usagi-company-lab’s blog

うさぎさんのいる生活、HSCの子育てや日常について綴っています。どうぞよろしくお願いいたします。

いじめ問題と学校の先生

こんにちは!
うさカンです。

普段、学校の先生にはとても感謝しており、忙しい先生方に少しでも負担をかけないように、と思って過ごしています。

ブログなどの繋がりでも、素晴らしい先生の記事などを読むと、先生頑張れ〜!と思うし、こういう先生ばっかりだったら教育が変わるのに…と思ったりしながら、拝読させていただいております。

それでも、それとは別に、私はもう少し先生が変わってくれたら、と思うこともあるので、今日はそのことについて書きます。


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小中学校の先生の中には、学生時代から頭が良くて、運動も出来て、元気いっぱいの体育会系、食べることも大好き、声もハキハキ大きい!

そんな、「出来るタイプ」の先生が多いような気がします。

いわゆる「陰キャ」な人で先生になりたい!と思う人は少ないんじゃないかと思うんです。

教育現場が、元気な子供に負けない元気な先生に支えられて明るいのは、とてもいいことだと思います。

だけど、もしかしたらそういう先生の中には、「先生の世界」しか知らない、挫折も失敗も経験したことがない、視野が狭い場合があるんじゃないかと感じることがあります。

職員室にはたぶん大卒の先生しかいらっしゃらないと思いますし、有名な大学出身の先生も多いかもしれません。

そういう人生を過ごしてきて、成功している人は、自分の人生のように子供達を育てることが間違いなく素晴らしいと信じているかもしれません。

どの子にも、しっかり勉強を学ばせて、たくさん運動させて、いっぱい食べる元気な子、それが目標になっているかもしれません。


そして保護者のほうも、そういう教師像を求めている人が多いように感じます。

先生方は保護者に支持されて、ますます絶好調です。

きっと保護者の中には、自分より学歴が下の先生にとやかく言われたくない、みたいな見下すタイプの人も多いと思うんです。

昔から、先生は「上の人」って感覚だったのだと思います。

でも、よく考えてみて、

勉強が良くできて挫折知らずな人に、子供のいろいろな気持ちが分かるでしょうか。
人を育てるってすごく大変なことで、共感力がないと出来ないと思うんです。

人の痛みを想像したり寄り添うことは、自分にも辛い経験があるからこそ、それが生きてくるのだと思います。


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人をいじめる人、それを自慢するような人は、
きっとその人の人間力が育たなかった人なんだと思います。

残念ながら、いくら道徳で習ったとしても、理解するのは難しいと思います。

だって、道徳では、よりよい人になるにはどうしたらいいのでしょうってことを習うんですよね。

出来ない人間も存在するよ、それでもあなたには出来ることもあるし、存在自体に価値があるんですよ、と学校で教えてもらうことは、トントン拍子の人ほど難しいのではないでしょうか。

教師は正しい人間、よりよい人間を育てようとするし、子供はそれによって評価を受ける。

その構造の中で、知らず知らずのうちに、人を傷つけていることはないだろうか。

先生が気付かなければ、子供達だって気付かない。大抵の子供は、先生に好かれるように育ちます。

でも、あれ?なんか変じゃない?と思う子供もいます。
それは、弱い立場を経験することになった子。

勉強が苦手、運動が苦手、食べるのが苦手など、人間の苦手な部分を否定された子供達。
そしてもっと頑張ることを強要された子供達。

そんな子供達は、先生からいじめを受けたような感覚になると思います。

出来ない人を責める、努力が足りないと怒る、そんな先生を見て育つクラスの子供達は、
「そうやっていいんだな」と学んで、弱いものいじめをする。

上の立場の人が、下の立場の人に言いたいことを言って、やりたい放題すれば、自分の意志は通せて満足だし、気持ちもスッキリするかもしれない、けれど、相手の気持ちは分からない、気付けない人を育ててしまいます。

こういうことは、学校だけではなく、先生に限らず、いろんな所であることです。

いろんなハラスメント、いじめ、社会からなくならない理由は、そういう子供を育てていることに歯止めがかからないからではないでしょうか。

子供が大人になって、社会が作られていくから、教育が変わらなければ社会もそのままです。


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先生は公務員なのですから、
売り上げ(数字)にこだわるセールスマンのように、子供の成績を捉えないでほしいです。

自分のクラスの様々な数字は、先生の手柄ではないと思います。

子供個人個人の成長に目を向けてほしいと思います。

例えば不登校対応では、自分が頑張ってこの子をどうにかしてあげよう、と熱意のある先生はとてもありがたいのですが、その支援が自己満足になっていないか、考えてみてほしいと思います。

なんでも1位を取ることが偉いという価値観を考え直してみてほしいです。

先生方も子供達をよく見て、子供達は多様なんだな、と子供達から学んでほしいと思います。

そして保護者は、子供を育てるとはどういうことなのかをよく考えて、先生を育てていくような気持ちにならないといけないと思います。

人間は誰だって完璧ではないし、それが認められる学校や社会を作ることを、ひとりひとり出来ることを考えていかないと、

気持ちが学校から離れてしまう子がどんどん増えるだけだと思います。


きっと弱い立場の経験がない先生には、いじめがどんなに辛いことなのか分からないのかな。

いじめられると、自分が生きている意味が分からなくなるほど辛いのです。

人殺しと同じくらい罪深いのです。
人の心を殺しているのです。

どんな理由がそこにあったとしても。

もちろん先生だけではなく、子供に関わる全ての大人が気をつけなければいけませんよね。