こんにちは😃
うさカンです。
我が家の子供は二人の女の子です。
二人とも、間違いなくHSC(ひといちばい敏感な子)だと思います。
長女には感覚過敏はほとんどなく、
次女は赤ちゃんの時からハッキリと感覚過敏があらわれていました。
なので、二人とも、同じなようで、同じでない。
そんな子育てになっています。
先日、長女の中学校に三人で行きました。
長女は起立性調節障害で、この気候で外を歩くのは厳しいため、いつも車で送り迎えしています。
カウンセラーの先生と娘が一時間過ごすために行っているので、私と次女は少し外出して戻ります。
夏休み明けで久しぶりに学校に行ったので、長女はかなり躊躇していました。
長女に関しては、体調のこともあるし、自分で行く、行かないは判断させています。
予約をキャンセルできるので、お休みすることもできるのですが、「行きたい」気持ちも大きいようで、諦めきれません。
じゃあ行けば?って思うけど、足取りは重たい。
ちょうど到着した時は休み時間で、生徒がたくさん外にいました。
車の中で、休み時間が終わるのを待つことにしました。
車の中での姉妹の会話。
こういうの嫌だね。
人がいっぱいいることに、恐怖を感じて、二人とも共感していました。
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その後、いろいろあって帰宅しましたが、
今回は長女にとって刺激が強すぎたと思いました。
だから、私は長女に、
学校行かなくてもいいんじゃない、と言おうと思いました。
でも、私は次女には学校に行って欲しいと思っています。
だから、どうしたらよいのか悩みました。
二人とも平等に育てたいけど、
一人は学校に行かなくていい、
もう一人は学校に行ったほうがいい
と思う。
一晩悩んで、翌朝子供たちと話し合いました。
長女は14才、次女は7才だけど、二人とも理解力のある子供です。
なので、私の考えをそのまま伝えることにしました。
二人に対して、違う対応をする理由。
① 同じように集団に対して怖いと思っても、
長女は病気(不安障害)、次女は感覚過敏。
病気の場合は、しっかり休んだほうがいい(刺激が強すぎる場合)。感覚過敏は少しずつ慣れる可能性があるから、休んで(離れて)しまうと怖さが増して、余計に行けなくなると思います。
② 長女の中学校の先生とは、付き合いが短いので、よく分からない。でも、小学校の先生方は、長女の時からの付き合いの先生もいるし、面談も重ねているので、信頼関係がある。
③ 長女は、あと半年で卒業だから、無理して行かなくても、自分に合う環境をもうすぐ選べる。やろうと思えば、自分で勉強できる。次女はまだ何も知らないし、自力で勉強もできない。
そんな感じで説明しました。
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二人が学校に行きたいと思ったら、環境を整えてあげるのは親の仕事かなって思います。
私が正直に話したことで、子供たちは理解したような気がします。
私は、なんでもかんでも無理矢理に学校に行かせようと思っているわけではない。
この子がこの環境で出来そうなことに、それぞれ挑戦させているつもりで、しっかり把握して判断しているつもりです。
二人の人生にとって、何をしたらお得なのか、人生の為になるのかを一生懸命考えています。
娘たちは、むやみに母が学校に行けと言っているわけではないことが、改めて分かったと思います。
それどころか、私が大丈夫って思わない時は、止めてくれるんだな、と信頼感が出来たと思います。
私が行ける、出来ると思った時は、安心して挑戦できるということです。
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そういう訳で、
平等な対応が出来ない時でも、どうしてそうなるかを説明したら、うまく伝わったという話でした。
我が家のHSCの場合は、きちんと説明してもらうと、飲み込めることが多いかな~と思います。
それに対して私は、
自分の脳内であれこれ考えて進めることが多いタイプなんです。
思ったことをストレートに発しないで、いったん受け止めていろいろ考える。
それは、あまりイライラしたり、感情をぶつけない、という意味ではいいのですが、
子供たちは母が何を考えているのか分からなくて怖いみたい😅
なので、意識してたまには伝えないとダメだな~って思っています。
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ちなみに、次女の感覚過敏は、
赤ちゃんの時から比べると、随分 過敏さがマイルドになってきました。
完全になくなるのかどうかは分かりませんが、できることは増えてきた気がします。
もともと好奇心は旺盛なので、なんとか楽しく満足な日を増やしていきたいな~と思っています。
学校に行けたら自分でも嬉しいようですが、
やっぱり疲れやすいみたい。
特に何か嫌なことがある訳じゃなくても、少しずつ、休み休みになりそうです。
長女の不安障害も、時間をかけて治っていくと思います。
最終的な選択は子供たちですが、
ハードルを下げるのは私の役目かな~。