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我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

NHKスペシャル~不登校 44万人の衝撃の感想。パート2 誰でもマイノリティになる可能性はあります。そのことを知って欲しい❗

こんにちは。
うさカンです。

前の記事からの続きです。

昔の私の家族は、本当に普通の中の普通でした。
普通って何?って聞かれても、よく分からない普通さでした。

ところが、突然、楽しく登校していた娘が具合が悪くなり、登校するのが難しくなり、病院を回されて「ドクターストップ」になりました。

そうなると、だんだんお友達との間にも溝が出来てしまい、体調が悪くて学校の時間に合わせることが出来なくなり、どうしようもなくなってしまいました。

本当はその時に、「起立性調節障害」という診断がおりて、周囲に周知してもらっていたら、自分のペースで学校と関わることができたのかもしれません。

周囲からも奇異な目で見られることもなく、人間関係まで壊れることはなかったかもしれません。

娘は一貫して、体調が良ければ学校に行くって言っていたし、今は淋しい思いをしています。

でも、その出来事がなかったとしても、結局は学校に行けなくなった可能性もあります。
娘のHSC(ひといちばい敏感な子)という気質は、今の学校の仕組みでは難しかったかもしれないな~と感じます。

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だからこそ、病気でも障害でも、そうじゃない子でも、誰でもの考え方や特性や能力などが、学校の中で考慮されるべきだと強く思います。

娘にとって、学校が辛いと思うなら、行かなくていいよって思っていたけど、今、親の私が病気になってみると、世の中をもっともっと深く考えるようになってきました。

親が病気だと、子供の教育について考える余裕がない人もいるだろうな~。
金銭的に厳しくて、働くこと、食べることに精一杯の親は、子供のフォローをする余裕はないだろうな~。

そんなことに気付きました。

だから、学校に合わない子供は学校に行かなくていいよって言われても、家庭で全てを背負うことができないお家もあるのです。

学校で受けられるサービスは、勉強だけではないですよね。
居場所がない子供たちは、とても淋しくつまらない思いをするかもしれません。

年齢にも体調にもよるでしょうが…。

やっぱり、はみ出た子供は学校から(追い)出す方法ではなく、学校はどんな親の子供でも、子供自身がどんなタイプでも、受け入れられる土壌がなくては…。
苦しむ子供が一人も出ないように考えなくては…。

その上で、自由な学び方を選択できる、そんな社会のシステムにならないと、子供たちは不公平になってしまいます。(そして家族も大変💦)

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番組の中で、イエナプランとか、様々な教育方法の話がありました。
それは、もちろん選択できたらいいと思います。
公立の中でも、いろんな選択ができるのは、子供たちに公平でとてもいいと思います。

だけど、まず第一の根本は、どんな教育にしろ、世の中にはマイノリティがいること、マイノリティを差別なく受け入れること、そして自分も突然マイノリティになる可能性があること、
そういうことを教える、学ぶことが大切だと思います。

自分がマイノリティになった時に、どう生きるのか。
自分がマイノリティになる可能性があると知れば、どう受け入れられたら嬉しいのか、考えることができると思います。

マイノリティというのは、数が少ない人っていうだけで、変な人ではないと知ってほしい。

不登校不登校予備軍が8人に1人なら、自分がいつなってもおかしくない。
病気や障害は、好んでなるものではないし、突然なることもある。

そういうことを常識として、まず先生方が知り、子供たちに伝えていって欲しいと思います。

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軍隊のような学校からは、殺伐とした社会しか生まれないと思います。
ルールは誰のためにあるのか、
学校は誰のためにあるのか、
社会は昔と比べてどう変わっているのか、
学校もそれを受けてどういう状態にあるのか…

感受性の強い子が、我慢して、苦しんで、体調に影響してしまうのではなく、
大人一人一人ができることで、子供たちを助けてあげたいと思いました。


私は、学校が子供誰でも受け入れる居場所となるように、できることを探して頑張りたいと思います☺

以上、私の感想と気持ちでした。
たくさん読んでいただき、ありがとうございました。