usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

【不登校】コロナ禍の子育てに悩む

こんにちは!
うさカンです。

週末はまた、いとこの家に家族で行ってきました。

子供たちは、この家で遊ぶこと、小さな いとこ達との交流が楽しくてしょうがないようで、

「疲れるけど楽しい」と言っています。(癒やされる〜♪)

集団生活がない我が家の子供達にとっては、いろんな人間関係を学べたり、みんなで走り回って体力つけたり、楽しくてやる気が出る、といいことばかり。本当に感謝です。

子供本来の姿だなあ、と思って、なんだか私まで元気をもらう。

不登校の子供にとっても、どこかに練習できる居場所があることは大事だな〜と思っています。

不登校になると、外に出掛ける不安とか、人と交流する不安とか、いろんな不安を事前に感じて、見動きしにくくなることがあるので、ひとつひとつの行動から出来た体験が自信になるし、上手に慣れていくと思います。


*****

今回は、みんなでアイスクリームを買いに行ってきました。
みんなが好きなアイスを選んでいた時、うちの次女だけは、「お腹が痛くなりそうだからいらない」って言いました。

私は不安なのかな、と思って、食べなくてもいいから、とりあえず選んでテイクアウトしよう、と言いました。
娘はそれでも「いらない」と言っていましたが、
「じゃあとりあえず買って、食べれなかったら持って帰る」と言って、全員分買って帰ることが出来ました。

そして、私はそんなことも忘れていて、みんなにアイスを配って食べました。

気付いたら、娘も完食していて元気だったので、なんとなくみんなの雰囲気で食べれちゃってよかったな、と思いました。

少しずつ、いろんな事に慣れて、不安が減っていくといいな。

そのあとは、みんなで公園で走り回ったようで、汗だくでした。マスクも取っていました。


*****

子供の不登校対応としては、マニュアル通りというか、まあ順調だと思う我が子。

でも、私は今朝、久しぶりにワイドショーを見て、ハッとしました。

私も、子供達が元気なことが嬉しくて、半分忘れていましたが、今はまだコロナ禍です。

普段は自分が不安になるだけなので、あんまりワイドショーは見ないのですが、たまにはチェックしようかな、と思いました。

そしたら、やっぱり若者のストレス発散や遊びに出る人出の多さなどの情報をやっていました。

我が家も一年以上はほぼ完全に自粛していましたが、そろそろ子供達のメンタルが限界かな、と思って、週末は何度かいとこの家を訪ねていました。

でも、ワイドショーでは、
「家庭の中で、若者が自粛出来るように話し合うのが一番重要だ、ワクチン接種が終わるまで、あと少しの我慢だと説得しなければいけない」

そんな内容のことをコメンテーターが言っていました。

本当に、医療現場の皆さんの負担を考えれば、そんなことは当たり前だと私も思います。

これからオリパラもやるとしたら、一気に感染拡大したら怖いです。

また、万が一コロナウィルスにかかってしまった場合の後遺症の話も出ていましたが、うちは娘が起立性調節障害、私は更年期で、長い体調不良にはうんざりです。


そんなことを考えていたら、どうしたらよいのだろうか、と分からなくなってきました。


私はHSP、子供達はHSCなので、空気を読んだり状況を判断するタイプで、

正しいことをしていないと、後ろめたくて堂々と生きれないのだと思います。

罪悪感を感じやすくて、自分さえ良ければいい、しょうがない、とはなかなか思えないです。

不登校になる親子には多いと思うのですが、
なかなか自分たちの選んだ道に自信が持てなくて、だから堂々と生きれない、悩み落ち込む人がいるのです。

でも私は、そういったそれぞれの選択を尊重できることが重要だと思って、その思いを広げたくて、このブログにもいろいろ書いてきました。

ところが、コロナの場合は初めての経験なので、また話が変わってきてしまいます。

不登校でもいいとしても、不登校児のコロナ禍での過ごし方、これはまた手探り状態です。

これまでの不登校対応で学んだメソッドが、全然使えな〜い!!

という感じで、判断に困りました。

学校もコロナ対策で、ニュースタンダードなんだから、不登校も何か新しいことを考えていかないといけないのかな。

正直言って、学校やフリースクールなどでは感染対策バッチリやっていると思いますが、身内のほうが、あまり感染対策にシビアになれず、誰かが感染してたらあっという間にクラスターかな、と思います。アルコールはないけど、ホームパーティーのようなもんですから。それはやっぱりNGなのかな?

でも、子供達が確実に元気になっていることも事実なので、何かそれに変わるような対応ってあるのかしら…?


*****

きっと世の中の若者たちも、こんなフラストレーションの中にいるんでしょうね。

ここでなにか素晴らしい知恵があるといいのですが、奇想天外な新しいイノベーション、なにかないかなあ。


そういえば、みんなでアイスクリームを食べるのを怖かった娘の本当の理由は、もしかしたらコロナ感染の恐怖だったのかも…なんて、今ごろ気付きました。

みんなで会食できてよかったね〜!
という不安の乗り越え方は、もう古かったのかもしれません。娘が一番ニュースタンダードなのかもしれない。

娘がいろんな事を異常に怖がっていて、それを治さなきゃ、という見方の人もいるけれど、

私はそうとも言い切れないと思うから、なるべく娘の意志を尊重していたりします。


こういうジレンマの中、どう暮らせばいいのでしょうか。

家族で過ごすと言っても、家族と同居していない人もいるでしょうし、子供だって、ひとりっ子はもっと寂しいかもしれない。

集団生活に入っている子も、満足に楽しいかどうかは制限の中ではどうなんだろう?

コロナ禍の子育て、親のつながりも難しいし、子供達も発散するのが難しいし、

でも、医療その他には協力していきたいし、

長くなってくると、この生活にメンタルが耐えることが、だんだん苦しくなってきますね。

長女の起立性調節障害で籠もるしかなかった日々を思い出します。