usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

不登校の学び、You Tubeで異文化コミュニケーション

こんにちは!
うさカンです。

我が家の小学2年の娘は学校に通っていないので、時間がたっぷりあります。

毎日毎日、何をしているかというと、
You Tubeを見ている時間が一番多いです。

娘はもともとテレビを見ることがあまり好きじゃない子でしたが、
我が家のテレビが新しくなってから、テレビでYou Tubeを見れるようになりまして、娘のYou Tube歴は1年半です。

それまでは、タブレットやパソコン、スマホを持っていない娘なので、ほとんどYou Tubeは見ていなかったと思います。

今は自由に見れるので、You Tube漬けって言えるくらいの日々です。

とは言っても、娘は自分で適当に目の休憩を入れています。そういう時間は、ぬいぐるみと遊んだり、絵を描いたり、紙で何かを作ったり、本を読んだりしています。

学校の勉強もしていますが、1日1〜2時間くらいしかやっていません。
学校のみんなのように5時間やるのは、自宅では難しいです。


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それで、娘がYou Tubeで何を見てるのか、というと、本当にいろいろです。

ゲーム実況や息抜きの(?)面白動画、を見て、ケラケラ笑っています。

ちょうど学校で面白い子が面白いことを言って大爆笑になるって感じです。


それから、ハムスターの動画もよく見ています。

最近では宇宙科学に興味が出てきたそうで、解説動画も見ています。

You Tubeは、おすすめ動画が出てくるから、そこから面白そうな動画を拾って見てみて、面白いと同じ人の動画をどんどん見て、ハマっていくのだそうです。

学校だと、科目ごとに勉強が分かれているけど、こういう動画だと、理科と社会の知識が混ざっていたり、アニメーションが出てきたり、声が子供向けで面白かったり、みんないろいろ工夫していて、勉強って感じじゃないけど、惹き込まれるようです。

あとは料理の動画も見て、バレンタインのチョコレートを作っていました。

そして、先日は、外国人に日本についてインタビューする動画を見ていました。

最初はポーランド、それからフランスで、
日本のことを街頭インタビューみたいな感じでレポートしていました。

日本語や、日本の文化、日本の食事など、けっこう知られているんですね^_^

すごく面白くて、私も一緒に見入ってました。

あと、海外の家庭の日常Vlogも楽しいですね。
娘も自分と同じくらいの年齢の子供の生活に興味津々でした。

こういう動画では、様々な国の言語、文化、人々の考え方を知る機会になるので、異文化コミュニケーションの勉強になります。

また、インタビュー形式を見るということは、学校でのクラスのみんなの意見を聞いてるような感じで、他者の意見を聞く練習みたいだと思いました。

娘は楽しい動画を見ると、部屋じゅうをぴょんぴょん走り回って喜びを表しています。
子供とずっと一緒にいて、子供が新しい学びを楽しむ姿を毎日見れるのは、不登校ならではの親の喜びかなって思います。



私は、不登校の子供の育て方として、何がいいのか悪いのかを知りません。

なんとなく、成り行きで今のような生活になっています。

You Tubeは、娘の知的好奇心を満たすのにぴったりのようです。
不登校でも退屈しないのはYou Tubeのおかげかも。
娘の世界を広げてくれています。

You Tube漬けのような日々でも、You Tube中毒ではないと思います。

いつでも自由にYou Tubeを見れるから(見れるのに?)自分で時間をコントロール出来ています。
ある程度のキリをつけたら、また後で見ようって思えるんでしょう。

お家でYou Tubeが楽しいから学校に登校しないのか?とも考えると思いますが、

放課後登校は嫌がらないし、頑張って図工の作品を仕上げて先生に提出しよう!というやる気もあって、それは楽しいことだと思っているようです。

放課後ではなく、日中にみんなと学ぶことが苦ではなく楽しければ、学校には行くんだと思います。You Tubeが楽しいから学校に行かない訳ではないのだと思います。


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娘がハムスターや宇宙科学に興味があるというので、図書館で本を借りてきました。

けっこう分厚い本なのですが、
パラパラっと見て、
「知ってることばっかりでつまらない」と言われてしまいました💦

娘にとっての勉強は、「本」の時代ではないのかな。

絵本や小説には、それぞれの良さがありますが、知識という意味では、もうインターネットの情報量には負けますね。


というわけで、
我が家の娘の学び方は、かなりYou Tube先生に助けられています。


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こうして学んだあとは、アウトプットの時間です。
学校ではテストになりますが、
我が家では、テストではなく、娘のおしゃべりになります。

自分が得た知識について、私にガーッとしゃべってきます。

雑学王のように、最近知ったことをいっぱい披露してきます。
私はただ感心するばかり。

「そんなことも知ってるの」
「すごいね」

それで、娘はとても嬉しくなるわけです。

自己肯定感も上がってきて、自信がつきます。

私は、アウトプットについては、
話すのが得意な子はおしゃべりでいいし、
書くのが好きな子はノートにまとめるのもいいし、
そして大人が感心していれば、どんどん伸びてくるんじゃないかと思います。

だって、楽しいもんね。

私がブログ書くのと一緒よお。

学校でも、画一的なテストや評価ばかりじゃなくて、
自分が何を学んだのか、自由にアウトプットできる機会が増えると、もっと勉強が楽しいかもしれませんね。

そしてYou Tubeで学んだ知識が、何か将来につながるかもしれないし、

全く違う方向になったとしても、娘の趣味や教養の世界を広げてくれて、そういう世界があるということは、人生を豊かに幸せにしてくれるんだと思っています。