usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

忖度と日本の教育

こんにちは!

うさカンです。

 

最近、ニュースの解説などを聞きながら、

「そうか、私の違和感はこれだったのか…」

と理解する機会が増えてきています。

 

自分がハッキリと言語化出来なかったこととか、

言語化してみたけど誰にも理解されなかったり

共感してもらえなかった日本の教育とカルチャーに対する気持ち。

 

今日は私が素直に今思うことを書いてみたいと思います。

 

*****

 

日本には、たぶん儒教の影響で、

 

年上を敬う文化があります。

先生に従うのは当たり前。

文句があるなら稼げるようになってから言え!

子どものうちは親の言うことを聞く。

 

こんな風な価値観がありませんでしたか?

 

これは、もちろん素晴らしいことです。

先祖のおかげで私たちの命があるから、

感謝するし、

子どもたちのために頑張ってくれる大人を

尊敬する。

 

そんな自然な感情があるからこそ、

日本のいろんないいところが育ってきたのだと

思います。

 

 

でも…

もし、その大人の行動や言動が正しくない場合、

自分の考えと違う場合にも、

静かに受け入れなければならないのでしょうか?

 

子どもが大人に憧れて、自発的に学びたいというのは素敵だけど、

それを大人が強制するのはどうなんでしょうか?

その大人はカッコイイですか?

脅しとパワーで人を操らないと存在出来ない人も

尊敬すべきなのでしょうか…

 

*****

 

日本の子どもたちの人権の低さ、

命や存在を軽視されがちなところは

こんな背景があるのではないでしょうか。

 

私はアメリカにホームステイをした時に、

たぶんその部分を学んだのだと思います。

今になって思い出すと、

たった16歳のちっぽけなアジア人の女の子だったけど、

真剣に目を見て話を聴いてくれたり、

存在そのものを大事に思ってくれているような

愛情表現があったりと、

信頼できる大人が沢山いました。

 

子どもを無視しない、

考えを伝えてくれてありがとうという気持ちが

本当に伝わってくるようでした。

 

そして、それが特別なことではなく日常でした。

 

アメリカでもいろんな差別はあると思うから、

この体験は恵まれた偶然だったかもしれません。

 

でも、社会全体として、

年齢による差別とか、

ただ子どもだというだけで

何でもかんでも我慢しなさい、

みたいな教育はなかったような気がします。

 

どうしたい?

 

と聞いてくれることが多かったように思います。

 

だから学校の中に、様々な選択肢があったのだと思います。

 

*****

 

このように、子どもの時の教育の影響って

大きいんだな〜と思います。

 

本の学校では、

先生の言うことをそのまま聞くのが「いい子」です。

自分の思うことを言ったり、違う行動を好む子は、

先生から煙たがられ、

その先生の思いはクラスの子どもたちに伝わります。

 

娘が不登校になったときの

クラスの空気感…

34人対1とか、

39人対1とか…

 

みんなが「先生の思いになびいてる感じ」

を感じました。

 

子どもが大人の真似をするのは

当たり前だから、子どもに罪は無いかもしれません。

先生だって人間だから、様々な感情があるのも事実なんだと思います。

 

でも、子どもには何も選べない…

 

そこがシステムとして一番良くないところなんだと思います。

 

テストでは、

自分の意見ではなく、

マルバツを問うもの。

本当はシカクとかサンカクとかあっても

いいのかもしれないけど、

議論を生む問で成績をつけることは出来ない…

 

そして、

成績をつけるのは先生だから

やっぱり子どもたちは忖度しますよね。

自分の人生が左右される成績だから、

少しでも「よい」ことが大事。

 

自分の意見や考えを言って、

ワガママだと思われたり、めんどくさい人になっちゃったら

自分が損をするわけなので、

親もそういう子育てになりますか…。

 

本の学校では、

自分の意思に沿って自由に選択できない訳ですから、

全て言いなり。

嫌なら不登校になるしかありません。

 

ここは忖度を学ぶ場所…

 

そしてそういう子どもが大人になるから、

ずっとこのループですよね。

子ども時代にずっと我慢してきた人は、

それが当たり前だと思って

大人になったら子どもに対して好き勝手。

ようやく自分の自由な時代がきた〜!!

と喜ぶ社会になる訳ですね。

 

子どもの人権がないがしろにされるから、

大人の都合で子どもたちが生きてるわけですね。

事件が起きるわけですね。

 

*****

 

現場の先生がいくら頑張ってくれてても、

やっぱりシステムを変えないと難しいのではないかな〜。

 

そして、こういう教育を受けてきた大人の価値観を変えるのは、

やっぱりメディアの力だと思います。

 

子どもの人権ってどういうことなの?

私たちはどんな社会を作っていかなきゃいけないの?

 

今まで信じてきた学校教育をガラッと変えないといけない。

 

大手メディアだけではなく、

こうやって個人的に発信できる時代。

だから、オウンドメディアも出来ることはあるかもしれません。

 

特に、当事者が訴えかけることには

意味があると私は考えています。

 

よかったら私のラジオ配信も聴いてみてくださいね😊

stand.fm

また、表現の仕方は人それぞれ。

得意なものを持ち寄り、繋がったり情報交換、共有していければ、

きっと世の中は変わるはず。

 

それは音楽とか、絵とか、アニメーションやいろんなクリエイティブ活動など

なのかもしれませんね。

 

国語算数理科社会だけじゃないかもしれません。

 

学校の科目は誰が決めたのでしょうか?

 

子どもの気持ちやモチベーションや興味関心を

潰さないこと、

学校の科目だけで人のことを評価しないこと…

 

私はそういうことがとても大切なんだと気付いたから、

子どもと学校にいて

沢山の違和感を感じたのだと思います。

 

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