こんにちは!
うさカンです。
昨日の記事の続きです。
usagi-company-lab.hatenablog.com
もし、子供が学校に行きたくないと言って、
一日、または数日休んで元気になると、また自然と頑張って登校するようになると思います。
大人でも、よく休んだら、「よし、また頑張るか!」と気合いが入る時があるでしょう。
子供も同じだと思います。
だけど、数日休んでも、顔色が優れなかったり、笑顔いっぱいにならなかったり、頭やお腹が痛いなどの不調が治らない場合は、
もう少し休憩が必要なのかもしれません。
いくら子供を不登校にしたくないと思っても、
きっと子供だってなりたくて不登校の道を選択するわけではないと思うんです。
なにか不安や心配、辛さがあるのでしょう。
登校するかどうか、やっぱり本人が決めるのがベストかな、と思います。
一緒に学校に付き添ってあげようか?などと聞いてみて、それなら頑張ってみようかな、と思うようなら、もしかしたらいいきっかけになって、また登校できるかもしれません。
でも、それを嫌がるようなら、無理はさせないほうがいいと思います。
本人に頑張る気力がないのに頑張らせても、だいたい長続きしないと思います。
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じゃあ、学校に行かないで、自宅で勉強するか?という問題ですが、
これも本人がやりたいと思ったらでいいと思います。
本人にやる気がないと、親子で勉強するのは大変です。
本来は、学校の役割と家庭の役割が違うからです。
でも、もし学校は無理だけど勉強はやりたいという子供がいたら、サポートしてあげたいですよね。
子供によって、パソコンやタブレット学習がいいと思う子もいれば、オンラインや塾がいいと思う子、親と二人三脚で勉強したい子、いろいろだと思います。
楽しく勉強できるのが一番かな、と思います。
私は子供が親子二人三脚で、教科書を使って学校のような学習をしたいと言うので、それを一緒にやっています。
なかなか学校のスピードで進めませんが、娘の嫌にならないようなペースでやっています。
どちらかというと、知識を身につけるよりも、親子のコミュニケーションの時間というような感覚です。
そういう気持ちでいると、少し心に余裕ができて、やりやすくなっています。
私は、いつでも勉強をやめてもいいし、違う方法にしてもいいよ、と言っています。今はYou Tubeとかでも学べますしね。
でも、娘は今のところ、ママと勉強がしたいようです。
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私が↑のように言えるのは、机に向かう勉強だけが勉強じゃない、と思っているからです。
例えばオルタナティブ教育(新しい教育方法)の中には、机に向かう勉強ではなく、体験型の勉強とか、研究型の勉強とか、遊びの中から学ぶとか、いろんな方法があります。
日本の親は、机に向かう勉強だととても安心だと思いますが、子供の学びはそれだけじゃない。
だから、子供に合った成長方法があると思うんです。
でも、机に向かう勉強を子供と一緒にするのも、私は楽しいし思い出になるかな、と思ってやっています。子供が望めば、この方法もおすすめです!
こんな動画を見つけました。
我が家の勉強とおんなじような感じです。
ホワイトボードはないけどね😄💦
(勉強が楽しい遊びの延長みたいな感じで、まず好きになること、できる楽しさを感じることを目指して、日々少しずつやっています。)
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大事なのは、今日一日の子供の生活が、学びであり成長になると考えることだと思います。
そして子供には、順調に成長してるから大丈夫だよ、と伝えてあげたいですね😀
そしたら安心して、もっと好奇心のアンテナが伸びてくることでしょう。
さて、そうは言っても、我が家の家庭学習、順調な日ばかりではありません。
勉強がめんどくさくて、グズグズ言う日もあります。特に休み明け💧
そんな時には、ママのために勉強してるんじゃないんだよ、といつも伝えています。
そして私は常に、娘がやりたいことをサポートしている、ということを忘れないようにしています。
娘が勉強をやりたいと思っていて、みんなと同じようにできたい!と思っているのだから、
少しずつ積み上げないと、沢山たまって追いつけなくなるし、結果は娘が望む方向には行けません。
だから、少しでも達成できるように、毎日少しでも勉強できた、と思えるように、と思っています。
勉強を押し付けても意味がない。なるべく知識が身につく楽しさを感じられるように工夫しています。
何年かしたら、頑張ってきてよかった!と思ってもらえるといいな〜。と思います。
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ところで、私は長女の時にも、何度か一緒に勉強しようと思って、方法を考えたことがありました。
長女は、起立性調節障害でだんだん学校に行けなくなり、授業が分からなくなっていたと思います。
それで、自分はバカだと思いこんでいました。
そんな娘が不憫で、「そんなことないよ」と伝えたくて、簡単なところから自信をつけ直そうなんて考えたりしました。
重症状態だった時は、そんなことは考えられなかったけど、元気そうな時間も出てきた頃の話です。
ところが、なかなかうまくいきませんでした。
娘は勉強以外の普段の会話でも、
集中力がなかったり、物忘れがひどかったりしていたのですが、それがブレインフォグというのだと知りました。
頭に霧がかかったような状態で、うまく考えられないから、本人も、「私どうしてこうなんだろう」と落ち込むことが多かったです。
こういう場合は、レベルや量の問題ではなかったんですね。
ブレインフォグについては、コロナの後遺症でもあるようですが、医学的にはまだ詳しく解明されていないようです。
娘の場合もよく分かりませんが、今では集中して絵を描いてて、締切前のマンガ家みたいだなあ、なんて思うこともあるくらい集中できるようになったようです。
もちろん、全然やる気が出ない〜!と言う日もあり、普通の人間の感じになったかな?と思います。
よく話もしてくれるようになり、頭の霧は晴れたかな?というくらい、頭が回転してる感じがあります。
そんな経験もしたので、
不登校の家庭学習は、工夫すれば誰でも出来るもんでもないような気がします。
やっぱり体と心の状態がクリアでないと、机にむかって新しい知識を得る作業はしんどいかな、と思います。
勉強ってエネルギーがたくさん必要なんだと思います。
でも、勉強せずにそうこうしてても、その間に子供は何故かどんどん成長しています。
いろいろ考えたり、You TubeやSNS、テレビや本など、いろーんなところから知識や情報は入ってくる。
家族や友達との人間関係からも、なにかしら成長してるんですよね。
だから、どんな形でも、自信をもって過ごしたらいいかな、と思います。
今を否定して生きるのはもったいないものね!