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我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

腹腔鏡手術の傷跡

こんにちは!
うさカンです。
私は2019年の夏に、子宮筋腫の手術をして、子宮と卵管を摘出しました。方法は腹腔鏡手術でした。

腹腔鏡手術は、おへそとお腹に3ヶ所穴をあけて、そこから手術するらしいです。

それで傷跡は、しばらくテープを貼っていたのですが、自然に取れてあとはそのままでした。

手術から1年半経って、ふと気付いたら、傷跡がほとんど消えていました。薄いシミみたいになってるけど、手術跡とは分からないと思います。


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もし開腹手術していたら、こんなにきれいに傷はなくならないでしょう。

その自分のお腹を見て、傷が小さい腹腔鏡手術は、技術が必要で怖かったけど、人気の秘密なんだな〜と思いました。


ところで、小さい傷だとほとんど治るものだと知って、あれ?これは心の傷と一緒じゃないか?と思いました。

我が家の長女は、小学校5年生から体調が悪くなりましたが、それでも行ける日は頑張って登校していました。学年の最後のほうには、週に1度、1時間だけ登校していました。
その時は、娘が自分から学校に行くと言ったので、車で送っていっていました。
でも、行くときはだいたい腹痛とか頭痛があるのです。それでも私が無理矢理行けと言ってるわけではなく、自分で決めていました。


そのことを当時のドクターに話したら、
それは親のために登校すると言ってるんじゃないか?と言われました。

登校すれば、親が安心したり喜ぶだろうと、顔色を見て、最低限週に一度くらいは…と子供が思っている、と言うのです。

これには私はびっくりしました。
本人の口から行くっていうから、私は連れて行ってるつもりでした。

今となっては真意は分かりません。
娘は昔の記憶がほとんどないようなんです。
自分の心を守るために、昔のことは抹消しているのだと思います。


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心の傷というのは見えないから、擦り傷なのか、流血してるのか分かりにくいです。

でも、きっと傷が小さいほど、きれいに治るんだと思います。
頑張りすぎて、傷口が大きくなってしまうと、傷跡は消えないし、痛みも残るかもしれません。


我が家の次女の場合は、途中から幼稚園に登校できなくなって、その時はかなりメンタルも落ち込んでいました。
でも、頑張りすぎずに、潔く不登園を決めたおかげで、きれいに傷が治ってしまったようです。

今、いろいろと大変なこともあるけど、次女の心が元気になってよかったと思っています。



もちろん、大きな傷口を持っていても、前向きに幸せを掴んでいる人もいると思うけど、
できることなら傷は小さくできるといいなって思いました。