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我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

子育てが難しい理由

 こんにちは!

うさカンです。

私は子育てを17年やってきましたが、ふとあることに気が付きました。今日は私が今感じている子育てについて、お話してみたいと思います。

 

「子育てに正解はない」

これはよく聞く言葉だと思います。

そして私は、正解がないから難しいのではないか、と思うようになりました。

私たちは学校の教育の中で、「正しい答え」を知ること、答えることを繰り返してきました。

教科書でも、テストや宿題でも、進学でも。何度も模範解答を覚えてきたので、それで高い点数を目指すし、いい結果に喜ぶのが当たり前でした。

でも、社会に出てみると、突然、教科書がなくなり、自分で考えること、決めることが多くなり、それが合っているのかどうか心配で不安になり、何度も確かめたくなったりストレスを感じたり、イライラしてくるのかもしれません。

 

自分なりの答えを見つける作業に慣れていないと、試行錯誤の過程を楽しめないとか、思うようにいかない結果を人のせいにしたり、自分を責めたり…

そんな風にしか進めないこともあるかもしれません。

それでは人生楽しめませんよね。

特に子育ては、人間対人間で、親のタイプ、子供のタイプ、経済状況、子育て環境などが様々で、ひとつの答えではとてもうまくいかないものだと思うんです。

それは当たり前のことなんだけど、やり方が分からないことには、気持ちがスッキリしなくて、常に迷い、疲れてしまうんだと思います。

 

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昔はまだよかったかもしれません。

子育てする仲間が地域にも、友達にも、親戚にもいっぱいいて、みんなの子育てを見て学ぶことが自然と出来たと思うんです。

リアルな子育ての姿をあちこちで知ることができました。

でも、今では子育てが少数派の上に、共働きやコロナやいろんなことで、家庭が閉鎖的になっていて、情報はネットの中の整えられた世界で、ある意味フェイクやマウントばかりだったりすると、知れば知るほど疲れちゃう…💧

 

今の子育ての難しさ、私はこのように感じました。

 

そして私はこの状況を改善するには、やっぱりアクティブラーニングで学び、主体的に生きる人を増やしていくしかないんじゃないか、と思うんです。

答えがない問題に取り組むことに慣れるというのは、正解がひとつではなく、他人の意見も否定せず、「そういうこともあるかもね」と受け入れていく世界です。

「子育てはこう」と決めつけて育てた場合、もしそれが、その子供に合っていなかった時に子供を苦しめてしまうことになります。時にはポリシーが悪影響になることもあるんだと思います。

人間はロボットではないので、もっとファジーに柔軟に対応しなければいけないのです。

だからこそ、常に判断に迷い、反省しながら、決めつけない子育てがいいのだと思います。

学校教育とは真逆のような気がしますね。

 

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人は答えが欲しい時に、いろんな方法を取りますが、私はインスタグラムのハッシュタグで#不登校 とつけると、沢山のカウンセラー的なお仕事の人が寄ってくるので驚きました💦

私は自分で学んでいるので、そういうのはノーサンキューなのですが😅

でも、きっとどうしようもない迷路に迷い込んだ時には、そういう人に助けてもらったり、何かを信じたりしながら、自分の心の支えを見つけていくのでしょう。

きっとそういう方も、「自分も苦しんだから誰かを助けたい」という純粋な気持ちだと思います。

自分の経験を誰かのために役立たせることは素晴らしいことです!

だからこそ、選ぶ側の人間が、しっかりしていなければいけませんよね。

「答えはひとつじゃない」という目は、常に持っていたいものです。

 

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子供たちが不登校になったり、好きなことしかやらなくなると、親はとても不安になるようです。

それは学校教育が一番正しくて、それしか道はない!と思っているからだと思います。

でも、私は子供たちを見ていると、自由に学ぶ素晴らしさを感じます。

好きなことをとことん伸ばすというのは、けっこうすごいチャンスなんだと思います。

本当はどんな子供にも、きっと何かの可能性があるんだろうな~って思います。

自分の個性や趣味に合わせて生きていくと、その道が見えてくるような気がするのです。好きな方向、得意な方へ向かっていくのは制限がなければ当たり前ですよね。

だって楽しいんだもん。

それが学ぶことを好きになるっていうことで、学びの入口なのかな、って思います。

よく、才能がない子は、そんな生き方じゃ無理でしょって言われるけれど、そんな人っているのかなあ?

自由な中で自分の好きなことが一つもない子はいるのでしょうか??

 

いろんな人と出逢ったり、いろんな経験をしながら、だんだん見つけていくんじゃないかな?そのうちに。

そういう体験の積み重ねを手助けするのが学校であるべきで、子供をルールの中に抑えつけて 、才能を見つけられない、勉強を嫌いにする、そんなカリキュラムには意味がないって私は思います。

子供を観察してきた結果、私はそう思っています。

どんな特性の子にも、得意を生かす環境があり、生きてて楽しい、学ぶことが面白いって思える場所と人間関係があることを願います。

「答えはひとつじゃない」から、得意も不得意もそれぞれで、得意を生かして誰かを助けることが生きる喜びだし、苦手なことを助けてもらうことで、誰かの自尊心を育み、誰も否定されないこと、

カリキュラムが事前に決まっていて、目標も答えも決まっていたら難しいですよね…

 

主体的な学び、アクティブラーニング、是非親子共々やってみてください。

 

 親の価値観を押し付けない、子供は子供で主体的に生きる、学ぶ。

 

 

 

参考資料

 


www.youtube.com