usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

ゲーム依存にならないために

 

こんにちは!

うさカンです。

 

本日はこちらの本を読んだ感想と

私が考えるゲーム依存についてお話したいと思います。

 

この本は、ゲーム依存治療で有名な

国立病院機構 久里浜医療センターの樋口進院長が書かれた著書になります。

 

私は以前から、

うちの子が特に制限しなくてもゲーム依存にならないことや、

不登校なりにゲームから様々なことを学び成長する姿を見てきました。

 

一方でゲーム依存になる子がいることも聞いたことがあり、

その違いは何なのか…ということに

とても興味がありました。

 

ゲームやYouTube、インターネット、オンラインは

私たちマイノリティにいろんな可能性を広げてくれているし、

うまく活用すればいいことは沢山ある!

だから大丈夫だとオススメしたいけれど、

 

でも私が体験したことない依存の世界のことを知らずに

安易にオススメも出来ないよね、と思っていました。

 

なのでこの機会に学んでみたいと思ったのでした。

 

*****

 

先ほどもお話したように

我が家は特にゲームの時間制限を設けていません。

自分たちでコントロールできそうだから、という理由もあるけど、

やっぱり家にずっといる分「やり過ぎ」だとも思います。

 

それでも、ゲームをやりながらいろんな事を学び、

失敗しながら自分なりに考えて調整しているのを見ているので

心配はしていません。

 

こういうことを把握するには、

やっぱり「観察」が必要だな〜と思います。

 

思春期だからこそ

何をしているのか親が常に見えていること

さり気なく、見てないようで知っていることって

大事なんじゃないかと思います。

 

親の生活が忙しくて、

仕事が忙しくて、

ストレスいっぱいの中で把握しようと思うと、

どうしても言葉で、会話で、時短で終わらせようと思ってしまうけど、

それでは子どもたちは心を閉ざしてしまうな〜と思います。

 

注意と怒られること、叱られることばかりだと逃げたくなるのは

当たり前だと思うんですよね…

もちろん親のほうに余裕がないから

親は親なりに一生懸命頑張っているんですよね。

 

*****

 

依存というのは

心に小さな満たされない気持ちがあるから、

その気持ちをごまかすためとか、自分なりに癒そうとか

そういうことでハマっていくのだと思います。

そして本書にもあるように、

一度依存してしまうと脳が萎縮して

報酬がないとイライラしたり

無理に取り上げると暴力になるほど

制御出来なくなってしまうそうです。

だから、依存になってからの対応は

とても難しいと思います。

 

できれば事前の対策ができるほうが

いいですよね。

 

そこで私がやってきてよかったことをご紹介します。

ゲーム依存対策としてやってきた訳ではありませんが、

結果としては効果があったと思います。

同じようにしても、子どもの特性によってはうまくいかない可能性もあります。

困った時は専門家にご相談ください。

 

①話をよく聴く

話を遮らない、とりあえず聴く、否定しない、

時間がない時は「あとで」にするけど、きちんと時間を取ることを忘れない

 

ということを小さいうちから心がけてきました。

 

否定されたり、蔑ろにされたら

そのうちしゃべらなくなっちゃいますよね。

思春期になってもある程度コミュニケーション取れるよう

小さなうちから対策しておくことが大事だと思います。

 

 

②お金の教育

我が家はお年玉を一年計画で使わせてきました。

親が勝手に預金したり、使い道を制限、指示すると

自分で考えられない子になってしまうと思ったからです。

はじめは失敗ばかりで、年末までに金欠になり

泣いたり怒ったり、めんどくさいことになることを繰り返しましたが、

自分のお金を自分で考えられるようになったのはよかったと思います。

 

③親を尊敬させる

私は専業主婦だったので、

いつも働いて家庭を支えてくれる「お父さん」に感謝だね〜と

子どもたちに伝えてきました。

子どもたちは自然と「ママ」が家事をすることも大切な仕事だと見てくれて

同じように尊敬してくれました。

夫婦関係の中で、お互いに悪口を言わず、尊重し合っていることは

子どもたちにも伝わると思います。

 

 

我が家はhscで、空気を読む力がもともとあり、

何が正しいのかを知っていたり、命を大切にする気持ちが生まれつきあったような

気がするので、そういう意味では育てやすかったと思います。

 

でも、やっぱり毎日の積み重ねの中で

子どもたちとしっかり時間を取って

満足するまで話を聴くことを癖にしてきたおかげで

孤独や寂しさを家庭の中では感じず、

ゲームの世界だけで満たすことにはならなかったと思います。

 

また、お金の価値を自分で体験したことと、

親が稼いだり節約したり一生懸命暮らしている姿は、

何も考えずに課金していく…ということは防げたと思います。

 

お金は勝手に溢れ出てくるものではない、

よく考えて使わないと、あとで大変なことになるよね、

という感覚は、

ゲーム依存を防ぐために大切なんじゃないでしょうか?

 

よかったらご参考ください😊

 

そして、次回は

私なりの本題について書きたいと思います。

 

よかったらまた読みに来てくださいね!!

 

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