こんにちは😃
うさカンです。
引き続き、不登校について考えていきたいと思います。
今の学校、昔と一番違うところは、
「情報管理の仕方」
ではないでしょうか?
有名な話ですが、今はプライバシー保護のため、不必要な情報は学校から出しません。
連絡はメールで来るため、連絡網がなかったり、電話番号のみだったり…
お友達に年賀状を送ろうと思っても、住所が分からなくて出せないこともありました。
お世話になっている先生にも、お手紙は出せないですよね💦
(先生によっては、個人的に住所を教えてくれる先生もいました。)
私が子供のころには、小学校の担任の先生のお家に遊びに行ったりしたけどね~。
昔だったからなのか、田舎だったからなのかは不明😅
とにかく、プライバシーに関わる深いお付き合いは禁止なんですね。
いろんな事件がある昨今だから、そのほうが安心なのかもしれませんが、プライバシーを隠したお付き合いって、逆にどこまで心を開けるのだろう?とも思ってしまいます。
(特にHSC、ひといちばい敏感な子は、そういううわべだけのお付き合いは苦手だと思います。相手を信用するのが難しいと感じます。)
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情報管理は、校内でも徹底していて、職員室に立ち入ることは出来ません。
理由は、職員室内に様々なマル秘文章があるため、だそうです。
また同じような理由で、先生のお手伝いもできないそうです。
私が子供のころは、まだ性能のよいコピー機が普及していなくて。
クラスの文集なんか作る時にいつもお手伝いしていました。
印刷室に、先生とお友達数人という環境が、なにか特別な感じがしたし、勉強が出来なくても先生の役に立った喜びを感じたり、先生のプライベートなおしゃべりをちょっと聞いて、
先生も普通の人間なんだな、
なんて親近感を持ったりする、貴重な時間でした。
なにより、何十年経った今でも覚えているんだから、楽しかったんだろうな~。
今の時代は、そんな交流は難しいですよね。
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さらに私が驚いた実態は、
児童会役員選挙がないことです。
地域によっては、まだ残っているところもあるかと思いますが、どうして消えてしまったのでしょう?
私は自分が立候補することはなかったけど、
候補者の中から、どんな学校にしたいか一生懸命考えて投票した記憶があります。
子供たちが主役で、みんなでどんな学校にしたいか考えることは、まさにアクティブラーニングに繋がると思うのですが…。
今の学校は、先生たちが、子供たちをどう育てたいかを考えて実践する、管理教育に近くなっていってるのではないでしょうか?
本当は、お楽しみ会は子供たちが内容を考えて、企画することが、本当の楽しみになるし、学びにもなると思います。
年間の行事スケジュールを全部先生が決めてしまったら、何もかも押し付けられたような窮屈さを感じないかな~?
そこに、自由さがないから、必ず成功する、効率よく動ける…
そんな目標が簡単にクリアされていくのだと思います。
が、本当は、小学校時代こそ、失敗したり、効率の悪さを経験してみることが大切だと思います。
そこに、伸びしろを発見していくことが、「生き方」を学び、「自分の人生の練習」じゃないかな~?って思います。
今の学校は、先生も効率的に動かないと回らないし、親も効率の良さを望んでいるから。
きっと、社会全体の傾向なんだと思います。
でも…
この先、もっと社会がAI化した時、
いろいろ考えることができる人間がいないと、AIをコントロールできずに支配されてしまわないかと、とっても心配になってきます。
そのほうが楽だと感じる、指示待ち人間が多数になるのかな?
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以上、私が感じ、見てきた、
今どきの小学校でした。
もちろん、地域によって、全然違うこともあると思います。
問題意識を持つためには、実際に見てみることが大事だと思います。
あなたも、今どきの小学校レポートがありましたら、是非教えてくださいね。
まず実態を知ることが、不登校対策には必要だと思います❗