usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

私の中の、二人のわたし。

こんにちは❗
うさカンです。

週末になると、私はホッとします。
私自身は、平日も週末も家で家事や育児を だらだらとやっているだけで、特に変わりはないのですが。

今の我が家の生活は、子供二人が毎日家にいて、ずっと長期休暇状態。
なので、毎日毎日家にとじ込もっていると、なんだか息抜きしたくなります。

数年前までは、長女が午前中に寝ていて、次女が幼稚園に行っている間に、こっそり息抜きしていました。

でも、今はそんな時間は取れなくて、自分の為にお金を使うのもなんだか怖くて、息抜きはほとんどなくなりました。

だんだん長くなってくると、息抜きしなくても、イライラしないで生活できるようになってきて、私も少しは成長したのかもしれません。

だけど、週末になると、健康な大人が一人いてくれる。(夫です)
それは、とても安心できます。

特に何かしてもらう訳じゃないけど、

大人と話せる(たいした話はしないけど💦)

自分が具合悪くても、なんとかしてくれる

いつでも運転手になってくれる

一緒に買い物に出掛けて手伝ってくれる

それだけで、私にとってはとても安心します。

週末は一人メンバーが加わるだけで、ちょっと家族の空気が変わるので、とてもとてもありがたいと思います。

*****

でも、もしこれが、夫婦二人で暮らしていて、どちらかの介護をしていたら、毎日が同じで、何曜日とか関係なく、家庭内はいつも同じ感じで…

そうなると、苦しいんじゃないかな~?なんて思います。

子育てだって同じ。

お休みのあてがつかない夫がいたり、シングルで子育てしていたら…

本当に毎日 目一杯がずっと続く。

いくら仲良しの家族でも、ずっとべったりでは疲れてしまうと思います。

*****

昨日は、次女の小学校に放課後行って、
私の体調が良かったので、そのまま図書館と買い物に寄ってきました。

おうちで入院生活の退屈な長女に、何か暇つぶしになる本を借りたい。

読書は嫌だという娘だけど、
私が思い付くアイデアがあまりなくて💦

そして、たまたま見つけた本が、

これならお姉ちゃんも気に入るね!

と次女とガッツポーズ❗

借りて帰ってきました。

*****

長女もこれはちょっと嬉しそう🎵

よかった、いい本が見つかって✨

ところが、夜になって、相変わらず長女が

暇だ暇だ❗と言っている。

ママ、どうしたらいい?暇すぎる。

と言われる度、

どうしたらいいかねえ?という私。

こっちは、具合悪い隙をぬって、家事しているのに、暇だ暇だと言われると、

じゃあ変わってよ💢

と言いたくなってしまいます。

でも、娘はやりたくない。

楽しいことがしたい、家事は楽しくないと思っています。

まあねえ、
家事はそんなにつまらなくないし、やってみれば楽しいこともあるけれど、

友達と遊ぶことに飢えている娘には、楽しくないか。

ずっと体調不良と付き合ってる娘だから、
私も何か「楽しかった~」って言えるようなことをさせてあげたい。

だから、いい本見つけてきたじゃん、
とりあえず今日はこれ読めば?

すると、娘は、

これを今読んじゃったら、明日やることがなくなっちゃう~😣

だから、今は読みたくない、暇だ~!

と言っていました。

*****

しばらく話に付き合ってたけど、屁理屈すぎて疲れたから、いったん話をやめました。

本当は、屁理屈ではなく、彼女なりにいろんな考えがあることが分かるから、何て言えばいいのか分からなくなって退散💧

そして、いろいろ考えたのちに、もう一度娘の部屋へ。

今まで言わないようにしていたことを話ました。

あのね、病気なのは辛いよ、外に行きたくても具合が悪いのは可哀想。ママだって今は同じ感じだから良くわかるよ。

でもね、世の中には、もっと難しい病気の人もいるし、自由に体が動かないハンディキャップの人もいる。逆に病気なんか何もなくても、苦しく辛い思いをしている人もいる。

自分で選んだ病気じゃないから、辛いのはよく分かるけど、自分の人生を楽しませるのは自分しかいないんだよ。

そんな感じのことを話ました。

*****

私自身、今までに上記のようなことを言われて、ひどく傷ついたり、心の中で強い反発を感じたことがあります。

人と比べられるのは嫌だし、あなたに何がわかるんだ、というおもい。

周りを見れば、もっと辛い人はいっぱいいるかもしれないけど、そんなことは関係なく、苦しいのはこの私、目の前にいる娘。

それが、どのくらいのレベルで苦しいのかなんて関係ない。自分自身が目一杯苦しいと思えば、それが事実。

そう思って、ひたすら寄り添い続けてきました。

病気になったころは、理由もわからなくて、とにかく目の前の子供がこのまま死んじゃうんじゃないかと思うほど、ベッドに身動きもできず、目が死んでいた。
起立性調節障害の重症の子は、みんなこんな経験からスタートしています。

それに比べたら、自分で歩いて、家の中を移動してる時も多くなってきたし、食べれる時も増えてきたし、いろいろ脱出してきた。

でも、本人にとっては、まだまだ辛いと思います。

何を食べても食べなくても気持ち悪くて、食べる楽しみがないと言っています。

そして常にクラクラするようで、出歩くのは無理と言っています。
特に今は、私も付き合ってあげるのが難しい日が多く、不安で外出できないんだと思います。

だから、ちっとも良くなった感覚はないかもしれないです💦

その気持ちは良くわかる。

でも、まだしばらくこの体調と付き合うんだから、やっぱり受け入れて、できる楽しみを自分で見つけようと思わなければ。覚悟しないとね。

そんな気持ちを伝えてみました。


自分が幸せになるのに、病気は関係ない!

やりたいことの為に、いっぱいお金を使ってあげられないのが、私としてはいちばん辛いところ。

でも、アイデアをひねりだして、なんとか頑張れ!

昨夜は、そんな風に伝えてみました。

*****

病気の人になんて言うか、とっても難しいと思います。
風邪やインフルなら、しばらく寝てなさいって言えるけど、何年もかかる病気だと、ずっと寝てるわけにいかないし。

もちろん、治る、または良くなると思って過ごせていることは、ひじょうにありがたいことですが。

今朝、もう娘は起きてこないかな?って思っていました。ショックで眠れなかったかな?

そしたら、ギリギリ午前中のうちに、起きました。
昨日の夜は午前3時まで、読書したそうです。

結局 読んだのか~い❗

速読の娘は、借りてきた小説5冊読んでしまったそうで💧

私だったら1週間以上つぶせる量なんだけどな😅

そして、今日はお友達と通信しながらゲームしていました。

目の前の楽しいことを意識したら、昨日も今日も楽しめた様子でよかったです。

つべこべ言わずに、はじめからそうすればいいのに❗
(という私もいる)

私の中の、二人のわたし。

娘の気持ちがよく分かる私。

そして、娘の気持ちに、またか~😣と思う私。

でも、娘は全く文句や愚痴を言えない子だったから、これも成長だな、と思い直す。

家族にしか言えない今のストレス。

お互いに、うまく付き合っていくしかない。

親も覚悟が必要ですね。

*****

先日、新聞で高齢者が年金が減って、生活がとても大変という記事を読みました。

高齢になると医療費がかかるし、最低限食べるだけ。冠婚葬祭や人とのお付き合いも減らし、テレビもないとか。

目が見えなくなってくると読書も辛いでしょうね。

そういう生活で、自分の楽しみを見つけるのって難しいですよね。

あと何年生きるか分からないし、この先働けるようになることはない。

そんな不安を抱えて生きている人が、どれくらいいるのだろう。

そういう人に真剣に思いを馳せるようになったのは、やっぱり娘がこういう病気になり、家族の在り方を模索してきたからです。

今の私にできることは、こうしてブログに書くことぐらいです。

どうか、全ての人が人生の楽しみがある、幸せな人生と思えますように…🍀