usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

悲しい事件を起こさない為に

こんにちは!
うさカンです。

また衝撃的な悲しい事件が起きました。
小田急線内での無差別殺傷、逃げ場がないところで刺される恐怖は相当なものです。

夫の通勤でコロナを心配していますが、社会のストレスの高まりで、ますます心配が増えました。

無事に帰宅してくれることがありがたい。


さて、こういう事件は忘れる頃にまた起きる。
どうしてなくならないんだろう。

私がいつも思うことを書いていきたいと思います。


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私は、人が自暴自棄になるのは、
「一人ぼっち」と「絶望感」なのかな、と思います。

コロナ禍でも、コロナと関係ないことでも、人はみんな悩みを抱えて生きています。
もちろん人生には波があり、絶好調の時も絶不調の時もあります。

でも、隣で幸せそうにしている人にも、もしかしたら何か悩みを抱えているかもしれません。

人とのつながりが希薄になり、病気や金銭的な不安が大きくなり、仕事や人生の目標が見えなくなって生きている人も多くなっていると思います。

そういう人を支えるのは、やっぱり人の力なんだと思います。

誰かひとりでも、愛情を注いで育ててくれたり、あなたの今を気にかけて充分に話を聞いてくれる人がいれば、自暴自棄にはなれないと思うのです。

子供の頃から、人との信頼関係を経験していないと、自分なんてどうでもよくなり、視野が自分の中にしかなくなってしまいます。苦しみの中にしかいられなくなるんだと思います。


事情は分かりませんが、
子供の時に、親が敷いたレール、教師の価値観の中で育った子供は、何かのきっかけでその道を外れてしまったら、もうどう生きていったらいいのか分からなくなってしまうんだと思います。

大人の言いなりになれない自分に価値はなく、見捨てられると思うでしょう。

一見、親は子供の為を思って、よりよい人生を歩めるように育てているのに、とても悲しい結果になってしまいます。

だから、学校の中での多様性、家庭内での「ありのままの子供を受け入れる環境」というのは、とても大事だと思います。

自分を大切にできない人は、他者を尊重したり思いやることは出来ないと思います。

そうやって、極端な思考が生まれるのだと私は思います。


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私は学校や家庭でまず教えるべきことは、
「自分なりの幸せを見つける方法」と、
「自分の人生を自分で決めていく練習」だと思います。

1年生になると、いろんな勉強がはじまって、テストや成績などで評価されるようになってきますが、

そういうことよりも、もっと深く強く
「自分を認める」方法を教えていかないと、
大きくなってから潰れてしまうと思います。

学校に登校していても、不登校していても、そこは同じだと思います。

人を責めることでは、何もいいことがありません。

穏やかな社会を作る為には、ひとりの子育てから。


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いつも私のブログを見てくださる方は、日によりますが100人とか200人もの人がいらっしゃいます。

このブログを読んで、
「なるほど〜、たしかに〜」と思う方もいらっしゃれば、
「いや、違うだろ〜」と思われる方もいらっしゃると思います。

意見、感想はいろいろでいいと思うのですが、大切なのは同じ文章を共有している仲間がいる、ということです。

それで私も沢山支えてもらっているし、読者のみなさまにも、その繋がりを感じて欲しいです。

ひとりじゃなくて、みんなで繋がり、支え合う仲間です。

そして、もしそういう繋がりや仲間がいなくて心配な人がいたら、積極的に声をかけていきたいものです。

まず、世の中にはいろんな人がいて、いろんな苦しみや悲しみがあると知りましょう。
自分の世界を一緒に広げていきましょう。
見える世界が変わると、不思議と自分の気持ちも変わってくるものです。

孤独な人、絶望的な人、どうやったら繋がっていけるだろう?

どんな人も、生きていれば価値があるんだよ。
自暴自棄にならないで…

あなたも社会を守る一員になりましょう。みんなと一緒に。