usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

中間反抗期

こんにちは。
うさカンです。

先週、娘とベッドの中で話したことです。

オリパラはやるべきか?

娘の答えはもちろんノー。
コロナが落ち着くまで延期すべき、命最優先だと言います。

たしかに、オリンピックを開催することで、犠牲になる命があったらと考えると、とてもお祭り騒ぎしている場合じゃないかもしれません。

また、業種によってはもう限界超えてますから、オリンピックを開催するお金があったら回してくれ、と思う人だって沢山いるでしょう。

まだまだノーの理由はいろいろありますよね。

一方、開催する派の意見を話し合ってみました。

選手はいつまでも現役ではいられないし、世界中の沈む心にいい影響があるかもしれないし、感染対策をしっかりすれば学校だってスーパーだってやっている訳だし、完全にストップするより工夫して開催しよう、という意見もあります。

とにかく、どちらにしても沢山の異なる意見があり、どちらが正しいのか人間がジャッジするのは難しい。結果を見て、結果論でまたみんなの意見は動くよね。きっと。

正解が分からないこと、そういうことに溢れる世の中になっています。

みんながひとつの方向を見て、協力してひとつの方向に進む、今まではそうやって経済発展してきたのだと思いますが、

突然コロナウイルスがやってきて、さらに混沌とした世の中になりました。

もちろん、娘との話には結論は出ないし、出す必要もないのかもしれません。


*****

また別の日、娘との寝る前の会話です。

娘は小学校3年生になり、随分と変わってきました。いわゆる中間反抗期で、ついこっちもイラッとしたり、可愛くなく思えることが増えました💦

それで、こんなことを伝えました。

○○ちゃんは、1年生の時と比べて、随分成長したね。どういうところが成長したと思う?

娘 「身長と体重かな?」 (←そんなに増えてないけど😅)

1年生の時は、外でも家でもママにべったりだったし、お勉強もママの言うとおりになんでも「はーい」ってやっていたでしょ。

でも今はいちいち言い返してくるようになったから、ママも疲れちゃう時があるんだけど、それが成長の証なんだよ。

自分の頭で考えられるようになって、意見をハッキリ言えるようになったし、ママの言いなりにはならないで、自分で一生懸命考えているのはすごいね。

そんな風に伝えました。

もうひとつ、
大人になる年齢って何才だと思う?

娘 「20歳?」

じゃあ赤ちゃんから大人になるまでは何年間?

娘 「20年」

そうだね。まあ、20年から30年かかる人もいるかもしれないけど、それくらいのスピードで成長するんだよね。

それに対して、大人になってから死ぬまでは何年?

娘 「平均寿命が80才としたら60年くらいある」

人間は、ピークになるまでは一気に成長して、
下り坂はなだらかに老化していくんだよね。

自分にも周りにも分からないくらいの変化かもしれないけどね。

ママも、お姉ちゃんが小さい頃は元気だったけど、今は前より疲れるんだよ。

だから、一緒に遊ぼうって言われても、体が辛くて出来ないこともあるの。特に夜はもう疲れて遊べない。

でも、嫌いだから遊べない訳じゃなくて、そういう年齢だから、しょうがないなって思ってね。

妹はママが若くないから損だね😅

なんて話しました。


*****

そういえば、きちんと口で反抗するようになってきてから、今までの癇癪がなくなってきました。
きっと感情を言葉に変えることができるようになったのでしょう。
いちいち口答えされると、ムカッとくる時もあるけど(しかもけっこう論理的だったり難しいことを知っている…💧)、
そうやって成長してるのですね。

前はなんでも「はーい」って感じで可愛かったのにな。でも、この反抗期を乗り越えると、また可愛さが戻ってきます。

そして次の朝、

娘が、ママ、○○して遊ぼう!体動かさなくてもできる遊びだから大丈夫だよ、だって😂

早速、私の体を気遣ってくれました。一度話しただけで、しっかり心に届いて覚えていて、ちゃんとやろう、と思うところが、HSCの特徴そのもの。
そういうところは、まだまだとても素直で可愛いです♪


この娘は、とにかくママと遊びたい子。

長女はけっこう勝手に楽しいと思うことにひとり集中して、のめり込むタイプだけど、

次女はなんでもママとシェアしたい!と思うタイプです。しかも、娘が求めるように出来ないと怒ってくる😓
(めんどくさい人💦)

だから、めんどくさい時は、嫌いなのではなく、老化のせいにしてしまおう〜!!
お母さんだって人間、パーフェクトではないのです。

*****

娘と話していると、
いくら家の中にいても、社会情勢に影響を受けながら育っているんだろうな〜と感じます。

昔と違って、いろんな意見を言う人がいて、何が正解なのか分からない世の中ですから、やっぱりお互いに人の話をよく聴くとか、否定しないとか、尊重するとか、そういう時代なんだなあ〜と感じます。

社会がそのように多様になってきて、変革が遅れているのが学校とか教育なのかもしれません。

まだまだ真理はひとつ、マルとバツで点数をつけて評価する、出来ない人は出来るまで頑張る、努力が足りない…

そういうやり方に、敏感な子供から
「なにかおかしい」と気付きはじめていて、
だから不登校が増えているのかもしれないな〜と感じます。

人生の貴重な時間に、
出来ないことを出来るようになることばかりに、どれくらいの時間をさく必要があるのでしょうか。
それもまた個々の価値観なのかもしれません。

教育のやり方についても、正解はひとつではなく、いろんなやり方がある、と子供たちも気付きはじめたのかもしれません。

親は親の価値観があり、何をどう思うのか自由があります。
子供にも同じように子供なりの価値観があり、一生懸命それを考えながら、自分で考えられるように成長しているのだと考えると、

親の価値観を子供に押し付けることは、
「今の時代の子育て」とはズレてしまうのかな、と思います。

それでは、人の意見を聴かずにケンカしている大人たちと同じになってしまう。

大人も子供も、尊重しあえるようにならないと、いい関係は維持出来ないのかな〜と思います。
なんとなく、社会の様子と娘の様子を観察していると、不思議とリンクしていて、そんなことを教えられているような気がしました。

今日は、最後にこちらのブログをシェアします。
桜井奈々さんの意見は、私も共感することが多いです。


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