usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

褒めずに自己肯定感を上げる方法

こんにちは!
うさカンです。

私は娘を二人育てていて、なんとなく生まれ持った自己肯定感の高低があるような気がします。

同じように育てているつもりですが、
何故か長女は自己肯定感が低かったし、
次女は自己肯定感高めです😅

なんでなんだろう??

長女は小さい頃から自我がなく、おもちゃはお友達になんでも譲るタイプ。
外でぎゃあぎゃあ言ったことがありません。
常にいい子で楽ちんでした。

でも幼稚園くらいから、自分の責任をものすごく感じるようになり、
自分がいるせいでみんなに迷惑をかけている、と思うようになりました。

その頃はまだ長女は一人っ子で、愛情独り占めだったのに、何故か自分を責めちゃうし、シクシク泣いていました。

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そんな長女が5年生になって、具合が悪くなり、学校に行けなくなってきて、私はどう娘を支えたらよいのか、考えてきました。

特に具合が悪すぎて何も出来なくなってしまうと、褒めるところは見つけられません。
たまに見つけても、逆に怒られちゃうくらいに自分を認めない娘でした。

なので、私はとにかく娘の命が大事だということを伝え続けました。

他人がどう思っても、今がどういう状態でも、
私の大切な娘だよ、ということに変わりはありません。
それを私がただ感じているだけ、思っているだけでは伝わらないな、と思いました。

人を信用出来なくなっている娘は、親の愛情も信じられないくらいに落ち込んでいると思ったので、とにかく存在を尊いということを言葉と態度で伝えるようにしてきました。

今では随分心が元気になって、親のことは信じてくれているし、自分のことも好きでいてくれています。

こうなって本当によかった★


*****

具体的に私がやっていることは、なるべく挨拶を掛けることです。当たり前だけど、当たり前のことをしっかりやることって、日常生活の中ではけっこう「なあなあ」になりがちではないですか?

あとは、常に「あなたのことを思っているよ」ってことを伝えようと思いました。

出掛けたら小さなお土産(お菓子とか)買ってきたり、電話を入れたりしました。

それから、マッサージをやりながらスキンシップを取るのもいいと思います。

私がやることは、
「嫌いな人にはわざわざやらないよね」ってこと。
「自分がやってもらったら嬉しいこと」です。

ほとんどのことは当たり前のことですが、
うっかりすると全てスルーできちゃうような小さなことの積み重ねなんですよね。

そうやって、褒めることではなく、あなたの存在が大事なんだよ、と伝えてきました。

褒める子育ては、一見良さそうに見えますが、
「出来るから偉い」「出来るから好き」という偏ったメッセージになってしまうことが多いと思います。

私もたまに、思わず褒めちゃうこと、言葉が出ちゃうことがあるのですが、子供達は

「私のこと赤ちゃんだと思ってない?」
「バカにしてる?」

なんて言ってきます😅

まあ、褒められて嫌な人なんていないでしょうし、私が褒めるのは本心なので、たまにはいいと思いますけど。

でも、わざわざ褒めようと思っていいとこ探しをする必要は私はないと思っています。

それよりも、「出来る出来ないに関わらずに愛してるよ」それをわざわざ伝えることは大切だと思います。

何か子供が素晴らしいことをしたら、素直に褒めていいのですが、

出来なくたって、失敗したって親は自分を見ていてくれる、大事に思ってくれる、と信じることができれば、自信を持って何かにチャレンジできると思います。

「親がいいと思う」方向に行った時だけ褒めるのでは、大きくなってから心の内を読まれてしまうと思います。

娘にとって嬉しいことは「よかったね」
寝顔が可愛かったら「かわいかったよ」
頑張っている姿を見たら「がんばってるね」
失敗しても「よくがんばったね」
何かしてくれたら「ありがとう」「ママうれしいよ」

そんな言葉をかけるといいかな。

もちろん、「すごいじゃん」「やるねえ」など、自ら動いた時に声をかけたりもしています。
(これは無意識ですけど💦)

大袈裟に言うと、「うざい」って返ってきます😅


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それから、赤ちゃんの時のエピソードなんかも喜びますよね。

うちは長女が子供の頃、スクラップブッキングというのが流行っていて、まだデジタルではなく手作業で写真を切り貼り、デコレーションしていました。

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そこに、いろんな人からメッセージをもらっていました。お父さんからのコメントを見た長女は大喜びでした。
小さい時は、みんなメロメロでしたので、嬉しいような恥ずかしいような感じだと思います。

病気の娘にとっては、辛いことばかり感じる毎日ですが、これがあってよかったな〜と思います。


次女はデジタル世代になってしまったので、ちょっとしたコメントもなく、残念です。

大きくなった子供向けに、なにかメッセージを残してあげればよかったです。

という訳で、次女には、寝顔や寝相が面白いと、
「昨日こんな風に寝てたよ〜可愛かったよ♥️」と伝えることで、ごまかしていまーす💦


子育てでは、褒めるポイントを沢山探すよりも、
「ありのままのあなたが素敵だよ」と伝えるほうがおすすめだと思います。