usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

9歳の壁

こんにちは!
うさカンです。

みなさんは9歳の壁ってご存知ですか?
私は長女を育てている時に初めて知りました。
そしてこの本を買いました。

長女は2歳のイヤイヤ期もなく、とても育てやすい子だったのですが、小学校3年生くらいから自我が出始めました。
その当時、次女が1歳だったので、お姉ちゃんのストレスなのかな?と思って、一生懸命愛情を伝えよう、妹ばっかりにならないように気をつけたつもりでした。

でも、なかなかすんなりいかない日常の理由が分かりませんでした。

それで、やっと9歳の壁についてママ友に教えてもらって、この本にたどり着いて理解することが出来ました。


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そんな長女はもう16歳になりました。

先日、次女の勉強がうまくいかなくて相談した時、

「目玉焼きに醤油をかけて食べたい人に、ソースをかけたほうが美味しいって押し付けないでしょ、それと一緒だよ」

と、なんとも分かりやすいアドバイスをくれました😆

他にも私が安心してまた頑張ろうと思えるような声をかけてくれて、私は次女の元へ戻りました。

ほんとに、よく成長したもんだ!

そして、この長女の成長を見たら、次女が今9歳でいろいろ出てきたけど、まあ大丈夫だろう、と見通しが出来ました。


長女は、こんな大人な面もありつつ、だらしなかったりする面もまだまだあります。
病気のせいなのか、性格のせいなのか、年齢のせいなのか分かりません。

振り返れば私もだらしなくて、生活のいろんな事をやりきれない子供だったので理解しています💦

またどんどん成長して、自分なりの生活様式を身につけていくだろう。

うちの長女の場合は、イヤイヤ期も思春期の反抗期も少なくて、一番大きかったのは9歳の壁でした。中間反抗期とも言うそうです。

そこで、ぐいっと成長したのかもしれないですね。


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そして、今度は次女が9歳になりました。

次女は勉強以外の自己主張はまだあまりありません。

これからどうなるのかしら?

次女は学校の集団生活とは離れているので、周囲と比べたりといったストレスはないかもしれません。

ところで、少し話は変わりますが、
うちの長女はお友達に恵まれていたので、毎日暗くなるまで遊んでいました。習い事も小学校2年生になるまでやっていませんでした。

本当になんでも本人の希望通りにしてきて、お友達が泊まりに来てくれたり、遊びに来てくれたり、制限はほとんどしませんでした。

そういう姿は、私はのびのびしていていいと思っていたのですが、ただ子供の言うまま甘やかしてるという意見もあると思います。


でも、娘がまっすぐに育った姿を見ると、これでよかったな、と思います。

私が子供のことを全面的に信頼しているからこそ、自由にさせることができたと思うし、その積み重ねが今の信頼関係につながっていると思います。

今の時代はとても管理社会で、家庭でも子供の躾という名の「親の管理」が多いと思います。

家庭がとても閉鎖的で、ご近所付き合いも少ないと思います。

でも、小さい頃からの家庭での居心地の悪さが続くと、思春期になった時に外に居場所を求めてしまうかもしれません。

優しくしてくれる怪しい男の人に引っかかったり、悪い集団に安易に入ってしまったり。

最初はみんな優しいから居心地がいいのですよね。

でも、そういうことは怖いことや犯罪に巻き込まれたりする危険があります。

思春期になって、突然心配しても、なかなか伝わりません。
やっぱり小さい頃から、管理する前に子供の気持ちをよく聴いてくれる親かどうかを子供は感じながら育つような気がします。


甘やかすとワガママになる、のは逆なのかな、と私は感じています。親にいっぱい甘えて満足することでしっかり自立できるんだと思います。

私はどんな親も、子供の為を思って行動していると思うけれど、一度立ち止まって、もしかしたら親の自己満足の為ではないか?と考えてみるべきだと思いました。

そして、子供との真の信頼関係を小さなうちから作っていくことが、あとでいい子育てにつながるかな〜と感じています。