こんにちは!
うさカンです。
夏休みが終わると2学期が始まります。
そろそろ年長さんは入学準備が気になる時期になってくると思います。
小学校に行くことを楽しみにして、ワクワクが止まらないお子さんなら、準備も喜んでするかもしれません。
でも、心配や不安もある子供さんたちに、親が準備すべきことが1つあります。
それは、「もうすぐ小学校だから」という言葉を使わないことです。
ただでさえ不安なので、親が「みんなと同じようにできる自信をつけてあげよう」と思って頑張る気持ちは分かります。
でもそれは、親が安心するだけであって、子供には違うメッセージが届いてしまうかもしれません。
子供から見ると、「学校っていろいろ出来ないといけないところなんだ」と思って、かえってプレッシャーになってしまうことがあります。
準備を頑張るほど、緊張してしまうかもしれません。
そうすると、子供がスムーズに通えるためにしたことが、逆効果になり登校不安や不登校につながってしまうかもしれません。
なので、
もう年長さんなんだから、
もう一年生になるんだから、
もう小学校に入るんだから、
と言わないように、最悪なのは、
「先生に怒られるよ」という言葉で子供をコントロールすることです。
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そうは言っても、何もしなくていい訳ではないと思います。
いろんな練習は、遊びの中でこっそりやるのがいいと思います。
折り紙遊びから、プリントの管理を学んだり(小学校はまだ紙ベースのところが多いと思います)
お買い物ごっこをしながら、忘れ物をしないように準備したり覚える練習などをしてみる、
お手紙交換をしながら字に触れるなど、
子供は練習とは気付かないけど、少しずつスキルを伸ばすことが大事な時期だと思います。
もっと大事なことは、遊びをよく観察してみて、苦手なことを把握しておくことです。
誰でも得意苦手はありますが、極端に出来ない場合は障害などの可能性も考えて、相談することも可能だと思います。
教育委員会や入学予定の学校などと面談してみることも必要かもしれません。
私も入学前の面談をお願いした経験があります。
目が見えにくい人がメガネを使用するように、
耳が聴こえにくい人が補聴器や筆談などを使うように、
もしかしたら何か手助けや環境整備が必要な可能性もあります。
子供を無理矢理「出来るようにすること」ばかりに気を取られていると、なかなか冷静に見つけられないかもしれませんが、それで困るのは子供達です。
是非、一緒に遊びながら、いろんな事を試してみてください。親子で遊ぶ機会も小学校に入ると減るかもしれません。今のうちに思い出作りもしちゃおう!
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読み書きが苦手な子が、これほどの割合いるとは私は知らず、とても驚きました。
今は様々な出来ない事を、AIが助けてくれる時代です。対処方法はきっと沢山あるのだと思います。
「努力が足りない」と決めつけず、冷静に出来ない事を見てあげたいなあ、と思いました。
入学に対しては、親も不安がある人は多いと思います。特に、子供がHSCだったり、発達に凸凹があると、不登校にならないように!と頑張る保護者は多いと思います。私のブログを読んでくださる方は、きっと不安があるから見てくださる方も多いと思います。
出来れば楽しく学校に通わせてあげたいし、
親もやっと少し育児から解放されたいし、
親子共々、「小学校からは」という計画があるでしょう。
だから、不登校にならない方法を教えてあげたいのですが、残念ながらそれは難しいです。
何故かというと、それは環境と子供がマッチするかどうか、だと思うからです。
学校の環境は、学校によって様々で、同じ「公立」でもいろいろです。
先生の個性もいろいろ。
そして子供もいろいろです。
もし、入学前、または入学してからでも、気になることがあれば、なるべく環境調整をお願いしたり、苦手を把握しておいてもらうだけでも、うまくいくかもしれません。
そして一番大切な準備は、子供を不安にさせないために、親が不安にならないこと。
学校の楽しそうな話をいろいろしてみてください。
苦手を克服することは最優先ではなく、まずはワクワクを増やすことですね!
焦りすぎないように、自分の子供の特性を、いま一度ゆっくり観察してみてください😀