usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

教育格差

こんにちは☺
うさカンです!

昨日は、小学校の修了式でした。
私も付き添い登校して、無事に終えることができたのですが…

朝からいろいろあって思ったことがあったので、書いておきます。

まず、前日から歯が痛いと言ってた娘。
朝起きてみたら、歯茎まで腫れていました。
早起きできたけど、痛くて体調の良くない娘。
熱は36.9度。

普段の私なら、無理させずにお休みしてもいいよ、と言って歯医者に連れていくところですが、一年生最終日であることを考えると、「登校」という判断をしました。
私がついてるから、途中で無理だと思えば早退でもいいからね、と言って痛み止めを飲ませました。

とりあえず、二年生になる前に、少しでも学校経験ができたので、よかったかな、と思います。
本人、自分の席に座ってるだけだったけどね😄


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さて、コロナウイルスの件がなければ、これで話は終わりなんです。

でも、コロナのことを合わせて考えると、私の気持ちは複雑でした。
わざわざ頑張って登校しなくても、今の環境を考えると「学校へ行くことが正解なのか分からない」と思うのです。

だいたいの子供はマスクをしていたし、教室の窓は開いていて寒かったです🌀

式もテレビモニター越しだったし、できる限りの対策は取られていたと思います。
それでも、やっぱりもし感染者がいたら、きっと移るよね~と思ったし、春休みにおじいちゃんおばあちゃんに会えば、そのまま移す可能性もあると思うのです。

せっかく休校にしたのに、この1日で、市内で移し合うことにならなければいいなあ…と思ってしまいます。

子供の退屈も分かるけど、それより大切なことがある、と教えて、子供も国民の一人として協力する必要があるんだと教育していかなくていいのかなあ?という疑問です。

そういう風に考えると、昨日の私の判断は、学校の制度に縛られた判断なんですよね…。


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そこで私が考えたことは、
休校が無理なら、せめて自由登校にすればいいのに、ということです。

幼稚園の時には、自由登園というのが天候などの都合でありました。
親が責任を持って、自分の子供のことを考えて判断できるのは、とてもいいと思うんです。

その家庭家庭によって、事情が違うから、子供をどうするのか選べて決められたらいいんじゃないかなあ?と思いました。

我が家の場合、夫が都内まで毎日通勤しているし、なんとなくお友達を誘って遊ぶのも気が引けます。

もし、自分が感染源になったら、と思うと、容易には判断できないので、やめておこうか、と思うのです。

でも、人によっても、環境によっても考え方は違うと思うので…こういう判断って難しいですね。

そういうラインは、やっぱり専門家がきっちり判断してほしい。

本当に今、学校を休校解除しても大丈夫なのか、根拠を示してほしいです。

地域によって休校にするかどうか決めるのは、
「教育」を受けることに国内での格差にもなる気がするんですけど、地域差があってもいいのでしょうか?

こんなにのんびりした対策は日本だけのようですし、海外の情報を知ると、もっと厳しくしているから、なんか平和ぼけしてるような日本にいて大丈夫だろうか?と怖くなってしまいます。


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ここにきて、本当に日本は子供たちのことを学校に頼ってきてたんだな~ってわかります。

私も子供が不登校になって知ったのですが、
例えば子供の健康管理は、就学前は保健所で健診してたのが、学校がはじまると学校で、なんですよね。
内科健診をはじめとして、学校に行かないと健診を受けれなかったり、身長や体重などの推移も分からなくなってしまいます。

でも、実際に不登校になってみると、時間をかけて試行錯誤しながら、学校がなくても生活できるように工夫して、うまくなってきた気もします。

だから、我が家では、この休校期間もそれほど不自由なく、楽しく過ごすことが出来ました。

だけど、もちろん学校でしか体験できないこともあります。
それは、いろんな人との関わり。

そんな学校ならではのメリットも、子供たちみんなが格差のないように享受できるためには、学校はどんなスタンスで存在するべきなのか…

今までは、学校ありきだったから、
学校がないと困るから再開しましょう、ではなく、

もっと根本的に、「緊急事態に命を守ることを最優先に考えられる社会」と学校について、大人も子供も考えていけたらいいなあ~と思います。

それには、多様性!

いろんな人の意見を聞いて、議論する必要があると思います。