usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

HSCの娘は過去を大切にしている

こんにちは☺
うさカンです☀
いい天気😊🎵


昨日、起きた我が家の小さな事件(?)をご紹介します。ゲームのマイクラの話からなので、意味が分からないかもしれませんが、まあ聞いてください。
(私、マイクラに詳しくないので、たぶん説明下手です😅)


昨日の夜、勉強を終えて楽しくマイクラしてた姉妹でした。ところが突然トラブル発生❗
重たくなりすぎて、switchの操作が出来なくなってしまったのです。

そこから次女が大泣きになり、「なんのこっちゃ?」と思って、ゆっくり話を聞いてみました。
どうしても涙がポロポロ止まらなくて、鼻が詰まってしゃべれない、呼吸が出来ないというので、お風呂に移動して、シャワーを浴びながら、鼻が通ってきて、やっと落ち着いてきました😄

その説明によると、
娘が、データが重くなるとは知らずに作った装置が、結果的にはもう動かない状態になってしまったから、そのワールドを全部消さないとswitchが壊れちゃう!ってことでした。

娘はそれは仕方がないと納得しているものの、そのワールドは神ワールド(なんかいいワールドだったらしい)だし、せっかく今までコツコツ作ってきたものを消すと思うと涙が止まらないってことでした。

この作った装置に関してもいろいろあって、ちゃんと確認すればよかった…と言っています。


そして、詳しいことが分からない私にも分かるように丁寧に教えてくれた話によると、一番最初に作ったワールドは、自分で初めてマイクラをやったから、試行錯誤しすぎてデータが膨大になってしまったそう。
猫が可愛すぎて増やし過ぎたから、このワールドはもう開けないくらい重たく、なにも出来ない、放置して保存しているそう。

だけど、一番最初に自分が頑張った思い出がいっぱいすぎて、消せないんだそうです。

話していると、今まで娘が少しずつ挑戦してやり方を獲得してきた歴史がわかって、
「よく頑張ったんだな~」と胸がいっぱいになりました。

次女は、今まで大きいお姉ちゃんがいるから、なんでもお姉ちゃんの真似をしたり教えてもらいながら育ってきたけど、マイクラに関しては、自分がやりたいと思い、自分のお小遣いで買いました。
何も知らないところから、自分で調べたりいろいろやってみて覚えてきました。
こういう経験は、次女にとっては初めてのことでした。

そして、私はそんなことを全く知らなかったので、なんか感動してしまいました。


*****


それにしても、次女は本当に過去を大切にする人なんだな~と実感しました。

自分の思い出、やってきたことがとても大切。そしてゲームに限らず、おもちゃやぬいぐるみ、自分が作った工作や書いた紙(お手紙やらメモやら絵など)、いろんな物全てに愛着があり、大切で大切で、処分できないのです。

新しい物を買って買ってとねだることは一切ないけど、今あるものは、お姉ちゃんのお下がりを含めて大切にしています。

一つでもなくなったら、涙がポロポロ出てきちゃうくらい、愛着が深いのです。


*****

HSC (ひといちばい敏感な子)の特徴として、この感情が深いということがあります。

感受性が強く、豊かな想像力があります。

それは日常生活において、ちょっと困ってしまうこともあります。

過去を清算出来なかったり、簡単に感情の整理が出来なかったり…

でも、裏を返せば、それはとても優しくて悲しみや喜びを他の子よりもたくさん深く感じる、人生がとても豊かだということにもなるんです。

娘の場合、新しいものが周りになくても、自分の大切にしてきた物や思い出を毎日抱きしめて暮らしているようなもの😊

だから、ときには自分自身のデータがいっぱいいっぱいになってしまって、重たすぎて動けなくなってしまうこともあるんでしょうね。


*****

そして、実は私自身も、娘と同じような特徴があるのかもしれないって思います。

私は物や思い出に関してはそれほど大切に思うタイプではないのですが、子供たちの感情に対しては、自分のことのように深く感じるタイプなんです。

娘の一言に深く共感したり、一緒に悲しくなったり喜んだり、娘の深い気持ちがわかったり。

それは、やっぱり感受性が強いということなんだと思います。

それで、子供たちには振り回されている、とも言えるし、でも、いろんな気持ちを感じることが出来て、子育てに豊かで深い喜びを感じることが出来るとも言えるのかもしれません。

だから、ちっとも飽きずに、時には楽しみ、時には泣いたり…という勝手にドラマチックな生活です😄💦


でも、私は娘のそんなところは「長所」ととらえたい❗

優しくて思いやりがあり、本当に可愛い子供たちです。
たまには深く自分を責めたり、細かいことに くよくよして、自分でもめんどくさいと思って生きずらさを感じているかもしれませんが。


昨日の夜は、娘が、さだまさしさんの曲を聴きながら、外を見て たそがれていました。
「渋いなあ~」と思って、思わず笑ってしまった😁

この間テレビで偶然見て、この曲が気に入ったんだそうです。

8才で、この曲が素敵って思うなんて、やっぱり感受性が強いと思うわ。


いのちの理由(PV)/さだまさし