こんにちは、うさカンです。
今日は「不登校」と「情報の取り方」について、私の体験と考えをシェアします。
私が普段、情報発信をしている理由などもお話したいと思います。
よろしくお願いいたします。
私は毎日のように、インスタグラムやstand.fmを使って
自分の生活や考えなどを発信しています。
気持ちとしては「不登校、起立性調節障害でも人生を諦めない!」
「今を楽しもう!」という感じです。
別にキラキラしているわけじゃないけど、
等身大な発信は、前向きすぎて見るのが辛い…という層もいらっしゃると
自覚しながらやっています。
私も前向きなんて受け入れられない時期があったから
こんな発信が出来ない時期もありました。
でも、不登校はどんどん増えるし、学校は変わらないし、親のせいにされるし、
負担も親のみ(しかもほとんど母親💧)という中で
このまま受け入れるだけでは潰れてしまう…と思ったんです。
身の回りに理解者がひとりもいなくても、ネット内で繋がって
頑張って生きていこうよ❣️
と、いつも呼びかけていきたい…
そんな思いでいます。
それにしても、昔も今も「不登校」の情報がバラバラすぎませんか?
私は不登校の初期にいちばん大変だったのは「情報が多すぎて混乱」すること
でした。「人によって言うことが180°違ったりする」ので、大混乱して困っていました。結局、何をしてもどちらかの人に怒られる…みたいな悲惨な状況でした。
どこにも親身になってくれる味方を見つけられない😢
支援者、学校の先生、ネット記事、それぞれの意見が違っていて、本当に参りました。
それぞれ専門家なので、言うこと聞かなきゃとか、参考にしなきゃって思うのですが、情報が縦割りすぎるんでしょうね…
そういう意味で言うと、先輩方の体験談はとても役に立ちました。
親は素人だとしても、いろんな部署と掛け合い、交流を重ねてきてるから
一番視野が広いとも言える。
専門家との付き合い方も上手だったりする。
専門家でも知らないような情報も教えてくれる勉強家の方もいっぱいいました。
それくらい「不登校」って簡単ではなく、複合的にいろんな社会的要因が
絡まりあっていると思います。
私たち日本人は特に「正解がないこと」を受け入れるのが苦手だと思います。
でも、誰に何を言われても、自分が幸せだと思える選択が一番だと私は思います。
もしかしたら子どもが学校に適応障害を起こしているかもしれません。
とりあえずゆっくり休む時間と場所を確保してあげることは
命を守ることだと思います。
その後の進路や選択は、落ち着いてからにしましょう。
*****
今の時代、社会や子どもたちの環境が変わっているので、教育も変わらないと対応出来なくなっています。
実際、海外でも不登校やホームスクールは少しずつ増えているそうです。
これは日本だけの問題ではありません。
教育は時代とともに変わります。変わらないといけないと思います。
それは大人の働き方改革と同じように、人々のウェルビーイングとか選択肢を増やすこと、人格や人権を尊重することだと思います。
私は子どもたちの不登校対応(合計約10年間)、そしてコロナ禍などを経て、
自分の考えも変わってきました。
ひとつは、学校へ行けるなら行ったほうがいいけれど、
今の学校のリアルに諦めも感じているということです。
これは実際に自分が母子登校を経験し、学校に滞在する経験をしたことで
子どもたちがどうして学校に行けないのか…ということをいろいろ感じました。
そして、すぐには変わらないとも思いました。
不登校を出さないような学校作りは今のところ無理だからごめんね、
というメッセージだと私は思っています。
そして、もう一つはAI時代になったことです。
世の中が大きく変わりかけている中で、根本的に人の生き方は変わってきているのだと思います。
やっぱり若い世代こそ敏感に感じているのではないでしょうか?
詳しくは、音声で私の思いを配信しました。
よかったら聴いてみてください。
*****
ところで、今日ブログを書こうと思ったきっかけは
こちらの動画でした。
どうしてこの動画を配信しようと思ったのか…
正直言ってがっかりしました。
まず、高須幹弥さんが過去の動画で不登校について語ったことがあります。
その時の私の意見はこちらです。
今回の動画では、精神科医の益田先生がゲストとして出演しており、
高須幹弥さんの意見を正当化するような動画だと感じました。
動画内で益田先生は「基本的には学校に戻したほうがいい」とお話しされています。
私は昨夜、この動画を見て自分の意見も改めて考えました。
学校に戻すことだけを最優先に考えるのは危険で、現場の状況や子どもの心の声をよく聞くことが大切だと思っています。
もちろん精神科医として、個別の状況を聴いて個別に診断されていると思うので、
全部学校へ戻せ…ということではないのは分かります。
この動画だけを観たとしたら
「ほら、精神科医も学校に行ったほうがいいと言ってるよ」
って子どもに言ってしまいますよね。
今は特に、夏休み前の大事なとき。
ようやく学校から開放される時に、ゆっくり休むことができず、
常に親のプレッシャーを感じたり、孤独になってしまったら…
夏休み明けの自殺率はみんな知っての通りです。
だから、簡単に「学校に行ったほうがいい」っていうのは危険だと思います。
もしかしたら忖度した動画になってしまったのか、編集でこうなってしまったのかは
分かりませんが、親は自分の意見に近いものばかりを集めてしまいがち。
それが人間というものだし、特にインターネットのアルゴリズムは
そうなっています。
でも、その子その子の状態、状況によって対応は変える必要があるので、
是非、鵜呑みにしないでほしいです。
いろんな情報を集めてみてください。
特に、精神科と児童精神科は、また違うと思います。
大人の精神疾患を見れば、知識や経験で乗り越えられることもあり、
長い目、将来を考えれば学校で学ぶほうがいいという意見も当然だと思えます。
ただし、今の学校の状況を知らずに学校へ背中を押してしまって
万が一のことがあったり、精神疾患になってしまったら
元も子もないです。
二次障害の子を育てるのは、本当に大変ですから、
そうなる前にブレーキをかけられることは
とっても大事だと思いますよ。
(もちろん私の意見だけを鵜呑みにするのもダメですよ〜‼️)
私の体験談を役立ててほしいという思いで
毎日頑張って発信しています。
当事者の意見も、専門家の意見もバランスよく検討してみてください。
*****
もう一つの思い
——不登校対応で忘れてはいけないこと——
学校や教室は、案外“閉ざされた空間”です。
子どもたちの過ごす教室には、複数の大人の目が届かないことが多く、
監視カメラも設置されていないのが現実です。
だからこそ、もし大人が子どもに対して不適切な対応をしても、
周囲が気づかないまま終わってしまうこともあります。
しかも、子ども自身は「嫌だった」と感じても、
それをうまく言葉にできなかったり、誰にも聞いてもらえなかったりするのです。
もちろん、素晴らしい先生がたくさんいて、子どもたちのために尽力してくださっているのも事実です。
でも、この「学校は閉鎖的な空間だ」という現実は、決して忘れてはいけません。
今、先生の事件が明るみに出てきていますが、
大人はうまく隠蔽することができる。
その可能性も忘れないでください。
それから、先生方が疲弊してることも重要です。
ストレスが子どもたちに向かったり、
休職しても代わりの人員がないから、と
無理して働き続けている先生もいらっしゃいます。
誰にとっても過酷な学校現場である可能性があります。
もちろん、全然不登校が出ない、いい学校もあると思います。
変わり続けてる学校もあると思います。
これは、ぱっと見では分からないことなので、
必要ならしっかり学校に滞在してみて空気を感じてみてくださいね。
授業参観のよそ行きな雰囲気では分からないと思います。
親としてできること
・まず、我が子の声を信じて耳を傾けること
・安心して休める場所と時間をつくること
・子どもを守ることを、最優先にすること
そして、「万が一」はいつでも起こり得るという前提で、日々を共に過ごしましょう。
最後に
教育にも子育てにも、本当の「正解」は分かりません。
それでも、誰に何を言われても、自分と子どもが笑っていられる選択ができたら、
それはきっと“その人にとっての最高の答え”になると思います。
心も体も平和に豊かな幸せであるよう願っています😊
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以上、
出来ることをマイペースに続けていこうと思います。
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