usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

一生で足し算って何回やるんだろう?

こんにちは!
うさカンです。

私は長女を育てている時には、学校のことをあまり詳しく知らなかったな〜と思います。

学校でやることは、正しくていい教育をしてるはず、と信じて疑うことはありませんでした。子供も特に低学年の頃は楽しそうに見えました😀

ところが、次女を育ててみて、次女が学校に行ってないからこそ、見えてきたことがいろいろ出てきました。

特に勉強については、長女の時は学校に任せっぱなしで、おうちでは「宿題やりなさーい」と何の迷いもなく言ってた気がします。

だけど実際に次女と勉強してみたら、なんと問題量の多いことか!

教科書とドリル、そしてプリントの宿題など、すごい回数やるんですね。

特に算数の計算は、私も基礎が大事だと思っていたけど、パターンが少しずつ変化するたびに、問題が6問とか8問とか…

これを学校の授業とか朝自習とか宿題とかで毎日のようにやるんだと思うのですが、

「もう多すぎるから、このへんは飛ばしちゃおうか、」と私が言っちゃうくらい💦

こーんなにやる必要あるのかなあ?

基礎を定着させたいのは分かるけど、
私は量より質を大切にしたほうが楽しいんじゃないかと思います。

一日数問を、丁寧に解いて、やり方さえマスターできたら、もう次に進んでいいんじゃないかなあ?

うちの子は算数が得意なので、何度もやらなくても理解しています。

もし、算数が苦手だとしても、問題量が増えれば増えるほど嫌になっちゃうんじゃないかしら?

それで学校での答え合わせは、順番に子供たちが指されて答えるのですが、○か☓かは分かるけど、その理由は解明されないまま進んでいくので、間違えた子はそのままになりがちで、どんどん分からなくなっちゃうのでは?と、娘の授業について行った時のことを思い出していました。

とにかくこのシステムは、算数嫌いの子を増やすんじゃないかしら?

ちなみにですが、
私がアメリカの公立高校に通ったのはもう30年前ですが、その頃の学生たちは、みんな計算機持参で授業もテストも受けていました。

計算は計算機に任せるなんて、合理的だなあ、と思いました。

今はレジもみんなバーコードを読み込むだけだし、そんなに細かい計算の技術が日常生活で必要でしょうか?

考え方とか式を組み立てるのは人間の仕事だけど、それを解かせるのはAIで充分だと私は思います。

日常の買い物でも、だいたいいくらか分かれば、苦労しないと思います。

だから、毎回正確に、ひとつも間違えずに計算することばかりに時間をかけるのは、なんだかもったいない気がします。

それなら、その分遊んだほうが良くない??


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ということで、今の我が家の娘の勉強時間は、国語と算数合わせても20分くらいです。

漢字を二文字くらい覚えて、算数は数問解くだけです。

漢字もたくさん書きません。
指でなぞるだけにしました。
何度も書くのは手が疲れるだけで、漢字嫌いになる可能性があるそうです。(学校に提出する為には、たくさん書いてないと証拠にならないけど、目的を漢字を覚えることに限定するなら、そんなに紙に書く必要はない)

そして、教科書やドリルだけではなく、こんなゲームもやってみました。

昨年(2年生)習った漢字表から25文字を選んで、5×5のますに一文字ずつ埋めます。
そして順番に言い合い、ビンゴゲームをします。

これなら、楽しく漢字を25文字書けました。
見ながら書いても、繰り返すうちに、そのうち書けるようになるでしょう。

また、算数はお互いにかけ算とわり算の問題を考えて、交換して解き合いました。

こんな感じで、いくらでも楽しく学ぶ方法はあると思います。

今、オンラインが話題ですが、いわゆるオンライン授業、黒板と解説を一方的に聞くだけだったら、我が家にはあまり必要ないな〜と思います。

娘はYou Tubeのそういう系の動画も見ないし、あまり興味はなさそうです。

娘の場合は、ママと楽しく学ぶことがいいようです。

学校の授業がつまらない子供たちも、工夫すれば勉強が楽しくなること、いろいろ方法があると思います。

ただ、私はこの娘に勉強の時間を作るために、人件費が欲しい!

学校でこれをやってくれたらタダなのに。
そしたら私も働けるのに!

ってところが、結局どの家庭でも問題になるところではないでしょうか。

せめて、不登校家庭は税金を安くするとかね。

これだけ共働き世帯が普通になっていて、共働きだからこそ成り立つ現代の生活なのに、働くことが難しいなら、何か助けてもらいたい、と思ってしまいます。

私の場合は、家庭で子育てするのも、学校の代わりに勉強を一緒にやることも、仕事としては嫌じゃないんですけどね。

もしかしたら、「不登校はだめ」「学校に行きなさい」のからくりは、ここにあるんじゃないかしら?

専業主婦じゃないと、小学生の不登校を支えていくのは大変だと思います。

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とりあえず、今の私の価値観は、
勉強よりも遊びや新しい体験を増やすほうを大切にしたいです。
今しか出来ない自由な時間を満喫してほしいと思っています。

なので、勉強は効率よく、楽しくでいいと思っています。