usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

2020 教育改革

こんにちは☺
うさカンです。

今年は いよいよ2020年、
学校では様々な教育改革の準備が進められているようです。
英語やプログラミング、アクティブラーニング等、授業自体も変わりますし、それに伴い学校の様子も変わってくるかもしれない、と少し期待しています。

ブラック校則なども、だんだん変わる方向になってきました。
今までは、とにかく伝統は当たり前に守るもの、常識だったことが、あれ?なんか変じゃない?と気がつく人が増えてきたようです。
目の前にある常識と思ってきたことを、一度見直してみて、検討してみることは、大切だと思います。

日本で学校の制度が始まって、実はまだ日が浅く、その昔は寺子屋だったし、その前には学ぶことは上流階級。
誰でも学べる時代ではなかったんですよね。

でも、その時代のほうがよかったことも、いろいろあると思います。

改革というと、新しいことや外国のことを仕入れることに目が行きがちですが、きっと過去から学ぶこともあるはず❗

とにかく幅広く検討して、どんな子供にとっても過ごしやすい学校、魅力溢れる授業、多様性のある居場所になるように変わっていって欲しいな~と思っています。


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HSP! 自分のトリセツ 共感しすぎて日が暮れて

HSP! 自分のトリセツ 共感しすぎて日が暮れて

昨年の年末、やっと購入することが出来ました。
ずっと本屋さんで探していました。
(アナログでしょ!)


学校の居心地に違和感を感じる子供、
特別な理由なく学校に行きたくない、行けない子供の多くは、HSC (ひといちばい敏感な子)だと言われています。

私は今はHSP (ひといちばい敏感な人)だと感じているのですが、何故か子供の頃にはHSCだったなあ、と感じるような子供ではなかったように思ってきました。

だから、なんでかなあ?とずっと思っていたのですが、この本を読んで、やっと理由が分かった気がしました。

それは、私がHSCよりもHSS (刺激探求タイプ)の特性が強かったからのようです。

また、当時は私は先生のお手伝いをするのが楽しいと思うタイプの子供でした。
先生のお家に遊びに行ったこともありました。

だから、先生と仲良くなって、自分を理解してもらえている安心感、先生の助けをしている自分という自己肯定感があって、多少学校でいざこざがあっても、学校に通っていたのだと思います。

私はチビで少食でメガネで(当時はいじめられ要素)、運動が苦手、そんな子供だったのに学校が嫌じゃなかったのは、とてもラッキーでした。

今の学校は、情報管理が厳しいので、
私が過ごしたような先生との交流は難しいです。


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さて、この本は、
親子関係に悩む方には、是非読んでいただきたいと思います。
著者の幼少時代のご両親とのエピソードは、涙が出る切なさです。

「怒られ損の子が、ひとりでもなくなりますように」という願いの通り、子供との接し方を理解できるようになると思います。

また、私のように、
HSP (ひといちばい敏感な人)の気質を持ちながら、
HSS (刺激探求タイプ)の人が、どんな人なのか、

とても共感することが多くて、自分理解に役立ちました。

今、HSP関連の本はたくさん出ていますが、
この両方を併せ持つタイプの本は珍しいと思います。
空気を読むHSPにしては、そこまで慎重ではないし失敗を繰り返してしまう私。
全然いい子じゃないのは何故?の疑問が解決していきました。


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私は、上記のタイプで、
特に最近の私の特徴が分かりました。

私は空気を読んだり慎重な部分よりも、人の感情にとても敏感で、感じやすいのだと思います。

また感覚過敏は、けっこうあるほうだと思います。

出産して子育てするようになってから、
子供の感情が自分のことのように分かるし、共感するので、「子供が可哀想」と思うことが多々ありました。

特に娘が病気になったり、集団に入れなくなってからは、そう思うことが多くありました。

うちの子供たちは、絶対に先生や集団の悪口は言わず、全て自分が悪いと思って自分を責めてしまうような子供です。
だから、時には子供の代わりに私が誰かのことを責めるような発言をして、子供たちを慰めたりしました。
当事者に気持ちをぶつけるよりも、子供たちの気持ちに寄り添うほうが、子供たちも満足だったと思います。

子供たちは、可哀想な子ではないけど、
可哀想だと共感する気持ちを伝えて寄り添うこと、その都度、世間の常識なんて関係なく子供が求めている言葉を沢山かけてあげること、

そういうことができてきたのは、
私がHSPで、人の気持ちに共感しまくれる事がよかったんだと思っています。

でも、あまりにも子供たちの感情に寄り添いすぎて、最近では私のほうも疲れてしまったんだな、と感じることもあります。

それでも、私は子供の気持ちがよく分かる母親でいられて良かったなあ、と思うのです。
だから、この能力には感謝しています。

HSPでなければ、ここまで子供の気持ちが分からないんだ、と気づいたのは最近です。
説明すれば、誰でも分かることだと勘違いしていました。



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HSSの人は、好奇心があり、ついついいろんな事に挑戦したくなります。
お家でおとなしくしてればいいのに!ってこともあり💦💦

そして、「熱しやすく冷めやすい」って
この本に書いてあり、深く納得😅

私はほんと、このタイプで、好奇心があって
いろんな事に手を出すから、
集中力に欠けて失敗するんでしょうね。

今の病気にしても、
具合の悪い時は、本当に落ち込んで、
「もうブログなんて書けない…」

そんな気持ちになるのに、
体調が良い時間には、
もう次に何しようかな~なんて考えています。

浮き沈みの激しい最近の私。

こんな不思議な性格のHSP/HSSに興味のある方は、是非この本を読んでみて下さい。
HSPオンリーの人とは、また全然違う感覚が発見できますよ❗

また、子供たちの立場になってみると、
こういう子供たちは、絶対に親の共感が欲しいと思っています。

世間の枠を優先しないで、
何故子供の行動はこうなるのかな?
って知識があれば、

むやみに子供を傷つけずに子育てできると思いました。
毒親という言葉が流行っていますが、
まずは子供のタイプを知るところからかな?って思います。

今年はオリパライヤーに教育改革。
学校にも「いろんなタイプの子供が安心して過ごせる」ような、多様性を期待したいと思います!!