でも、安心で楽しくなければ、継続して通うのは難しい。

親がしっかり働けて、余裕があればいいのですが、食べていくことだけでも必死だったら…
どうしようもないですね。

現在の子供に対する行政の貧困対策は、
ほぼ学校を通してです。
学校に行っていることを前提に、
学用品の支援、
入学や修学旅行、給食費の免除などもあると思います。
また、塾に行けない子供は、ボランティアスタッフが学校で教えてくれることもあるようです。

民間の支援でも、

学校どこ?って聞かれるような場所は、馴染めないかもしれません。

学校に行っていなくて、堂々とできる親子は少なくて、悪いことをしているような、こそこそ生きている人もいるのです。


*****

まとめ

今日は、私が思う、様々なぶっちゃけ話をしてきました。
不登校に限らず、重いハンディギャップや病気の看護が必要な家庭的に大変なお家もあると思います。
そういう家庭になることが、「悪い」訳ではありません。
だからこその、楽しい時間、かけがえのない絆、人生の学び…
いろいろと得ることはあるはずです。

ただ、私が言いたいことは、

人々が事前に恐怖を感じるようなことならば、もう少しシステムを改善させておく必要があるし、その為に何ができるのか、みんなで考えていくことが大事だと思うのです。
だから、この記事を多くの方に読んでいただき、自分のこととして考えてみて欲しいな~って思うのです。

私が考える不登校改善策の提案をいくつか書いてみます。



  • まず、社会全体で、不登校についてしっかり理解すること。

不登校の定義は、

文部科学省の調査では、「不登校児童生徒」とは「何らかの 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、 登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を 除いたもの」と定義しています。

病気が理由の子供は不登校じゃないんだ~。って私は知りませんでした。
みなさん、ご存知でしたか?

本人も親も悪いことをしていなくても、うまく受け入れてもらえる場所がないと、家庭の中で困ってしまうんだと知ること。
社会の仕組みが、学校に行っていることを前提とした枠組みになっていることを変えていくこと。


  • 学校を安心で楽しい場所にすること。

子供によって、学校で安心で楽しいと思える環境は違います。
思いきって様々な選択ができるようにしてみてはどうでしょうか。

大人数クラス、少人数クラス、どの先生に習いたいか、科目の選択など。
また飛び級や留年など、子供の成長具合にあった学年を選択できる。
(そういった様々な選択を偏見することなく、個人の発達の個性や特性に寛容になることで、みんなのストレスもなくなり、それぞれがもう少し自由になる)


  • 学校には不登校保険などを作って加入していただいたらどうでしょうか。

税金で作られている公立学校に行けなくなっても、親は税金は払い続けなければなりません。
○○手帳とか、介護サービスのような支援も全くなく、家庭の自助努力に頼るだけでは、みんな怖いと思います。

少し古い記事ですが、こちらをご覧ください。

news.yahoo.co.jp


公立の学校は、税金で出来ているんだし、私立の学校には学費補助がある!

フリースクールを選択している不登校の子供は少ないですが、こちらにも同じように支援が欲しいですよね。

どこで学ぶ子供にも、親の収入に応じて金銭的に公平な援助が欲しいですよね?

そうしたら、様々な新しい、子供に合った教育を選択できるかもしれないし、家庭で育てていくことも、親の仕事の1つとして認められる気がする。

子供が不登校になると、親は、学校と面談したり、病院やカウンセラーと関わったり、今までに経験したことがないことがいろいろ増えて大変です。
ひとつの大きな仕事です。

どの子供も孫も、社会全体で育てていくべきであり、次世代を担う宝だと、みんなで思っていきたいですね。

  • 教育委員会には、普通の会社のような、「カスタマーセンター」的役割を持って欲しい。

私が思うに、大抵の学校の校長先生は、学校内の不登校の理由を把握していないか、把握していても教育委員会には報告しないと思います。

元校長先生の中には、退職後も熱意を持って、子供たちのために、社会のために活躍されている方もいらっしゃいますが…
大抵は、やっぱり退職目前、「何事もなく終わりたい」んじゃないかしら。
わざわざ事を大きくするのは避けたいですよね。

きちんと報告して、解決したら、退職金上乗せとかなら、話は別でしょうけど。

だとしたら、保護者がどうにもならなくて教育委員会を頼ってきた時には、しっかり対応してもらいたいと思います。

普通の会社の「カスタマーセンター」って、お客様の苦情を聞いたら、

わざわざ言っていただき、ありがとうございます。

ですよね?

それがビジネス改善のチャンスだし、もしかしたら新しいサービスが見つかるチャンスかもしれません。よりよいビジネスに向かえる助言!

教育委員会は潰れることのない組織だし、営利目的ではないけれど、子供たちの学校をよりよくする使命があると思います。

是非、子供たちの問題を即解決できるように動くだけではなく、同じような理由で不登校になる子供を一人も増やさない❗という強い思いで、一件一件丁寧な聞き取り調査と対策をお願いしたいと思います。

一件一件、お金を支払うことで解決する、とかなれば、真剣に取り組んで、成果が出てくるのでしょうか。
お金が足りなくて、学校運営がままならないほど不登校が増えたら、やっていけないですもんね。

*****

今回は、ぶっちゃけて、強い口調や個人的意見も書いてきました。
みなさんのご意見はいかがですか?

私は学校の先生を否定したい訳ではありません。

日夜、本当に学校の先生はお忙しくて、大変だな~って思っています。
だからこそ、もう少し分業できるシステムにすることも大切だと思います。

先生に余裕があれば、もっともっと様々なタイプの子供たちの特性を学んでいただく時間が取れるのではないかと思います。
先生の特性も生かせると、楽しくなると思うし。

人間には、相性もあるし、得意な環境も違うでしょう。

先生にとって、学ぶ時間は必要ですよね。
授業もどんどん専門的に、クリエイティブになってきているし。



社会のシステムを整えること、

① 学校に行っていることが前提の社会システムを考え直すこと、

② 学校が誰でも受け入れられる土壌を作ること、

この2点は、学校の先生も安心して働ける環境を作るのではないかと思います。(先生の子供も受け取る恩恵!)


不登校の問題は、それぞれの立場でも、自分のこととして考えて欲しいな~と思います。


最後に、これまでいろんな不登校について考えてきましたが、不登校になったからこその人生を送っている方の本をご紹介します。


学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」

学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」

他にも、学校に通っていないからこその人生を送っている方はたくさんいます。

大丈夫です(^_^)

*****

今日で2月も終わり💨
今月も、私のブログをご覧いただきまして、ありがとうございました❗

いろいろな意見を持っている私ですが、イベントのほうは、悩み相談でもなく、意見を言い合う場でもありません😄💦

ただ楽しく過ごせたらいいな~😍
って思っています。

是非、参加のご検討を、よろしくお願いいたします🌼



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