usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

自主休校を決めました

こんにちは。
うさカンです。

私が住む地域では、緊急事態宣言が発令されました。きっと1ヶ月学校は休校になるんじゃないかと思います。

でも、私はその前に、学校があれば自主休校しようと決めていました。
その経緯を書きたいと思います。


今週の月曜日、始業式だったので、登校しました。
私は次女の付き添いで、一緒に登校しました。
保護者は私しかいませんでした。

娘が一人で集団に入って行けたので、私は待機して観察していました。
詳しくは書きませんが、驚くことが多くて、がっかりしました。コロナ対策についてです。

一番驚いたことは、帰宅して配布された手紙を見たら、
明日から休校になるけれど、木曜日(9日)は登校日って書いてあったことです。
しかも、10時半~13時まで給食ありと書いてある😱!!

外出自粛、夜の飲食店も気をつけてと言われているのに、マスクを外して給食をみんなで食べるなんて、私の頭ではあり得ないと思って、驚きでした。

いったい誰がどういう責任で決めたんだろう…
って思って、これは娘を登校させられないと思いました。


*****

ちょっと話は変わりますが、
我が家の次女は、幼稚園年長の夏に、突然 心因性頻尿になってしまい、小学校一年生は入学式だけなんとか出席して、その後は五月雨登校でした。

私の病気も重なり、一年生は普通に通うことが出来ませんでした。

だから、今回、娘がすんなり集団に入って行ったのは、びっくりしました。
娘は、二年生になったから頑張ったんだそう。
あとで教えてくれました。
めっちゃ緊張する~って何度も言ってたのに、自分で決意したなんて、すごいと思いました。

そして終わってから、「楽しかった~!」って言っていました。

こんな状況だったので、本当はこの勢いで登校を続けたい気持ちはありました。
登校日は短縮なのに給食もあるなら、慣らし登校としては最高!いい練習になる!

コロナがなかったら、本当によかったのに…って思い、正直言って悩みました。


でも、やっぱり学校で観察してた私は、危険すぎると判断しました。

もし、ここで自主休校して、娘がまた学校に行けなくなることになったとしても、やっぱりこの環境では無理だよ。もしウイルスが入ってきたら、移し移される可能性は高いと判断するしかない感じでした。

この決断のせいで、再び娘が不登校や五月雨登校になったとしても、
「親がこの子の命を最優先に守りたい」と決めたことはわかってくれるような我が子だと思います。

大人になれば、この判断が正しくてもそうじゃなくても、感謝してくれると思います。
我が家には、そういう信頼関係ができています。


*****

我が家では、
長女に喘息があり、現在は起立性調節障害の療養中。絶対に感染させたくありません。
学校からウイルスを持ち込む可能性があるのは困ります。

また、昨日には、コロナウイルスがペットに移る可能性もあると新聞に書いてありました。
大切なうさぎのぷちも守らないと…。

もちろん、次女と私達夫婦だって、感染したくありません。

それから、夫が通勤しています。片道二時間かけて通勤しています。
万が一我が家が感染源になって登校した場合には、大切なお友達に移してしまう可能性もあり、そんなことは絶対にしたくありません。


きっと学校の先生方も、ものすごく準備して、気を使って頑張ってくださっていることと思います。
だから、それを無下にして欠席の連絡をするのは申し訳ない気持ちもします。
ただ、先生を信頼していない訳ではなく、対策に限界があると感じているだけです。

ですから、後々お互いに嫌な思いをしないように配慮した連絡の伝え方をしないとなりません。

でも、もしかしたら先生の中にも、学校再開に反対の意見の方もいらっしゃると思います。
個人個人で決定できず、教育委員会の指示に従うしかない先生もいらっしゃるでしょう。
子供たちをほっといて、自分(先生)だけ勝手に休めないですもんね。

もし、我が家が自主休校にしたら、
それだけ教室内の子供の密度が低くなります。
そういう判断ができる家庭が増えたら、学校も先生も少しやり易くなるかもしれません。

家庭によって、医療従事者やその他の休めない仕事、家庭で留守番できない子供などを支えるためにも、自主休校できる人が自粛すれば、今頑張って働いてくださる方へのエールになるんじゃないかと私は思いました。

本当に必要な人だけがサービスを受ければいいんじゃないのか、そのほうが子供たちの感染リスクも多少はセーブできるんじゃないか、また我が家がそれに貢献できるんじゃないか。


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こんな感じで、
いろんな事を考えて、私の心は決まりました。

そして、トイレに入ってみたら、次女が作った張り紙がありました。
読んでみたら、とてもわかりやすい❗

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七歳の子供でも、十分わかっていることが、なぜ大人(教育委員会)が決断できないのか…💧

危険、怖いと思っている親は、よく考える必要があると思いました。
子供が、「なんでうちだけ登校できないの?」と聞いてきたら、とても切ないのですが、
親が子供を守りたい気持ちを堂々と説明して子供にわかってもらい、社会でも受け入れて欲しい決断だと思います。

さて、我が家の地域では、宣言が出ましたから、これからどうなるのでしょうか。
まだ正式な休校やこの先の予定のお知らせは来ていません。



もし、すでに自主休校を決めて、おうちで過ごす方の中には、「これでよかったんだろうか」と悩む方もいらっしゃると思います。

私は、始業式に子供を出席させてしまったので、これから2週間、毎日心配すぎる日々を過ごすことになりました。
子供の検温の度に怖いし、子供が元気に過ごしているか、ドキドキしながら見守っています。

どちらに決断しても、綱渡りのような心細さです。
この決断が差別につながることがないように願っています。