こんにちは!
うさカンです。
子育てに関して、親の失敗
「あ〜やっちゃったなあ…」ってこともあると思うのですが、この週末にあった私の失敗談と、そこからお話したいことをまとめてみたいと思います。
なにかの参考にしてください😅
とにかく、HSCとか発達障害とか、
いわゆる「普通」とか「定型発達」ではない子の子育てって、難しいし大変ですよね💦
親子ずっと一緒にいれば、だいたいの
「これくらいできるかな?」
「これくらいなら大丈夫!」
ってラインは見えてきますが、
特に新学期は環境も変わるので、
そのラインを見誤ることもあると思います。
人間はみんな違うから、時には誤解も当たり前ですが、親としては落ち込むことも、自分を責めることもあるかもしれません。
やりすぎちゃって、子供に我慢させすぎちゃって、後悔することもありますよね。
(特にHSPタイプのママ)
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さて、週末土曜日の話です。
下の娘は、コロナが怖くて不登校で、春からも不登校を続けると言っています。
でも最近は公園や散歩には出れるようになり、春の洋服を買いに行く約束をしていました。
娘は、シンプルで地味な服じゃないと恥ずかしいと思っていて、着れる服がないのです😢
おうちの部屋着には、特にこだわりはないのですが、出掛けるとなると、さあ大変!
おしゃれなのは女の子としてはいいけれど、
土曜日は、服を買いに行くために着る服がない!と久しぶりに大泣きしました💧
仕方がなく着たのは冬の服。
4月とはいえ、まだ寒かったし、夕方だったので、それでやっと出掛けることが出来ました。
お店は5件回りました。
移動は車でしたが、4件目あたりから、
「え〜、まだ行くの? もう疲れた~。」と言い出しました。
でも、もう長袖があんまり売ってないし、娘がコレというものが1枚も見つかっていなかったから、次にまわしたらますます買えなくなる〜!と思った私。
熱も無さそうだし、具合も悪くないというので、頑張らせました。
そしたら、5件目で、お腹が痛くなって座り込んでしまいました。
しょうがなく、買い物を諦めて帰りました。
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帰宅して、1時間くらいゆっくりしてたら元気になり、ごはんも少し食べて、お風呂に入りました。
そこで私は会話を持ち出しました。
今日はなんでお腹痛くなっちゃったんだろうね?
自分でも分からないということだったので、二人で話し合い、分析した結果、
・人がいて疲れた
ということが分かりました。
公園などの屋外では、人と会っても大丈夫だと思えるけど、お店のような屋内だとやっぱり人(コロナ)が怖いそうです。
マスク、消毒、ソーシャルディスタンスを取ると、96%避けることができるけど、残りの4%になるのが怖いと言います。
なるほど。最近の感染者は、ちゃんと警戒してたのに、何故かかかってしまったという人が多いもんね。
私もコロナは怖かったけど、毎週の食料品の買い出しで慣れてしまい、そして人が少ない夕方以降に行くなど、できるかぎりの感染対策をしているので、お店に人が少ない印象で、とても買い物しやすいと感じていました。
でも、娘はあまりお店には行かないし、知らないうちに人を意識して、緊張しすぎて疲れちゃったようです。
公園で、体力が意外とあると確信できた私は、もっと行けるはずと思っていたけど、精神的な疲れが隠れているとは言われるまで分かりませんでした。
車で夫は、「無人島ならいいのにね」って言ってたので、なるほどね、と思ったけど、野生のヤギが怖いから、それも嫌だと言う娘でした😅
そんな訳で、気持ちと情報を二人で復習しながら整理しました。
そして、じゃあどうする?という話へ。
さすがにまだ半袖では寒いし、
お店で具合悪くなるってことは、体からの悲鳴だから、それは我慢しないほうがいいよね、
だったら明日ママが買ってくるから、少し嫌でも我慢しなきゃ、だよって話して納得させました。
コロナ禍で、子供たちもいろんな制限があって、思うようにオシャレも出来ないなんて可哀想だと思いますが、
実は我が家はコロナ以前からそんな感じでした。
長女が起立性調節障害という病気が重くて、体調が悪くて動けない、寝ている間に成長して、着る服がない、履ける靴がない、外出出来ない、という状態になったんです💧
そして、動けるようになってからも、外出が難しかったり、短時間で疲れてしまったり、
そして好みの服や靴が見つからない!!
そんなことの繰り返しでした。
大人(おばさん)になると、別に毎年同じ服でいいのですが、若い子はやっぱりファッションを楽しみたいよね~。
という問題があり、随分とその悩みに付き合ってきました💦
なので、まあ可哀想という意識も薄くなり、
与えられた環境の中でどう生きるのか頑張れ!!
というスタンスに変わってきました。
いくら自由に生きると言っても、誰しも変えられない現実というものがあり、
いくら不公平を直そうとしても、全ての人に支援するとか満足できるなんて難しい。
それを待ってるよりも、今現在を妥協しながらもこだわれるところは「とことん楽しもう」と思うようになりました。
そんな時に新聞を読んでいたら、美智子様が昔、スピーチされた記事が新聞に出ていて、
コロナ以前に、私の母がくれた絵本の話が出ていました。
調べてみたら動画があったので、シェアします。
亀より遅い歩みの「でんでん虫」だと思います。みんなかなしみを背負って、ちょっと重たいけど、でんでん虫にはでんでん虫の幸せや楽しみがあると思います。
早く動けることだけが幸せではないと私は思います。
(ユーチューブで見てください)
*****という訳で、娘には無理させてしまいましたが、
私の気持ちを伝えて、わざとじゃないし、本人も納得でした。
そして、ちょっと失敗だったかもしれないけど、
でもこの体験から分かったこともあるし、この体験がないと分からなかったこともある。
なので、少しずつ見極めながら、反省もしながら、フォローもしながら、そんな感じでやっていくしかないかなーと思います。
意外とやってみたらたのしかったってことも新学期にはあるでしょうし。
これには誰も正解が分からないんですよね。
本人も・・・