usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

起立性調節障害と高校進学

こんにちは!
うさカンです。

我が家の長女は小学校5年生から起立性調節障害で、学校に通うことが出来なくなりました。
昨年、中学校を卒業しましたが、進学はしませんでした。
入試のために、あれこれ準備はしたけれど、結局、体がついていけませんでした。
挑戦して難しかったんだから仕方ないと思います。

娘は、せっかく小学校のときに勉強したのに忘れちゃったからもったいない、思い出したいと言っています。
起立性のせいで頭の血流が悪くて忘れっぽいという症状と、嫌な過去を抹消したいという脳の機能と、使っていなくて忘れちゃったというような、どれかの理由だと思います。

いつか思い出せるといいね。


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現代は、高校の進学率はとても高くて、進学するのが当たり前だと考えられていると思います。

動物園へ行っても、水族館へ行っても、
料金表示は「高校生」。
大人ではないから、大人料金じゃないし、高校生料金を払いますが、そう言われることは少し違和感です。
高校に進学していない子の存在を否定されてるみたい。

いろんな理由があって、進学出来ない、進学しない子もいます。


起立性調節障害の子も、ほとんど進学する人が多いと思います。

うちの子を見ていると、
もし規則正しい用事(登校など)があれば、嫌でも睡眠リズムがずれていかないのではないか?と思うこともあります。

うちの中で、のびのびできるのはいいけど、何時に起きても寝ても自由すぎてリズムが整わないのではないか?と考えたくなります。

でも、高校に無事進学しても、どうしても体調がうまくいかなくて、退学、転校になってしまう子もいます。
ちょうどいい負荷というのは難しくて、プレッシャーになってしまったり、うまくいかないこともあると聞いています。

学校にいい理解があると、頑張れる子もいますが、入学してみないと自分に合うかどうか分からないこともあると思います。

だから、進学したから起立性調節障害が治るとも言えないし、自宅で療養がいいのかどうかも分かりません。

結局は、本人がどう過ごしたいかを体調と相談しながら決めていくしかないのかな〜と思います。

起立性の子でも、1日なら超頑張ることが出来ます。
気合いで睡眠リズムを戻した長女のように。

usagi-company-lab.hatenablog.com


しかし、それが毎日毎日のこととなると、とても難しくなってしまいます。

よく、1日頑張ったら2週間休まないと回復出来ないと聞きますが、ほんとにパワーを集中して発揮するしかないんですよね。(そして十分休む)

そう考えると、進学も、普通の学校では難しい子も多いかもしれません。

高校は単位を取らないと退学になってしまうので、本人にやる気があるだけでは追いつけないこともあるようです。

最近は、起立性調節障害も知られるようになってきて、対応できる学校もあるようです。

行きたいと思う学校があったら挑戦してみるのもいいと思いますし、

自宅でできることを探してみたり、ゆっくり休んで体調が整ってからスタートするのも手だと思います。

今の病態を自分で変えるのが難しい場合、環境を整えて、自分なりの生活ができるといいなあと思います。

応援してるよ〜!!