こんにちは☺
うさカンです。
HSC(ひといちばい敏感な子)、
我が家の子供たちは、小さい頃からとても育てやすい子供でした。
場の空気や周りの人の感情を読み取るのが得意で、親が注意しなくても、迷惑をかけるような行動を外でとることはなく、いつも偉いね~なんて話し掛けられるような子。
そんな子供が成長して、能力を発揮したことがありました。
我が家のウサギが、昨年の秋に病気になった時のことです。
ちょうど我が家では、ハロウィンイベントをやるところで、お友達が集まっていました。
その時、娘がウサギのぷちの異常に気付きました。
わずかな変化で、私には何がおかしいのか、さっぱり分からなかったのですが、娘は泣き狂いパニックになってきました。
このままでは、ぷちが死んじゃう、早く病院に連れてって!
たぶん、その場にいた全員が、「大袈裟だなあ」と思っていたけど、もうパーティーどころではありません💧
その日は解散することになりました。
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病院について診察してもらうと、確かにぷちは病気でした。
脳の病気だと診断されました。
普通に元気いっぱい動いていると思ったのは、ぷちがパニックになっていたからだそう。
このままほっといてたら、パニックで動きまわり、骨折して死んでしまうこともある、1日タオルでぐるぐる巻きにして、動けないように固定して、と言われました。
それにしても、よくこの病気を見つけたねえ❗
と何度もその観察眼を獣医さんに褒められました。
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この時の娘は、起立性調節障害の診断を受けてしばらくしたころ。もうずっと具合が悪い日々でした。
普通の子供らしいこと、学校に行くとか、早寝早起きをするとか、普通にごはんを食べるとか…
そういうことが全くできない時。
そういう中で、娘が人に褒められたことは本当に久しぶりで、私はとても嬉しく思いました。
それで、帰宅してから娘に、
あんなに褒められて嬉しかったね。
ぷちの命拾いだね。
と話ました。
そしたら娘は、
絶対に獣医にはならない!!
あんなに辛い思いはもうしたくない、とヘトヘトになっていました。
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よく、HSCの本を読んでいると、
その敏感さを生かして、医者やカウンセラー、研究者などが向いている、なんて書いてあります。
私は、娘は動物が好きだから、獣医さんは向いているんじゃない?って思っていました。
でも、娘は感受性がとても高いので、動物の気持ちにも感情移入し過ぎるようで、辛いみたいです💦
自分の特性を生かして、なんて思っていたけど、逆に難しいみたい。
敏感なのは全然悪いところじゃないけど、やっぱり鈍感よりは疲れるんでしょうね。
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先日、お友達からメールをもらいました。
今は海外に住んでいるお友達💓
そのお友達が、私のブログを見てくれてて、応援してるよってメッセージをくれました❗
いやいや、海外で子育てしてるほうが大変でしょう。こちらこそ応援してるよってお返事しました。
そして、お友達は、
「HSC」も「起立性調節障害」も、このブログで初めて知ったって教えてくれました。
本当に嬉しいことです。私のブログの一番の目的だから。
私は、このワードを知らなくて、とても苦労しました。調べてみると、不登校の子供にHSCは多いようです。いろいろと敏感だから、疲れてしまったり傷ついたりするんだと思います。
不登校の中でも、起立性調節障害の子供たちは、
なんで学校に行きたいのに元気になれないんだろう、とか、どうして他の不登校の子供みたいに生活リズムを整えられないんだろうと、二重に傷つくこともあると思います。
親も、子供の生活リズムは親の責任と言われて困ってしまいます。
だから、いろいろな人に、こういうことを知っていただき、もし身近にそんな人がいたら、もしかしたらこういう病気があるよ、って教えていただけたら…って思うのです。
そして、子供たちを偏見の目から救ってほしいな、って思います。
「HSC」の敏感な特性は、親の育て方ではなく生まれ持ったものです。そして、敏感に様々なことを感じるのは、弱さではありません。
「起立性調節障害」は、成長に伴うホルモンや自律神経が乱れる病気です。気のせいではなく、気合いでは治りません。サボリでもないし、不摂生からなる訳でもありません。
本人がどんなに努力しても、眠れなかったり、起きれなかったり、食べれなかったり、学校生活に合わせられなくなってしまったり…
そんなことを知ってもらえたら、きっと助かる子供がいると思います。
私のブログで「ありのままの生活」を紹介しても、正しく対処できてないところもあると思いますが😅
是非、こんなワードがある、ということを覚えておいてください!
よろしくお願いいたします😊