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我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

【HSPママ直伝】子育てにイライラする時の対処法と考え方

こんにちは!

うさカンです。

ちょっとお久しぶりになりました。

更新していない間にも、読者さんのご登録をいただき、

また少しPV数もあり、感謝いたします。

 

これからもボチボチですが、お役に立てる記事を作れるように

頑張ります!!

 

 

さて、今日は私の子育てに関する考え方を

大きく振り返ってみたいと思います。

 

親のタイプ、子どものタイプはいろいろですし、

家族の構成や環境、組み合わせいろいろですが、

私がHSPとして子育てをしてきて、HSCの娘を育ててきて

何を感じたり思ったりしたのか、そのマインドをお伝えしてみたいと思います。

もちろんこれが正解とか子育ての全てではないことをご了承ください♪

 

 

*****

 

さて、私はもともと何事にもあまりイライラしないタイプのようです。

けっこう適当でズボラで大雑把で忘れっぽい人間なのです😅

 

だけど、敏感さは特に社会問題に対しては過剰反応するようで、

正義感というよりも、弱い側の立場をいつも考えたり感じとったりしてしまう特性のようです。

 

だから、「怒る」という行為にとてもハードルがあります。

感情的に怒る前に、こんなこと言われた相手はどう思うだろう?と考えるほうが先立ち、いつも怒ることにブレーキをかけてきます。

 

イライラ思うこと自体も普通の人より少ないようですが、

さらにイライラしても自分を自制して、家族にぶつけることはとても少なく、今ではほぼありません。

もちろん子育て中にイライラすることはありましたけどね💦

 

そもそも私の初めての妊娠は、流産からはじまってしまったので、

長女が繊細で大変な子でも、嬉しくて仕方ありませんでした。

 

だから、イライラどころか、この存在が無事に生まれてきたこと、この命のために何かできる喜びみたいなものは、常に感じてきました。

 

泣き声さえも愛おしくて、いつも振り回されていたけれど、

ある時、「赤ちゃんは泣くことで肺を鍛えているんだよ」と教えてもらってからは、振り回されすぎないようになりました。

泣いてても、無理せず「ちょっと待っててねー」と思えたりできるようになりました。

 

そして、娘は小さき存在、対等に怒るなんて考えられないと思っていましたが、

ある時、友達のワンちゃんと遊んでいたとき、

「子どもにイライラしないなんてすごいね」と言われたことが印象に残っています。

私にとっては、ワンちゃんも赤ちゃんも、言葉も通じない相手。

出来なくて当たり前のことだらけだと思っていたので、イライラする意味が分かりませんでした。

全て、しょうがないじゃん、そこが可愛いんじゃん、なんて思っていました。

出来ないことがいっぱいだから、疑いもせずに私を頼ってくれる人がいるなんて、

今までそんなに活躍出来なかった私には、びっくりするほどの喜びでした😅

 

*****

 

そんなこんなで、私も相手の感情や気持ちをよく読み取るタイプだし、娘も同じようなタイプだったので、私の子育ては楽チンでした。

HSCを育てるという意味では、やっぱり普通の子どもと違っていて、大変だったこともありましたが、その都度私は娘の気持ちが「わかる〜」ってことばかりだったので、子育ての苦労はあまりなかったかもしれません。

娘が社会からはみ出しても、そもそも私の人物像自体がはみ出してる人だから、あまり気になりませんでした。

むしろ、みんなと同じように出来ないなんて当たり前の私だったから、

「そうだよね~、出来ないよね~」なんて、のんびり構えていたかもしれません。

 

そんな人生を送ってきた私でも、こうして家族に囲まれて子育て出来てるんだから、娘だって大丈夫でしょ、と楽観的なんですよね。

 

よく怒ってる人を見て私が思うのは、

きっとこの人は、自分が相手よりも偉いと思っているから怒れるんだろうな、っていうことです。

私は自分に全く自信がなかったから、

私には怒る権利なんてないと思っていました。

私が怒ったら、いったい私は何様なんだ??と自分をツッコミたくなる…

 

そんな気持ちもあって、たとえイライラしても、相手にはぶつけにくいのかなーと思います。

 

*****

 

私はけっこう人と違って、日本の価値観に染まらないことがあります。

それはホームステイの経験、海外の学校生活の経験から、同じ人は誰一人いなくて、みんながみんな個性的に見えたからだと思います。

そういう経験は、今になってみれば貴重で、

社会のルールやしつけなど、みんなと同じことが出来ないことや、人の目を気にしてとりあえず怒っておく、みたいな感覚はありませんでした。

娘が不登校になっても、時間を守れなくても、やることやれなくても、

どんな人間にも長所と短所、得意と苦手があって当然。

それを無理に社会システムに押し付けなくても生きていける…

 

だって、そもそも日本のシステムは世界基準ではありません。

日本の言葉では、郷に入っては郷に従えという言葉がありますが、

もちろん相手のことを尊重するために、同じことをしてみることで見えてくることや、意外な発見はあるかも!だけど、

それは個性を殺して、我慢しろってことではないよね、と私は思うのです。

 

そういう考えのもと、

娘が私の思い通りにならないことは当たり前だし、

娘は娘の個性で生きてる訳だし、

私が娘をコントロールできるはずがないって思います。

 

うちの場合は、病気や不登校により、出来なくなったことも増えましたし、

もともとは出来ていたこともあるので、またいつか出来るだろう、と思ったこともあります。

 

また家でどんなに乱れていても、外ではちゃんとする子なので、その意味でも安心でした。

HSCは空気を読むし、直感的に正しい振る舞いがわかる、だからこそ外で頑張りすぎて疲れちゃうし、不登校精神疾患になりやすかったりするんでしょうけど…😢

 

そういう意味では、やっぱりどんな子どもも子どもらしくいればいい、空気を読みすぎて、大人しくて、大人の言いなりになる子が偉いわけでも、いい子な訳でもありません。

 

*****

 

そうは言っても、自分に余裕がないと、ついイライラしますよね💦

私は特に寝不足と体調不良のときは、すぐにイライラしてきます。

だからこそ、体調管理には気をつけています。

私は自分が、カッカカッカと怒りやすいタイプではないからこそ、内にこもりやすくて、パニック発作になっていたんじゃないかと分析しています。

医学的なことは分かりませんが、私が外に発散しないから、心臓が発散してるんじゃないか?と最近思ったんですよね。

 

だから、私は自分の養生のために、ヨガやアロマや漢方薬を活用して、またハードすぎない運動=散歩くらいを取り入れたり、自分らしく自分のレベルで生きることを大切にしてきました。そしたら発作も起きなくなりました。

 

逆に怒りやすい人は、血の気が多い分、少しハードな運動をしてみたり、外出して外で楽しく発散したりして、自分の気を放出してくると、バランスが取れるかもしれないですね!イライラする元気を少し落ち着かせることができるかもしれません。

 

また、どんな人も、他人の経験談を沢山聴いて、

みんな大変なことはあるんだな、とか、いろんなやり方があるんだな、と知ることも大切だと思います。

どんな仕事も、見習いながら習得していくものです。

 

 

イライラすることは人間なら誰でもあること。

そんな自分を責める必要はありませんが、

そのイライラを他人にぶつけることはやめたほうがいいと思います。

常に、自分がやられたらどうなんだろう?と考えることは、大人も子どもも大切ですよね。

イライラを人間に向けることで、いい人間関係を築くことは難しいと思います。

特に子どもは親の姿を見ていますから、「気に入らないことがあったら、怒りをぶつければいいんだな」って学んでしまいます。

また夫婦間では、どっちが優位に立つかの競争になってしまうと、あまり面白くないと思うんです。

 

でもそれは、自分が我慢すればいいんだってことでもないんですよね。

自分が人間以外の何かで発散する方法を見つけるということですよね。

特にHSPママが子育てしていると、相手の気持ちに理解しすぎてしまうので苦しくなることも多いと思います。

 

私も娘の病気の姿を見ていて、何度も泣けてきました。

 

だけど、私はただの母親であり、治してあげることは出来ません。

私に出来ることは頑張ってやるけれど、それ以上のことは出来ないと受け止めることも大事だと思いました。

だって、私のメンタルが壊れちゃったら、私が娘のために出来ることが何もなくなってしまうから…

だからこそ、心配はそこそこに、病気でも不登校でも楽しまなくちゃって学びました。

まあ、それを理解して実践するには時間かかりますけどね😭

 

でも、子育ても、看護も、人と関わることでは、

相手を変えようとか、コントロールしようとか、それは無理なんですよね。

相手には相手の運命があり、その中で自分がいいように生きていくしかない…

そう線引きすることは、HSPには苦手なことかもしれません。

相手を見捨てるような、悲しい気持ちになってしまいます。

 

だけど、そうやって、気持ちだけ寄り添い、見守り、成長や回復を待ってあげると、絶対に喜びというプレゼントが返ってくると思います。

親切は返ってくる、こちらが先に与えてあげる、損して得取れですかね😂

 

子育ては先行投資ですから、無理せず長い目で見て、

そうして親子一緒に成長していきましょう!!

 

将来、子どもに毒親だとは言われたくない、

この親でよかったと思われたい、

でも自己犠牲しすぎたら、何もかも壊れてしまいます。

世間の常識に従って、「お母さんだから」「ママなんだから」という色眼鏡でいると、子育てなんてほんと苦しい💧

誰も助けてくれないのに、私に要求ばかりしてくる家族にうんざり…

 

私は学校に対しても、ほんとうんざりでした。

 

だから、私はワタシ。

他のお母さんには出来るかもしれないけれど、

私には無理です!!

という気持ちで、苦しいことを脱ぎ捨てて、

プレッシャーから開放されました。

子どもが出来ないことは、ママの成績表ではないから気にしない!!

人間にはみんな個性があるんだから。

 

だから、子どもを責めたり、虐待に近いことをしてしまい、後から反省の繰り返し…なんて場合は要注意です。

 

信頼できる人を探す必要があります。

子育ては大変な仕事。

人間をひとり育てるなんて簡単な訳ないじゃないですか。

ひとりじゃ出来ませんよね。

 

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