usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

養老孟司さんと考える これからの時代に必要な学びとは? を視聴しました

こんにちは!

うさカンです。

 


www.youtube.com

 

この動画は少し長いのですが、特に後半の対談は興味深いお話だったので、学びについて考えたい方にはおすすめします。

 

この動画は2年前のものですが、ここで話されていた学校改革については、進んでいる感じがしません。

 

そう考えると、今、自分の子供が学校に通っていなくても、何も焦る必要がないように思えてきます。

 

むしろ、今の育て方のほうが、一番大切な学び続ける意欲を地で行ってるような気がします💦ほとんどほったらかしになっているのでね。

今の時代は、世の中が清潔になって、汚いものを排除して、どんどんオシャレにしていく、それは楽しく清々しく、私も少し前まで凝っていたことですが、人間の本質的なことを考えたら、どうでもよくなってきてしまいました😅

私が年齢を重ねた結果なのか、それとももっと楽しいこだわりたいことを見つけたからなのか、家事も育児もほどほどで満足できるようになりました。

いつまでも完璧を求めて、よりオシャレな空間を求めていたのに、なんだか不思議です。

 

でも養老先生の話を聞いて、もしかしたら雑多なものを受け入れられる自分に成長した証拠なのかもしれない、と思いました。

 

私にとっての近頃は、オシャレよりも学び続けるほうが、よっぽど楽しいです。

 

清潔で汚いものを排除していく社会が、人間の醜い部分も否定して排除して見えなくしていく…

そんな恐ろしいことに繋がっていたなんて、私には想像できていませんでした。

 

なんでこんなに窮屈な社会になったんだろう?

昔はなんでも名前や診断名がなくても、いろんな人を受け入れていたのは何故なんだろう?

それは、名前や診断名がないからこそ、いろんな人がいて当たり前、ちょっと変わった人なんて沢山いるし、という認識だったのでしょうか?

 

今は厳しい本人確認が必要な時代という話がありましたが、名前や診断名も確認事項として前提が必要で、それがないと優しさや配慮といったものが受けられない時代なんですね。

 

私たちは進化しているのか後退しているのか分からなくなってきました。

 

でも、現代の一番いいところは、こういう興味深い動画をいつでもYou Tubeで見られるところ♪

 

なんて便利なんだろう。

今は講演のオンライン化も増えて、もともと不自由で外出が困難だった人にも、平等に学ぶことが出来るのは、とても感謝です。

 

ただし、インプットが多すぎる!と養老先生に叱られそう😄💦

 

お散歩=小さな冒険も続けていこう!と思います。

なるべく自然へ・・・

 

*****

 

今、コロナ禍での日本では、学校をなるべく休校にしないように、と対策が進められています。学校で人と交流することが大事、学びを止めないことが大事、と言われて努力されている学校現場だと思います。

 

しかし、それを聞くと、我が子が学校に行っていない私は少し心配になったり焦ったりしています。

 

世間では、子供の時間や青春は「今しか出来ないことだから、奪ったら可哀想」と思われていると思います。

 

私も我が子が具合悪くなってから、ずっと可哀想だと思っていました。

だけど、その気持ちとは別に、

「取り返せないことなんてあるのだろうか?」とも考えます。

 

勉強だって人間関係だって、何才になっても学べるし、学び続けるべきことだと思います。

ずっと皆勤で学校に通えば、素晴らしい人間が出来上がるのか?というと、それだけではないと思うんです。

 

毎日頑張って学校に通うことも偉いけど、学校に通わずに「好き」を追求する時間を持つことも悪くない育て方なんじゃないかな、養老先生の話を聞いて、ますますそう思えるようになりました。

きっと娘はコロナが怖くて、ステイホームが一番安心な訳だし、

今、たくさんの時間と情報の中から、

「好きなこと」を見つけて、

何を勉強していこうかな、

どんな将来にしようかな、

と自然に、知らないうちに考えているのかもしれません。

道筋が決まったら、あとはそれに向かって進むようになるでしょう。

普通の子供達の育ち方とは順番が逆だけど、それが悪い訳ではないし、いつでもなんでも取り返すことは出来ると思います。

 

大人になってから、趣味が充実して、サークル活動のように第二の青春を楽しむことも出来るでしょう。

 

今が苦しい子供達も、きっと素敵な将来が待っている!!

そのことを信じて欲しいな、と思いました。

 

時代の変化が激しくて、ついついお年寄りの話がうざったく思われがちですが、

こうやって私達の知らない時代の話から、学べること、考えることは沢山あるな〜と思いました。