こんにちは!
うさカンです。
いつもHSC(ひといちばい敏感な子)について書いていますが、今日は親がHSP(敏感な人)の場合の子育てについて、書いてみたいと思います♪
HSPの方は、いろんなことに敏感な人で、普通の人よりも様々なことに気付きやすい人です。
そういう人が子育てをする場合、子供のいろんなことに気が付き、目に付きやすいんです。
子供の様々な変化に気が付いたり、子供の微妙な気持ちに気付くことが出来るのは、すごい才能だと思います。
子供から見ても、親が細かいことを知ってくれる、わかってくれるのは、基本的にとても嬉しいことだと思います。
また、HSPは感受性が強いので、愛情深く接することができるかもしれません。
そんなHSPですが、
その長所が裏目に出てしまうこともあります。
例えば、細かく気が付くがゆえに、過干渉になってしまうことです。
気付いたら、どうしてもよい方向へ導こうと思ってしまいがちですが、子育てにおいては子供の小さな失敗も学びであって、それを積み上げることが大切です。
敏感でない親の場合は気が付かないような、小さな石ころも、どけて歩きやすいように親が道を整備してしまうと、ちょっとしたデコボコ道も歩けない子供になってしまう可能性があります。
また、こっちこっちと教えてくれないと、自分で決めて道を選択したり進むことが出来なくなってしまうかもしれません。
逆に、子供のほうが、私の人生を勝手に決めないでよ!と、全ての手出し口出しを拒否するようになるかもしれません。
HSPの親は、細かいことに気がついても、子供を信頼して見守る姿勢が、普通の親より大事だと思います。
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親が子供の細かいことに気が付くとなると、そこにイライラして子育てを楽しめないこともあるかもしれません。
気が付くことはもう敏感さの象徴で、脳がそうなっているのだから仕方がありません。
でも、少しそこは境界線を引いて、子供の世界と自分の世界を分けることも大切なのかもしれません。
愛情深く接することが楽しいという感情で子育て出来ていればよいのですが、それが過剰になりすぎて、重たい、辛い、と思う場合は、少し目をつぶるとか、親自身の世界があると、気持ちが楽になって、楽しい子育てになるかもしれません。
細かいことに気が付いて、正しいことを求めたくなりますが、子供はそれぞれのペースでゆっくり成長すればいいのだと、忘れないようにしたいですね。
つい空気を読んで、その場に合う子供を育てようと思ってしまいます。
それで子供が思う通りにならないと、イライラしてしまうんですよね。
きっと敏感さんじゃない場合は、あまり細かいことを考えず、自然とそういう生活になってるんじゃないかな?
私は、HSPの親なので、やっぱり敏感だと思います。
特に子供の感情、心情を読み取りやすくて、けっこうな割合で、「子供はこう思っている」と把握していました。
そうすると、はじめの頃はカウンセラーや学校の先生に、「それは本人が言っていることですか?」と確認されることが多かったです。(私が勝手に想像して言ってると思われる)
それで私も話し方を工夫するようになり、
「母親として見ていると、子供はこういう風に見えます」という感じで話すようになりました。
そうすると、「なるほど」って感じで聞いてもらえました。
もちろん、時には私が考えていることが違ったり考えすぎのこともあります。
だから、決めつけすぎないように気を付けたり、よく子供と話して、本当の気持ちを確認するようにしています。
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ところで、子育てに間違いはつきものだと思います。相手はロボットではなく人間なのだから、反応もいろいろで、そのたびに正しい選択ができるとは限らないと思います。
どんな専門家でも、いっぱい学習した人でも、間違えることはあると思います。
でも、詳しく知っている人なら、早めに間違いに気付いたり、うまく軌道修正できると思います。
親も人間だから間違えることもあるのが当たり前だと思います。
へんに正当化せず、間違いだと気付いたら子供に素直に伝えて謝るのもいいと思います。
子供から見ても、親も間違えることがあるんだな、と思うと、自分も安心して失敗することができたり、立ち直ることが出来るでしょう。
昔、幼稚園の先生から伺ったのですが、
親は子育てを失敗したとは言ってはいけないそうです。
そう親が思うと、子供が自分が失敗作なのかと思いながら生きていかなければならないから。
親は間違いもあるけれど、その時その時で、愛情を持って一番いいと思うことをやってきたのよ、と話してあげるべきだそうです。
そうすると、子供もその愛情に支えられて育っていくそうです。
ただし、子供に良かれと思って、なんでも押し付けないように、早めに気が付かないといけませんね。
途中で気がついた時には、手遅れと思わず、愛情をしっかり伝えつつ、これからのことを寄り添って見守って育てていけばいいそうです。
そんな素敵なことを教えてもらい、私もとても共感したので、そのような子育てをしています。
子育ての先輩に習ったことを、また下の世代にも伝えていきたいです。