こんにちは☺
うさカンです。
最近、私が実感していること、
それは、HSCの子供たちは練習がとても大切だということです。
小さな頃から様々な体験を繰り返すことにより、
敏感さがいっぱいあっても、だんだん大丈夫になっていくような気がします。
だから、今、小さなHSCちゃんを育てている方に、是非お伝えしたいな~と思いました。
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うちの子供はHSCの娘が二人。
二人とも、似ているようで、違うところもあります。
長女を育てはじめた頃、
私たち家族は、駅の近くに住んでいました。
近所にスーパーからパン屋さん、本屋、病院、写真屋さんなど、毎日お散歩変わりに出掛けていました。当時の私はペーパードライバーだったのですが、娘はよく歩く子だったので、日常にあまりベビーカーを使っていませんでした。
長女が3才少し前に引っ越しをしました。
長女は早生まれだったのと、引っ越しもあったので、幼稚園は2年保育と決めて、入園前の一年間は、育児サークルに入りました。
自主運営サークルで先生がいなかったので、いろんなお母さんが交代でリーダーになり、いろんな経験をさせてもらいました。
娘ははじめは子供たちの勢いに押されて、隠れるような感じでしたが、次第に友達が出来て、楽しめるようになりました。
お友達同士のお家にも行き来したし、いつも
ママと一緒にあちこち出掛けて、今考えると、
いい練習が出来たと思います。
幼稚園の年長で一度つまずき、小学校2年生でも立ち止まることはありましたが、それなりにとても楽しく順調に過ごしていたと思います。
何より、長女が入学した年は、東日本大震災の年で、計画停電や余震で怖い思いをしていましたが、私の心配をよそに、娘の登下校は嫌がることもありませんでした。
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次女のほうは、なかなかそういった練習が出来ませんでした。
次女が3才になった途端に長女が学校でのトラブルにより、なかなか学校に通えなくなってしまったのです。しかも体調が急に悪くなってしまい、週に何度も病院に通ったりしていました。
学校にも付き添って登校したり、毎日学校へ行けるか行けないか、さっぱり分からなくなりました。
長女をほっといて遊びに行くことも出来なかったので、次女はお友達と遊ぶことはほとんどありませんでした。
買い物も学校も病院も、体調の悪い長女は歩けないし、車移動で効率ばかり考えて、なんとかこなす…
そんな日々にただ一生懸命で、次女のことを考える余裕がありませんでした。
今、次女が外を歩くことを怖がるのは、やっぱり経験不足だな~と感じます。
風の中を歩くのに、飛ばされちゃうのが怖いと、手を離せません。
でも、いろんな風を経験して、
これくらいの風なら大丈夫とか、こういう天気の日は何を気をつけて歩いたらいいか感じる、とか。
肌でいろんな事を感じて、体験していくことが、安心につながり、一人で出来ることが増えていくのかな、と気がつきました。
何でも怖がる小さな子は、小さいうちは とても可愛いし、いつでも手をつないでくれて楽チンなのですが、
そういう子ほど、いろんな体験をして、丁寧に練習する必要があるんだな~と実感しています。
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今日は次女の小学校に歩いて行って来ました。
今ごろ歩く練習をしています😅
でも、全然手遅れではないと思います。
いろんな事を解説付けながら歩いていると、
娘にとっては、なるほど~👀の連続みたいです!
そういう娘を見ているのは、とても面白いし、親の喜びですね😊
成長スピードはゆっくりで、いろんなスタートが遅れている娘です。その分手がかかって大変だけど、小さな頃にきちんと育ててあげられなかったことを、一つずつ教えて、一緒に慣れていこうと思います。
HSCの子供たちは、敏感すぎて大変な事も多いですが、空気や状況を読むことが得意なので、練習すれば大丈夫な事もたくさんあると思います。
急いだり焦ったりすると、余計に怖くなっちゃうから、ゆっくり何度も練習するのが、結局は近道みたいな気がします。