こんにちは☺
うさカンです。
Dr.イケノの思春期お悩み相談室 漢方薬で癒すこころとカラダ
- 作者:池野一秀
- 発売日: 2019/07/12
- メディア: 単行本
今日は、こちらの本をご紹介します。
私は、子供たちや自分の体調不良から、漢方薬に頼る機会が多くて、とても興味があります。
漢方薬は、自分の証に合うと、魔法のように効くことがあって、びっくりします。
そして、漢方薬は、体に効いたり、心に効いたりと、面白いと思うんです。
また、漢方薬は、多すぎず少なすぎず、体にとってちょうどいい感じに調整してくれたりするのも、面白いところだなあ~と思います。
そして、体の証に合うものを処方すると、思いがけない効果も感じることができたりして、体の根本的な部分を良くしてくれるような気がします。
こんな漢方薬は、体と心が不安定になりやすい思春期や更年期にはぴったりなのかな、と思います。
思春期の起立性調節障害や睡眠障害についても詳しく解説がありました。
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「現実に耐え切れずに、目をつぶり座り込んで動くことができない子どもたちも沢山います。そんな子どもたちに、目を開けてもう一度自分のいる場所から世界を見てほしい、できたらもう一度歩き始めてほしいというのが、私のささやかな願いです。この場合、周りに「いつになったら学校へ行くんだ」とか「せめて四月になったら、元の体に戻ってほしい」とか、事を急ぐ、また期限を決める大人がいると子どもはますます頑なになってしまいます。」
(→p165-166)
この言葉は、私もとても共感するところでした。
子供にとっては、まず元気になること、体も心も動けるようになるために、漢方薬が助けてくれる気がします。
漢方薬は、歴史が長く、何も検査もできない昔からの知恵がつまっていると思います。
そんな漢方薬について、私ももっともっと勉強してみたい気持ちです!
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ところで、私は昨年の手術前に処方してもらった漢方薬が合わなくて、変えてもらったことがありました。
その漢方薬が手元に余っていたので、今年になって飲んでみたら、今の自分にとても合う気がして、継続して飲んでいます。
もともと婦人科で処方してもらったのは、クラシエの漢方薬だったのですが、心療内科でも同じ薬を処方してもらえるというので、今回からそちらでもらおうと思いました。
そしたら、ツムラの同じ薬でした。
飲んでみたら、なんか味が違う、量も違う、そして効き目も違う感じがしました。
それで調べてみたら、同じ名前の漢方薬でも、メーカーによって配合などが微妙に違うことがあると分かりました。
私が飲んでる薬では、芍薬の量が違いました。
芍薬は、痛み止め効果があるのですが、量が少ないと、肩の痛みが戻ってきてしまうことが分かりました。肩こりのひどい感じかな??
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うちの子供たちも、漢方薬に助けられて、体調が良くなってきました。特に次女は、あんなに大変だったのに…と驚くほど治りました。
こういう専門的な本は、お医者さんや薬剤師さんが読んで研究するのかもしれませんが、
普段の生活にも役立ちそうなので、私ももっと詳しく学んでみたいと思っています。
我が家に飾っている、芍薬の花 (造花)