usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

HSCと新学期

おはようございます。
うさカンです。

もうすぐ新学期ですね。
我が家の娘は、今年度も少人数の学校に行くつもりのようです。新学期のプレッシャーはなさそうです。


ところで、新学期というと、不登校気味の親は、初日から登校できるかどうか、ハラハラしてることと思います。どう対応したら行けるのかしら…と。なので、私の今までの経験を元に、新学期の親の対応について書いていきたいと思います。


大人は、これまでの経験から、新学期の初日に登校しないと、どんどん行きづらくなると思って、まずは初日だけは頑張って行かせなきゃ!と思う人が多いのではないでしょうか。

でも、普通に登校できる子供には、「ワクワク」と「ドキドキ」があると思うんです。
誰でも新学期はドキドキします。どんな先生かな、誰と同じクラスになれるかな、と。

そこに、「ワクワク」もあったら、自分でどんな先生か、どんなクラスメートか確かめたくて、学校に行く気になると思います。

でも、「ワクワク」がないと、なかなか厳しいかなと思います。

そこをよく見極めるのが、親の役目かな〜と思います。


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初日に登校出来なくても、あぁ、今年一年も駄目だ〜!と落ち込んでしまわないでください。

そんなことはありません。チャンスは何度でもやってくるものです。

心が準備できたら。

そして、それを子供に伝えてあげてほしいと思います。

HSCの子供は、新学期に学校に行くと親が喜ぶことを知っているので、力がなくても頑張ろうとする。
学校に行かなかったら、自分は親から認められないんじゃないか、愛情がなくなってしまうんじゃないか…と不安です。

だから、親は、学校に行っても行かなくても愛情は変わらないと伝える必要があります。

そうすると、家庭が安心できる居場所になります。
安心できる居場所がないと、自分の殻に閉じこもったり、自分の部屋に引きこもることになってしまいます。

安心できる居場所がないということは、自分の存在が危うくなって、自己肯定感が育ちません。
そうなると、いつまで経っても自分に自信がなくて動き出すことが出来ません。

親が子供の安心感と自己肯定感を満杯にしてあげることが、次のステップにつながります。


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子供に「ワクワク」があるくらい元気があれば、頑張れるようになります。
残念ながら、その先が学校に向かないこともあります。学校は画一的だったり安心できる居場所としてHSCを迎える感じじゃない場合もあるからです。


子供のほうから、「頑張ってみようかな」という言葉が出るくらいじゃないと、途中で「ヘトヘト」に息切れしてしまうと思います。
そうなっても、もちろんいいのですが、子供が自分の道を自分で選べるほうが、納得感があると思います。

親がいくら頑張っても、結局は子供次第なんですよね。子供のエネルギーがどれだけあるか?そこが鍵だと思います。

HSCの子供は様々なことに敏感です。どう頑張っても鈍感にはなれません。敏感に刺激を感じるからこその、喜びや苦しみがあって疲れるのです。

でも、HSCだから学校に行けないとは限りません。子供にパワーがたまっていて、環境が合っていれば、「ワクワク」を感じることができると思います。

そのタイミングは新学期とは限りません。

だから、まずはどちらに転んでも安心させてあげましょう。

新学期の初日に行けたら、一年間大丈夫って訳ではありません。初日に行けないからって一年間駄目な訳でもありません。

自分のペースで徐々に慣れる日が来るでしょう。
あまり深刻にならずに、「大丈夫だよ〜」と言って、ナデナデしてあげよう!

もちろん、元気なHSCさんも「ドキドキ」してると思います。そこに「ワクワク」があれば、少し背中を押して「大丈夫だよ〜」ってナデナデしてあげよう!

どちらにしても、家はありのままの自分でいて、そのまま受け入れられる場所であれば、子供は安心して頑張ることができます。


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明け方に目が覚めてしまい、この記事を書いていました。

隣で娘がケタケタ笑っていました。どんな夢を見ているのかしら…😴

我が家も、過去の記事で書いてきたように、いろいろありました。
できれば、すんなり(勝手に)学校に行ってくれたら、親はなんて楽ちんなんでしょう。思うようにならないことばかり。
もちろん、そういう気持ちはありつつも、
子供には子供のタイプと人生があり、親の価値観とは違って当たり前なんですね。違う人間ですから。

とはいえ、人間は、パワーがたまると退屈で動き出すのは、誰でも同じようです。

だから、それを信じて子育て頑張りましょう!!

私も、娘が選ぶ生活の中から、一つでも楽しみを見つけて、また一年過ごしたいと思います。

きっと振り返ったら、子育ての期間は短くて貴重✨