usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

子供の背中を押すとき

こんにちは!
うさカンです。

いよいよ年度末になりました。
我が家の子供は地域の小学校には通わず、自分なりに過ごしています。今年度をどう終えて、来年度はどうなるかな?

今週は少人数のクラスはどうしようかな、と思っていました。今年はまだ一度も通っていなくて、今週も行かない感じです。
安心できる場所ではあるものの、同じくらいの子供がいなくて、真面目な雰囲気で、たぶん緊張するんだと思います。
みんなお姉さんお兄さんが優しくしてくれるけど、とにかくコロナ対策で密にならない活動は、交流もほとんどなく、楽しくないんだと思います。
私もそういうことが理解できるから、今は無理に通わなくてもいいかな、と思っています。


だけど、娘にしばらく刺激がないのも、なんか退屈だな〜と思っています。
登校に間があけばあくほど、行きにくくなってしまいます。
嫌な場所ではないので、このまま行けなくなるのも残念かなあ、と思いました。

それで、背中を押すことにしました。


*****

不登校の子供には、いろんな理由があって、なかなかすんなり出来ないことが多いです。
すごく繊細なんだと思います。

そんな子供を無理矢理動かすのは良くないとは思いますが、背中を押すタイミングもある!と私は考えています。

それは、子供の状態が心身ともに元気なことと、そこに行くことが子供にとって利益があると思われる時です。
あくまでも親の価値観や自己満足ではなく、子供にとっての意味が大切だと思います。

まあ、大抵の親は、子供の為を思っているんですけどね。でも、子供がそれを望んでいなければ、意味ないんですよね。難しい〜。

で、今回、私が考えたのは、
せっかくの娘の居場所、ずっとこのまま行けないとなると、そこが良いところなのかどうかも分からぬままフェードアウトになっちゃうねえ、と思いました。

まあ、それはそれでいいのだけど、娘は元気だし、行けるなら行ってみようかと思ったんです。

ちょうど今週は月末なので、翌月の予定のお手紙をもらう日です。

「お手紙だけもらいに行こう!」

と言いました。
先月は私だけがお手紙をもらいに行ったので、娘は今月も行きたくないと言いました。

でも私は、
「自分のことなんだから、自分でやらなきゃ駄目だよ。嫌ならやめちゃえば?」
と言いました。

そのあともグズグズ言ってたけど、私が当然一緒に行くモードを変えなかったので、

「じゃあ一秒だけね…」と言って、なんとか出発しました。


*****

先生はもちろん、お手紙を取りに来ただけでも、静かに、「久しぶり、会いたかったよ!」と言ってくださいました。

そして、娘も久しぶりに教室の雰囲気を見ることが出来ました。
これをベースにまた来月どうするか、娘が判断できると思います。

娘はいつも終わったあとは鼻歌&スキップです。

頑張って出来たことが嬉しいのです。

私はそれを知っているから、背中を押して挑戦させるのです。

でも、これにはタイミングを見定める技術(?)が必要で、子供をよーく観察して、

「今ならできる」って時を見つけるしかありません。

出来るか出来ないか分からないくらいだと、親が無理矢理連れて行くだけの構図になってしまいます。

また一度出来たからといって、そのまま続くとは限りません。

今日の経験から、やっぱりやめるって選択だってありえます。


*****

帰りにスーパーに寄って、ご褒美にお菓子を買いました。
出来ない時は、ご褒美があったって動きません。いくら背中を押しても動けません。

うさぎのぷちには人参をお土産に、
長女にはチョコレートをお土産に、

あっという間に帰ってきました。

それでも、「出来た!頑張った!」という経験は貴重です。

↓長女に買ったチョコレート、効果あるかな?
少し長く続けて眠れたようです。
でも、目覚めはスッキリじゃないよ、と言っています。
しばらく続けてみるようです。チョコレートなら手軽♪

ちなみに、次女のお菓子は30円の駄菓子(フルーツの森)でした。もっと買ってもいいよ、と言ったけど、
「もういい」って💦
欲がない次女さんです。
(まあ本人が満足してるんだから、いいのだけど😅)

そして、この日の午後のお話は明日に続きます。