こんにちは!
うさカンです。
子供たちは元気にしていますか?
そろそろ学校に戻る準備をしていたり、宿題の追い込みをしていますか?
毎日、笑顔があり、食欲もあり、しっかり眠れていて、学校の再開を楽しみにしているお子さんの場合は、今日の記事を読む必要はありません。
もし、そんな感じではなく、
子供がイライラして怒りっぽかったり、宿題が全く進まない、頭痛腹痛などの体調不良、シクシク泣いたり不安を抱えている感じなど、
何か不安定になっている場合は、この先を一緒に読んで考えてみてください。
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私は、長女の体調不良(起立性調節障害)から始まり、不登校の親になりました。
そして、今度は次女が心因性頻尿で幼稚園に行けなくなって、不登校になりました。
さすがに二人目の不登校に対しては、正直言って、
「もうカンベンして〜!」という気持ちになり、落ち込みました。
でも日にちが経ち、病気が治っても学校に戻れない次女と暮らしているうちに、新しい発見やいいことも見つかってきて、不登校アレルギーが治りました😅
今では、こんな子育てもアリだな、と思うことを発信しています。
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そんな訳で、親が不登校を容易に受け入れられないことはよく分かるのですが、これから気持ちが切り替わる大事なことをお伝えしていきます。
是非、考えてみてください。
今はとにかく緊急事態です。
コロナ患者がとても増えていて、
帰省は諦めて、リモートワークを推進されていて、なるべく外に出ないこと、人と交流しないことが「正しいこと」と言われているわけです。
そこで学校のことを考えてみると、
外に出ないことや人と交流しないことと
かなり矛盾していると思いませんか?
たぶん頭のいい子なら、この矛盾をどう受け入れたらいいのか、混乱するのも当然ではないでしょうか。
2つの違う価値観のなかで、自分をどう保てばいいのか、世の中いったい何が正しいのか、
大人だってオリンピックのことで混乱していましたが、子供もきっとどうメッセージを受け取るべきなのか、悩んでしまうと思います。
それに加えて、
やっぱり現在のコロナを脅威だと思うのも当然だと思いますし、
逆に学校に行っても、今まで通りに友達を作ったり交流出来ないことに大きなストレスを感じる子供も多いと思います。
学校では常にマスクをして、大声でしゃべると注意され、友達との交流は目配せで、
なんて言われても、どうやって友達を作ればいいのか分からずに孤独を感じる子供もいると思います。集団の中の孤独は、ひとりでいるより辛いかもしれません。
そうかと思うと、体育の授業ではマスクを外すように言われて、そっちが怖い子供も多いでしょう。ウィルスは目に見えないですからね。
そんなストレスフルな生活を思い出しただけで辛い子供もいると思います。
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うちの子は、はじめは「不登校」でした。
不登校の意味は、単純に「登校していない」という状態です。本来は状態を表すだけで、そこに悪いという意味はないんです。
そろそろ復活しようかな〜というタイミングで、コロナがやってきました。
せっかく元気になったのに、今度はコロナが怖くて登校出来なくなりました。
そういう場合は、「自主休校」とも呼ぶようですが、とにかく名前なんてどっちでもいいです。
目の前の娘の姿はそのままです。
そんな感じで、2学期からも娘は登校しません。
もう決めているようです。
こんだけコロナがすごくなってきたので、娘の価値観としては当たり前なんだと思います。
大人と同じことをしているだけです。
学校が休校にならないのは、
学校に行かなきゃダメ、というメッセージではなく、
学校が楽しいと思っている子供が休校にすることでメンタル疾患にならないように、子供のメンタルを守る為に休校に出来ないと分かったから、なのではないかと思います。
親がエッセンシャルワーカーとか、貧困で給食がないと健康を害する子供など、学校を頼りに生きている子供もたくさんいるのです。
だから、なかなか休校に踏み切ることは出来ないかもしれません。
でも、親がそれを理解せず、
子供が負担に思っている登校を無理矢理にさせたら、逆に登校することで病気になってしまうかもしれません。
今、新学期を目前にして迷ったり困ったり悩んでいる子供がいたら、是非家庭に居場所を作って、受け止めてあげてほしいと思います。
とにかく今は緊急事態なんです!!
ここで学びを止めることは、とても不安かもしれません。でも、命さえ守れば、あとはどうにでもなります。
コロナはきっとそのうち落ち着く。そうなった時にまた考えればいいじゃないですか。
みんな初めての経験で、不安だしギスギスしています。
安心安全で楽しい学校だと思えない場合は、
子供のせいではなく、学校や社会や今の環境のせいですよね。
みんな努力しているのは間違いないと思うけど、なかなか今は難しいのかもしれない。
子供だって、本当は安心して楽しく学校に通いたいのかもしれない。
でも、本人が安心で楽しいと思えるまで、大人が少し待ってあげませんか?
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子供にとっては「今」が大切です。
子供は「今」を生きています。
きっと、自分を理解してくれる親がいれば、
安心してまた頑張ろう、という気持ちになると思います。今は怖くて動けなくても。
また、一日のうちで、緊張する時間があっても、それを開放する時間を持てれば、病気にはなりにくいそうです。
切り替え、メリハリが大切ですね。
学校に通えている子供でも、おうちではリラックスして、緊張をほぐし、リセットしてまた明日を迎えられたら、とてもいいと思います。
しばらく学校に行けない子供は、おうちでまずリラックスして、学校に行かなくても大丈夫だよ、今は緊急事態だから、ステイホームしようね、と語りかけてあげたいと思います。
間違ってることをしている訳ではないからね。
そうやって自己肯定感を落とさないように、過ごしていきましょう!!
はっきり言って、子供が不登校だと親の負担は増えます。大変な家庭も増えると思います。
でも、子供の命が親より先になくなってしまったら、と想像してみてください。
命を守ることが何よりも大切であることが分かってくると思います。
無責任なことは言えないけれど、苦労する分の喜びは、不登校の親はみんな経験していると思います。子供の成長ってすごいです。
学校に行かなくても、自然に伸びてくるんです。
それは本当に驚きで感動です。
詳しくは、このブログでもいろいろ紹介していますので、不安になったら読んでみてくださいね。
うちの娘も、まだしばらくはステイホームを続ける予定です。
毎日、「今」を楽しむことが目標です。
「今」を積み重ねていく先に未来がある。
その土台を毎日しっかり作っていかないと、
きっと積み木のように、崩れてしまうと思います。グラグラした土台で未来ばかり考えていてもダメです。
まずは土台をしっかり、時間をかけてもゆっくりでも大丈夫!
親は子供を頑張らせなければいけない?
ゆっくり休むタイミングを見てあげるのも、親の仕事だと思います。
子供が不登校でも、親失格ではないですよね。
子供の個性や気持ちを尊重して守ることも大切だと思います。
親子共々、堂々と生きていいんじゃないかな。
頑張りすぎないように、一緒に頑張りましょうね〜^_^
そして、学校や行政とは相談を続けていくことをおすすめします。
もし母親が具合が悪くなった時に、子供のことをきちんと理解していてくれる人がいると、とても心強いですよ。
自分が具合悪くなってから、信頼関係を作るのは、とても大変です。(経験談)
理解してくれる人を見つけて、積極的に頼っていきましょう。
また、不登校にさせてあげたくても家庭の都合で出来ない場合も、無理矢理に教室に入れる以外の方法も検討してもらえるように相談してみてください。
子供の命とメンタルを守っていきましょう。
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