こんにちは😀
うさカンです。
昨日は教育委員会の方とお話する機会がありました。
私は、今の我が家の子供たちの状況が、落ち着いていてとてもいいと思っています。
不登校の子供に、様々な選択肢があって、
フリースクールやいろんな居場所、ホームスクールなど、学校以外の居場所が増えてきて、そういう場所でも子供たちは成長出来ると思っています。
でも…
教育委員会の方が、学校が嫌なら他の居場所でもいいと思っているだけでは困ると思います。
そのことを、話し合いました。
私は昨年、手術をしたあと、子供の登校に付き添う力がなくなってしまいました。
子供が自分で登校出来なかったので、子供の意思には関係なく、しばらく欠席していました。
自分が具合が悪くて寝ている間、
子供にご飯を作れなくて、ふりかけごはんとか卵かけごはんだった時、
私は情けなくなっていました。
子供が毎日学校に行ければ、給食食べて栄養取れるのに。
また、1日中元気な子供を家に閉じ込めて、勉強も教えられないし、
どこにも連れて行けない…
子供を虐待してるような気分になってしまいました。
そんな私の経験から、
学校は教育だけじゃなくて福祉的な意味もあるんだよね、と思いました。
そういうことを伝えたら、教育委員会の方も同じように感じることがあるようで、一緒にどうしたらよいのか話し合ってくれました。
それで思ったのは、
ただ学校に合わない子供を学校以外の場所に行かせるルートを作るだけではなく、学校自体がいろんな子供を受け入れられる場所となるよう、もう一度変わる必要があるということです。
どうして学校が無理な子供が、フリースクールなら行けるのかな?と研究することです。
今の学校のダメなところ、不登校が増えてしまう原因を追及して変わることです。
子供は、きっと学校が楽しければ行くでしょう。
いろんなタイプに合う子供の居場所になるよう、
学校にもっと多様性がなければ、いろんな子供を救えない。
世の中には、シングルピアレントや貧困問題など、
不登校どころじゃない親もいます。
でも子供は親や家族の環境は選べないので、どの子にも希望の教育環境を与えて欲しいのです。
我が家の今の環境は、
夫と私が元気だから成り立っているけど、
これが壊れたら、子供はまた前の生活に戻ってしまいます。
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私のように、高齢出産だと、子供が不登校になった時の負担が随分違ってきます。
母親の年齢が上がれば、病気も増えてくるし更年期もやってきます。
その時に、子供が普通に学校に登校していれば問題ないことも、不登校となると課題がいろいろ出てきてしまいます。もちろんそれは、子供が悪い訳でも、親が悪い訳でもありません。
これからは、高齢出産がますます可能になると思います。出産出来ても、そのあとの子育てに若いお母さんと同じことを求められたら、苦しいこともあると思います。
そのへんのフォローも検討してほしいとお願いしました。
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ICTについても話しました。
みんな一斉にICTに移行出来なくても、
選択肢としてあることは必要だと思います。
今の時代だからこそ、もうそういう時代でしょう。
お金をかけなくても学べる環境があり、
選択肢としてお金をかけることも出来る。
誰でも学校に行くことが出来て、違う道も選べる。
そこを目指して、
頑張ってほしいと伝えました。
学校に行かなくてもICT等で勉強出来るなら、
その子の存在を認められたようで嬉しいです。
もちろん、すぐにいろんな事が変わるのは無理だけど。
でも、長女の頃から比べたら、少しずつ変わってきてることも感じています。
だからこそ、諦めずに学校の多様化、
いろんな子供に合う学校作りを進めて欲しいと思います。
全国に先がけてやるつもりで頑張ってほしいと伝えました。
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今の私に出来ることは、
そんな声を上げていくこと。
本当に苦しい時には、声を上げることも出来なかったので。
だから、きっと今も声を出せずに苦しんでいる不登校家庭があるかもしれない、
いろいろ経験してきた私だから感じることを、そのまま伝えたい!と思いました。
話を聞く時間をとってくださり、感謝です。
学校に変わって欲しいけど、
理想の学校になるには、まだまだ時間がかかるのも分かります。
今は子供を無理矢理学校に押し込むのではなく、
子供の安心して過ごせる居場所として機能しているか判断して、
その子なりの安心な居場所を学校の外に見つけてあげることも必要だと思います。
いろんな支援が欲しいですね。
今は過渡期ですね。
というわけで、
私は、「本当は学校に行きたい!」という子供たちが、安心安全・楽しく登校できる学校作りを目標に、
私にできることはなんだろう?と考えて、行動し続けていきたいと思います☺️