こんにちは!
うさカンです。
子育てという仕事、昔も今も、大きく変わっていないとは思うのですが、子育て環境については昔とは全然違うと思います。
それは、「インターネットの世界」が出てきたことです。
ネットはもう生活から切り離せないし、いいことがいっぱいですが、
リアルな世界とネット社会の2つがあることを前提とした子育てが出来ているでしょうか。
今日は、私が感じる「今風の子育て」について書いてみたいと思います😊
今の子育てには、ネットは切り離せません。
いろんな情報を得たり、友達を作ったり、子守りをしてもらったり、全て昔にはなかった世界。
便利になりました♪
ところが、そういう世界ができたからこそ、親子のしっかりした絆が大切になってくると私は思っています。
昔だったら、多少理不尽なことがあっても、親や先生の言うことは聞くのが当たり前で、何か反対の意見があれば、自分が稼ぐようになったら好きなようにしなさい、という感じで子供は扶養されてきたと思います。
でも、今の時代は、いつでもネットの世界に逃げることができます。
そんな自分だけの意見を押し付けてくる親の言うことを聞くでしょうか?
あまり親が子供を管理しすぎると、子供はネットの世界で、のびのびと暮らしてしまいます。親の全く知らない世界で…
楽しいうちはいいのですが、もし何かトラブルがあった時に、親に相談してくれるでしょうか?
小さい頃から、子供の意見を聞かなかった親だと、子供が思春期になったとき、
「どうせ私の話なんて聞いてくれないだろう」と相談相手に選んでくれなくなってしまいます。
もちろん思春期ですから、親にナイショの世界もあって当たり前なのですが、一番大事なことやトラブルのとき、親が助けられるかどうかは、小さい頃からの子育ての仕方にかかってくると思います。
いざという時に頼れる親になるためには、子供の話、意見、気持ちをしっかり聞いてあげることが大事だと思います。
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また、逆に、親に心配かけないように、トラブルがあっても親に隠す子供もいます。
親が何も知らないまま亡くなってしまう子供は、親に心配かけないようにと、とても優しいお子さんなんだと思います。
きっと、親がとても立派だったり頑張っていたら、子供は親を尊敬しつつも、相談できなくなってしまうかもしれません。
親が仕事も家事も子育ても地域活動も…なんでもすごい頑張っていたら、心配かけないように育つかもしれません。
だから、私は親は完璧じゃなくていいんだと思っています。
ママはこんなことに悩んでいる、失敗しちゃった、疲れちゃったなど、子供が小さい頃から少し話していたら、
子供にも「完璧な人間なんていないんだな」、と分かるし、いざという時に相談しやすくなるんじゃないかな。
人間は、親も子も先生も、みんな支え合って生きているんだよ、苦手なことは得意な人がフォローしていけば何も問題ないんだよ、いつでも相談してね、否定しないで真剣に聴くからね、と伝えていきたいな、と思います。
そして、いつもそういう姿勢を見せていこうと思います。
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今の学校の勉強は、アクティブラーニングといって、主体的に、対話的で深い学びが中心になっています。
昔のように、先生が教えて、生徒が板書して…
そういう勉強の仕方ではなく、
みんなで意見を出し合って、話し合いながら、多角的な考えを学び、受け入れ、
答えは一つではないかもしれないし、先生が言うことが全て正しいとも限りません。
教科書に載っていることのほとんどは、ネットで一瞬で情報を得ることができるし、計算なんてAIに勝てるわけがありません。
そういう時代に生きる子供たちは、
知識を暗記することよりも、様々な問題、課題を考えることが大切です。
親から「こうしなさい」と言われるよりも、
「どうしてそうしたいの?」と問われて考えるほうが、(手っ取り早くはないけれど、)のちのちに生きてくる訳です。
学びそのものが、上下関係がなく、人類みな兄弟みたいになってきたのかも^_^
私はそんな気がしています。
そうなると、親子関係についても、
「平等」が大事になってくるのではないでしょうか。
親子でいろいろ話し合いながら、お互いの意見を尊重する練習をし、信頼関係を作っていくと、子供が大きくなってからも素敵な関係でいられるんじゃないかな?と思います。
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ところで、子育てに必要なスキルって何でしょう。
子育てにはいろんな知識が必要です。経験とともに親も成長していくんだと思います。
いろんな経験は、上の世代から下の世代に引き継いでいけたら助けになるんじゃないかな〜と思います。
子育ては、親も子も個性がいろいろだし、正解はないと思うのですが、でもいろいろと不安になることもあるので、相談できる人がいるといいですよね。
子育ては個人個人の責任と言われがちですが、孤立して行うものではないと私は考えています。
自分の子供が、いろんな人に助けられて育つのは、とても豊かで貴重なことだと思います。
昔はいとこや兄弟、近所の子供たちがたくさんいたんでしょうね。
親にも兄弟とか近所に相談相手とか、気軽に話せる環境だったんでしょうね。
私はHSC(敏感な子供)を育てているので、うちの子供は様々なことに気がつきます。
質問してくることもあれば、悩んだり怖がったりしている時に、側でいろんな話をすることもあります。
そういう時に、どんな話をすると娘が落ち着けるのか、私は頑張って、頭をフル回転させて考えています。
そういう時に役立つことは、普段から蓄積している新聞、ネット、テレビ、などなどの情報が多いです。
内容は、社会情勢、人間の多様性、脳科学や身体のこと、教育や食生活など、そして宗教や文化、思想など…
とにかく、いろーんな事です。
私がいろんな話を理解するためには、きっと昔学校で勉強したこととか、子供の時からの様々な経験などもベースとして役に立ってるんでしょうね。
学んだ知識は無駄になることはないと思うし、思いがけないところで役立つこともあるのかもしれません。
子供に勉強する意味は?と聞かれたら、そんな風に答えるかな、と思います。
「人間を育てる」ということが、一番幅広い知識が必要になる気がします。
(もちろん、どんな仕事でも、いろんな知識の融合で成長していくんだと思います。)
最近は、You Tubeでなんでも学べるので、だんだん娘のほうがいろんな事を知っているようになってきました😅
ますます親子の上下関係なんてありませんね。
一緒に学び合う時代だと思います。
(私の知らない、子供のほうが詳しいこと沢山!)
でも、それが今の子育て、教育のやり方なのかな〜?なんて思います。
これからは、いかにいろんな知識を掛け合わせて考えていくか、という時代ですから、
親が命令するよりも、子供が主体的に考えるクセをつけてあげたらいいのかな、と思います。
子供も、得意なことを親に教えてあげるなんて、とても自信がついて、自己肯定感、自己有用感アップ⤴️⤴️でしょうね。
私も、毎日、たくさん子供の(よく分からない)話を聴いています。
もちろん、何でもかんでも子供の言うことを聞かなきゃいけない、という意味ではないですよ!話し合い、話の折り合いの付け方、学ぶことはいろいろあります。