こんにちは😃
うさカンです。
そういえば、昨日、白旗神社の横を、太川陽介さんが歩いているのを見ました。
どこへ向かっていたのかしら?
太川陽介さんとカメラマンさん、音声さんが地味に歩いていて、誰も気付いていないようでした。
- 作者: 雨宮処凛,香山リカ
- 出版社/メーカー: 七つ森書館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
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先日から読んでいた本、もう10年も前の本なのに、今と状況が全然変わっていない気がして、どうして変わらないんだろう…と考えてしまいます。
世の中の息苦しさ、事件につながるような様々なこと、それが労働問題と直結している背景がとてもよく分かります。
ちょうど私が社会に出たタイミングは、バブル後で、就職氷河期が始まったころです。
私はラッキーなことに、親のお金で学校に行かせてもらい、新卒で就職したので、世の中のこと、知らないまま過ごしたと思います。
たまたまホテル業界にいたので、まだまだバブリーな名残。
フルコースを何度もご馳走になり、タクシーチケットも使えました。
実家から通っていたので、休みはエステに行ったり、バレエにお金をつぎ込み、好きな服もあまり躊躇なく買っていました。
オシャレなお店に食べに行くことも多かったし、雰囲気の為にいくらお金を使ったか…💦
まさか、将来、自分が働けなくなり、お金の心配をすることになるとは、全然想像出来ませんでした。
その時に貯めておくべきだったかもしれないけど、逆にあのとき好きなように過ごしたから、今の生活に我慢できるというか満足しているのかもしれません。
ずっと節約生活だったら、もうメンタルが潰れていたかも…。
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そういえば、私は卒論で、労働問題について書いたんだった。
あの頃の勉強なんて、ほんとに机上の理論だったなあ。
でも、社会のシステムを整えて、誰でも働けるかわりに、ワーキングシェアしながら過労の問題も解決できれば…
そんなことを考えていました。
今も結局、同じことを考えているなあ~。
「引きこもり」の方の苦しみは、自己責任論ではなく、社会のシステムがうまくいってないことがキッカケで、途中から軌道修正がとても難しいことなど、この本に書いてある「現実」はとても重たいなあ、そう思いました。
先日、テレビニュースでの働き方改革を取り上げた番組で、若者が自由に働けるやり方として、フリーランスの紹介がありました。
フリーランスと言っても、好きな時に好きなように働くっていう、バカンス的な感じ。
確かにフリーランスの働き方、選択肢の一つとしていいとは思いますが、年金問題とか考えると、将来的な保障がないと、やっぱり不安です。
それを、新しい人の選択!って前向きに紹介されても…もしかしたら、そうするしかなく、しょうがなく そうなっているかもしれないのにな…
って、とっても違和感を感じました。
社会保障がしっかりしてないと、自由だけ先に言われても難しい。
将来の不安がないくらい、いっぱい稼げる人はいいけどね。
私の場合はまだいいんですよね。普通に住む家があって、3食食べれて…
でも、将来の子供の教育費や老後はどうするの?
まずは、労働に関して根本的に困難を抱える人が、何故そうなっているのか知ること、そこからスタートなのかな、と思いました。
解決するにはどうしたらいいんだろう…