usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

冬休みの宿題で、またバトル

こんにちは☺️
うさカンです。

冬休みが終わりました。
我が家の次女は、なんとか宿題を終えることが出来ました。

冬休みの宿題って独特ですね。
娘が毎年苦労するのが、「今年の目標」です。

学校の宿題なので、一応、勉強頑張る系とか、運動生活面頑張るぞ、とか、そんなことを期待されていると思います。

少なくともゲーム頑張ります!とかはいい目標ではないと思われますよね😅

でも、うちの頑固でこだわり娘は、この目標を決めるのが、まあ大変💧
毎年大泣きになります。

私から見れば、二年生なので、

掛け算九九頑張るとか、漢字頑張るとかが無難でいいじゃない?と思うのですが、

娘は、「ハムスターを可愛がる」が目標だと言います。

そんなの頑張らなくてもできるのでは?と思って、
せめてもう少し言葉を足そうよ〜と言いました。

今年はハムスターを飼えるように頑張ります、とか、
ハムスターのお世話を頑張ります、とか、
ハムスターをいっぱい可愛がって懐かれるように頑張ります、とか。

でも、どれも娘は気に入らないので、めっちゃ怒ってます😖

それなら、目標は自分で決めてよ!
もうこの際なんでもいいし。

と私が言うと、
私は目標はママが考えてって私が決めたの!
自分でそう決めたから、考えてよ!

と怒っています。

いやいや、目標って自分で決めるんだよ、
だから〜、自分で「ママ考えて」って決めたじゃん!

と、また訳の分からない言い争いになってきました。

どうせ私がアイデアやアドバイスしても、絶対却下して聞かないんだから、もうママは協力しない!

と、私もカッカとしてきます…

娘は、学校に出す目標は、
「ハムスターを可愛がる」でいいの!
でも、それじゃあ3日で終わっちゃうから、裏目標を作らなきゃなのー!
と言う。

そんなこんなで、訳わからんことを、大人のような言葉使いで言ってくるので、思わず笑ってしまいました💦

それで、
「とにかく、裏目標なんていいから、宿題を書きなさい!書かないなら書かないでもいいよ!好きにして!」
と強制終了させました。

結局、娘は「ハムスターを可愛がる」と書いて、
裏目標のことも忘れてしまって終わりました。

このバトルなんだったんだ…
そして、こんな目標でいいのだろうか…

先生、分かってくれるかなあ。


毎年毎年、出来ない目標は作りたくない、でも自分が納得する素敵な目標を作りたい!とこだわる娘。

もう少し、要領よくやってくれないかなあ…と思うけれども、本人は大真面目だからなあ。



*****

次は漢字のプリントの話です。

復習の漢字プリント、あんまり覚えていないようなので、娘が噴火しなさそうな私なりのルールで、

分からない漢字はドリルを見ていい

ことにしました。

見ながらでも、何度も書いてるうちに覚えるようなので、娘にはそちらのやり方が合っているよう。

学校のやり方だと、漢字練習ノートに何度か書いて覚えて、そしてテストで力試しをします。

でも、完璧にやりたい娘は、テストは向いていない。テストで出来ないことに直面すると、もう大泣きで大変なのです。

だから、家庭学習ではしばらくテスト無しでいこう。そのうち出来るようになるだろう…

まだ勉強のコツ、勉強とはなんぞやってことが分かっていない。

いくら説明しても、自分が納得しない限り、この子には無理だわ。

そう思っています。


こんな難しい娘、
たぶん頭はいいので、言うことはかなり高度です。
まだ二年生なのに、思春期の子とバトルしてるみたい。私が言い返せないくらいのことを言ってきます。

これを先生が体験したらお手上げだろうな〜と思うほどの癇癪っぷり。
どう考えても、学校の集団の中で対応してもらうのは無理だろう。

でも実際には、娘は外ではそんな自分を出しません。空気を読んでただ我慢するだけです。

だからこそ、学校で自分らしくいられなくて、辛いんだと思います。

我慢が体の症状として出てしまったんだと思います。
良く言えば、しっかりした子、自分の意見がハッキリしてる子は、日本の社会には合いません。
しかも、ありのままの自分を出せないから辛いのです。(ありのまま出されても困るんだけどね)

そして私の今感じてることは、

「この子じゃ、学校には合わないよな〜」ということです。


*****

昔、長女が病院に通っていたころ、ドクターに言われた言葉があります。

それは、起立性調節障害を治すというよりも、
この子のひといちばい敏感な特性を認識して受け入れて、自分がどう生きていくかを学ぶ必要がある、ということでした。

私も、そうだと思います。

HSCは、15~20%しかいないとすれば、
やっぱり自分は周りと何か違う、生きづらさを感じるでしょう。

それを、うまく受け入れて、自分とうまく折り合いをつけていけたら、生き方上手になるでしょう。

敏感な特性は、基本的には変わらないと思います。
でも、その理由や対処法が分かれば、辛くなくなってくるでしょう。

次女に関しても、
今は学校のやり方に合わせるのは、なかなか難しいことだけど、だんだん自分のことが分かってきてコントロールできる年齢になれば、自分なりに進めると思うのです。

その時に、小学校(または中学校)に行くのか、それともこのまま少人数のクラスにいるのか、フリースクールや塾などで学ぶのか…

自分に合うような集団(居場所)を見つけて、自分を殺しすぎず、でもある程度合わせることもできるように成長していけると思います。

今はそのための修行の期間なのかな?と思って、あと数年育てていこうと思います。
(親にとっても忍耐の修行です😅)

今はタブレット学習などもあります。勉強だけならそれもいいと思うのですが、人間関係を学ぶには、こうやって親子でのバトルも時には交えながら、スキルを習得していくことも大切かなあ〜と思っています。

みんなと同じように宿題を頑張りたい娘、心身は今はとても元気なので、いつか希望通りに成長できるように、サポートしていきたいと思います!!

こんな娘でも、きっと成長する力がある。
人生は長いんだから大丈夫、大丈夫!そのうちなんとかなるだろう〜と思ってる私。
そして担任の先生も同じように考えてくださってるようなので、温かく見守ってくださり感謝です。