usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

病気や障害の受け入れ方

こんにちは!
うさカンです。

家族に病気や障害の人がいたり、そうかもしれないと思う時、どのように対応したらいいのでしょうか。

私は、長女が数年、起立性調節障害だと分からないまま過ごしました。
原因が分からない体調不良で、はじめの頃は頑張って自律神経や睡眠リズムを整えようと思ったのですが、私も娘もどう頑張ってもお医者さんや学校の先生の言うように出来ません。

それで、私が甘やかすからうまくいかないんだ、と言われたけど、「でもなんか違う…」と思って、

娘が体調が辛いのに、怠けだとか頑張りが足りないと言われてメンタルも傷ついているのに、親が甘えさせてあげなくてどうする!と思って、できるだけ優しく対応してきました。

結局、3年半経ってようやく病気だったと分かった時には、やっぱりこの子が悪いわけじゃなかった、とホッとしました。


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病気や障害の名前があるかないかで、親の対応は変わってくるかもしれません。
この子が悪いわけではなく、症状とか特性で出来ないんだと学べば、受け入れやすくなるかもしれません。
でも、基本は、「この子の今の状態」が全てです。
理由は分からなくても、出来ない事実はそこにあるわけです。
そして、診断があってもなくても、本人は変わらないわけです。

もちろん、適切な治療や療育を受けたら変わってくるかもしれませんが、根本的にある困りごとは、診断を受けてすぐになくなるわけではありません。
ずっと付き合っていかなきゃいけないことです。

その為に、本人が甘えやワガママで出来ないわけではないかもしれない、と情報として知っておいて、「もしかしたらそうなのかな」と、少し丁寧に接する必要があると思います。


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私が数年かけて実感してきたことと、全く同じようなことを書いている記事がありました。

当事者の方が、こんなに分かりやすく説明してくれて、いろんな方に読んでほしくなりました。


headlines.yahoo.co.jp

ここに書いてあるように、優秀なマネージャーさんが側にいて支えたら、その人本来の能力を発揮できるんですよね。

だから、私もそんな風に、娘が出来ないことをサポートするマネージャーのようになれたらいいな、と思いました。

なかなか親子だとぶつかってしまうこともあるかもしれないけれど、でも本人が困っていて、一番ちゃんとやりたいと思っているんだ、と分かると、助けてあげたくなりますね。

そういう気持ちになれたら、きっと当事者も社会から否定されずに生きていけるかな、と思いました。