こんにちは😃
うさカンです。
- 作者: 森時彦
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 単行本
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ファシリテーターってご存知ですか?
私は、講習会などに参加して、パネルディスカッションなどを通して知りました。
司会進行とはまた別に、場を仕切ったり、うまくコントロールしながら話を進めていく人、またうまく結論を引き出したりまとめたり、参加している人が言いたいことを言いつつも、本筋をキープするとか、結局結論が出なくても、話がまとまったところを整理したり…
最終的には、参加者がみんな満足して前向きに終われるようにする人や方法について、この本から学びました。
この本では、ビジネスの場において、混乱して知恵の輪のようになっていたり、いいアイディアが出なくて諦めモードになっている時に、空気を変えたり、具体的な話し合いに持っていく例がたくさんあり、とても分かりやすい本でした。
私は、みんなが満足できる居場所作りをするために、自分が感情的にならず、中立な立場でいることが大切かな?と思って、この本を読むことにしました。
最後に「来て良かった」と言ってもらい、やって良かった、と実感するためには、どうやって進めていったらいいのかな?
*****
ところが、この本を読み進めるうちに、あることに気付きました。
このファシリテーションって家庭の中でも使えるじゃん!!ってことです。
家庭の中でも、けっこう混乱してることってありますよね。
思春期娘 vs 父親 とか、
兄弟姉妹のケンカとか、
母親のしつけ、教育に対して感情的に爆発したり😅
そういう時に、ちょっと冷静に物事を考えるツールとして、使える~!って思いました。
なので、私の事例でちょっとご紹介してみたいと思います。
お付き合い、よろしくお願いします。
*****
まず、今の私の気持ちがあります。
「新学期を迎えるにあたっての不安」
何が不安かというと、
子供が学校に行けるかどうかの不安です。
詳しく言うと、子供が大丈夫か?
ではなく、
「私の体調がかなり不安」なんです😣
前の記事に書いたように、娘は少しずつ成長していて、その成長が新学期につながるかどうかは分からないのですが…
私的には、
① 私が付き添えば、行けるかも?って思っています。
② 歩いて学校まで行くほうが、お友達とおしゃべりしながらの延長で、学校に入って行きやすいんじゃないか。
③ しばらくは、学校に待機して、いつでも帰れる安心感が必要で、慣れるまでは無理させないほうがいいのではないか。
④ 慣れてきたら、友達との時間が楽しくなって、母親がいなくても大丈夫になるんじゃないか?
そんな風に思っています。
*****
今週は、日曜日に私の病院で、運動OKが出たので、月曜日に学校近くまで歩いてみました。
片道30分くらい。坂道が多い。
なんとか行って、近くの遊び場に寄って、帰ってきました。
火曜日も水曜日もいろんな用事で歩きました。
私は、私も娘も歩く練習をした方がいいと思ったし、娘がなかなか夜寝ないから、運動させなきゃ💨💨って思って頑張っていたけど…
私自身がヘトヘトになってしまいました。
やっぱりいきなり運動となると、体力が落ちていてぐったり。
それに、疲れすぎて、また頻尿が戻ってきてしまいました。(娘じゃなくて私の)
ネットで調べたりしてたら、
内臓を一つ取って、体の中が落ち着かなくて、膀胱センサーが過敏になっているのかも😢
数ヶ月で良くなってくるようですが…。
それで、夜は何度もトイレに行ったり、不安になって眠れなくなったりしました💧
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家族や子供のことで、頭がいっぱいになると、いろいろと不安になってしまいますが、
そういう時にビジネス書なんて読んでいると、いい気分転換になります❗
そして、今回の本を読むうちに、
むやみに不安になることは「空中戦」で、
しっかり「地上戦」におろす為には、状態や情報、気持ちを整理することが大切なんだなってわかってきました。
私はけっこうめんどくさがりで、いちいち紙には書きませんでしたが、紙に整理して書く方法はいろいろあるんですね☺
という訳で、
私が整理した「自分の不安に対する対策」を書いてみます。
・前日または始業式当日の自分の体調をみて、歩いて付き添うのが難しい場合は「車」にする
・車か歩きか、母親同伴か友達だけでいいか、その日にできるメニューから、子供が出来そうな事を選んで実行してもらう
・ずっと付き添いが無理でも、そのせいで娘が学校に行けなくても、それが今の我が家の事情だと受け入れる、自分を責めない
ということを導き出しました。
細かく分析せずに、ただ不安不安と思っていても、なかなか解決はしないし、前向きに前に進むのも難しい。
だから、今の時点で、
私が出来ること、
娘が出来ること、
を整理してみて、クロスするところから実践していくしかないですよね。
最終的な目標は何なのか、どういうプロセスが考えられるのか…なんて考えていると、けっこう冷静になれたりして、人と比べたり、悩んだりする時間も少なくなってきそうです。
ちなみに、人の気持ちは変わるもの、ということは忘れずに、目標はあくまでも現時点のこと。
やっぱやーめた!
なんて子供は言うかもしれないから、
そしたらまた、目標やプロセスを考え直したらいいですね。
感情の波に押し潰されずに、一度立ち止まって作戦を考えることは、実は急がば回れ!かもしれません。
ビジネスというと、金もうけって思いがちだけど、
円滑に人間関係を考えるってシーンも、この本の中では紹介されています。
意外と参考になるかもしれないですよ😊
ただ感情に振り回されていると辛いから…
少し違う考え方も取り入れてみたら、案外グッド👍
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ところで、この本は、2007年に出版されたので、少し古いのですが、
それでも本の中に
「リーダーシップスタイルが変わりつつある」
ってはっきり書いてありました。
昔に比べると、上意下達・指示命令型のステレオタイプ的なリーダーの人気がなくなっている
(p213より)
社会の変化を一番最初に取り入れるのは、やっぱりビジネスの世界でしょうね。
企業を発展させるとか、売上戦略、頑張らないと潰れてしまうものね。
そして、一番遅いのは、やっぱり学校なのかな~?
一つの学校に、何人の不登校がいても、トップがクビになることはないですよね。
陰湿なイジメがおきても、よくて減給とか??
ビジネスの世界と比べたら、責任が全然ないような、甘い気がしてしまいます。
家庭ではどうでしょうか?
家庭運営も、今は過渡期ですかね?
まだまだ昭和な父ちゃんがいたり、新しい価値観を受け入れている家族もあったり。
親の社会的な経験が、家庭内の考え方にも反映されるかもしれないですね。
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私は、昨日は休憩❗と決めていたので…
のんびり本を読んだりブログを書いていました。
回復力も個人差があるのかな。
やっぱり無理は禁物なんですね…💧
どうしても元気にならない~!