usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

甘やかすこと、甘えさせること

こんにちは!
うさカンです。

私は子供達からも、「ママ甘すぎだよ〜」と言われますが、このブログにも再三「甘やかすこと」が大切だと思うと書いてきました。

先日、You Tubeのお悩み相談で、子供達が二十歳になっても自立しなくて困っているという動画を見ました。

それで、もしかしたら私の真意が伝わっていない可能性があるかも!!大変!!!

と思いました。

今日は、私が考える「甘え」について書いていきたいと思います。


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私が子育てをしてきて、「甘やかす」と「甘えさせる」ことには明確な違いがあると感じました。

ある時、次女が心因性頻尿になったばかりの頃、ホームページから「この先生なら良さそう」と思って通った小児科がありました。

その先生に、何度目かの受診で、
「お母さん、子供に甘やかすのと甘えさせるのは違うんですよ」と言われて、あるメソッドを紹介されました。

それは、必ず幼稚園に行くことを約束させ、行ったらご褒美をあげる、という訓練をしていくような感じでした。
私が幼稚園を休ませていることが「甘やかす」ことで、ご褒美をあげると約束して実行することが「甘えさせる」ということでしょうか?

実際にこのようなトレーニング方法があるようで、その先生のお子さんの子育ては大成功されている、と絶賛されていました。


でも、うちの子は、トイレの不安が頭から離れなくて、どうしようもないから小児科の先生に相談したので、そんな強制的なメソッドを使ったら、親子の信頼関係が壊れてしまうし、娘の心も壊れてしまう!と思いました。

それで、私は幼稚園の先生に相談しました。
小児科ではこう言われたけど、私はこう思う。
先生はどう考えますか?

すると先生は、いつも娘の様子を見ていて、お母さんの考えに賛成します、と言ってくださいました。

なので私はその小児科に通うことはやめて、また別の先生を探すことにしました。

(後に、お友達に教えてもらった泌尿器科の先生で治りました)

専門家の言うことでも、納得いかないことはあるし、やり方も合う合わないがあるな〜と思いました。


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私は病気の子供に甘やかすことは当然だと思っています。子供が風邪を引いたら、普段は食べないものもオッケーにしたり、テレビをたくさん見てもオッケーとか、元気になるように、その時食べれるもの、出来ることをしながら回復を待ちます。それは優しさだと思っています。

風邪の時に、わざわざ厳しくする親はいないと思うのですが、心でも体でも具合が悪ければ、優しくすること、親切にすることが当たり前ではないかと思って娘たちに接してきました。

そしたら、子供達にもそういう心が育ったようで、よく私の体調を気にかけてくれます😄

自然と、してもらったことを見ながら育つものですね。


ですが、私は普段はなるべく「頼まれていないこと」はやりません。

ああしなさい、と指示することもたぶんほとんどありません。
子供が考えながら成長するし、失敗しながら学べばいいと思っているからです。

娘が進学しないと言えば、余計なレールは敷かないし、良かれと思ってすることが、だんだん当たり前になってくると、それが当然となって感謝の気持ちがなくなってしまいます。

なんでも親が手取り足取りしていたら、出来ることも出来なくなっちゃう…

そこが将来の「自立しない問題」に繋がってしまうと思います。

物理的にも、精神的にも、金銭的にも、
何も不自由なく、親が手を出していたら、
居心地良すぎて自立できないと思います。

自分の中に多少の不自由があるからこそ、
早く自立して自分の思う通りに生きよう!

という意欲になってくるのではないでしょうか。


じゃあ、不自由だらけにすればいいのか、というと、そうではありません。
それでは、反抗心は育つけど、親は意地悪だったという記憶しか残りません。

そしたら、そこを子供は学んでしまいます。代々そういう子育てが伝わってしまいます。
(反面教師になっている方も多いと思いますが。)

そうじゃなくて、
子供が助けてほしいと言ったら、助けてあげる。これが親切というものだと思います。

子供が助けてほしいと言う前に、助けてあげるのは甘やかすだけで、不自由がなくなってしまいます。(いわゆる過保護)

基本的には、人には親切に、でも余計なお世話は不要って感じだと思います。


そして、たくさん親切を受けている子供は、
親がどうしても無理だよ、と言った時に、素直に納得してくれます。
いつも助けてくれる人に、「ごめんね、それは無理だよ」と言われたら、本当に無理なんだな、意地悪で言ってるんじゃないんだな、と分かるもの。

すごいですよね!

もちろん、発達の特性などにより、この方法ではうまくいかないお子さんもいると思います。

子供に合った相談先を見つけるのが、一番親子にとっていいと思います♪