こんにちは!
うさカンです。
今日はこちらの記事の感想です。
私の長女は、小学校5年生の時から具合が悪くなってきて、近所の小児科に通いました。
原因が分からない不調が続きましたが、普通ではなかったので、しょっちゅうクリニックに通っていました。
そして、県の施設の児童精神科を紹介されて、そちらに通うことになりました。
そこでドクターストップとなり、完全不登校になりました。
結局、そこのドクターの診断に不信感を持つようになり、通うのをやめました。
8ヶ月くらいは我慢して通いました。
いくら親が「この先生は嫌だ」と思っても、娘の為の通院を放棄したらいけないだろう、と当時は思っていました。
ところが、スクールカウンセラーさんに相談したら、相性が合わない病院に通っても効果はないから、やめていいんじゃない?と言われて、初めて「そうなんだ〜」と思いました。
アドバイスや相談って大事だなあ、と思いました。
私が頑なに頑張っていた考えを、柔軟にしてもらえた出来事でした。
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そして、私はその後、病院に頼らず、自力で調べ続けて、情報を集めたり、対応を学んできました。
3年経って、ようやく市民病院で起立性調節障害の診断をお願いしました。
市民病院は、基本的にはクリニックなどからの紹介が必要で、クリニックでは手に負えない治療や検査のためにある病院ですが、
我が家の場合は、市民病院につなげてくれるクリニックが見つからなかったので、直接お願いしました。たまたま小児科だけは紹介状無しでも受け付けてもらえたので、助かりました。
市民病院のドクターは、起立性調節障害と診断されても、治る訳じゃないし、診断が必要?というスタンスでした。
起立性調節障害の診断をする為には、大きな他の病気を否定する為の、大掛かりな様々な検査が必要で、具合が悪い娘に出来るのか?という心配もありました。
でも、「診断がなければ、原因が分からないし、周りの偏見の目から娘のメンタルが駄目になってしまう」という危機感が私にはいっぱいあって、療養生活が長くなると、
そろそろ元気になったら?という周りの圧力も感じたりして、
「いやいや、病気だから無理なんだよ、ワガママや怠けではないんだよ」と証明したくてしょうがありませんでした。
私の気持ちで、具合の悪い娘に検査をさせて、申し訳なかったなあと思います。
でも、娘を温かく見守ってもらう為に私が出来ることが、これくらいしかなかったんです。
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さて、診断を受けて、私はこの病気のお母さん方と繋がることが出来ました。
いろいろと教えてもらい、とても勉強になりました。
それでも、やっぱり娘がすぐに良くなることはなく、その後も何度か病院を変えてみたりしたけれど、効果はありませんでした。
娘の希望で、とにかくお家でゆっくり、ストレスなく療養するのが一番ということになり、今に至ります。
お家で体調に合わせてのんびりできるのはいいのですが、他の居場所がなく、友達を新しく作ったり、人間関係に満たされる経験がなくて、別の苦しみの中にいるようです。
娘の今の体調は、
起立性調節障害に由来するものなのか、
女性ホルモンのバランスなどによるものなのか、
睡眠障害的なものなのか、
自律神経の乱れも続いていると思うし、
要因をはっきり区別することが出来ないと思います。
たぶん不定愁訴というのは、いろんな原因が絡まっているのだと思います。
もちろん、HSCをはじめとする本人のもともとの特性とか性格とか、好みとか、、、
同じ病気の人でも、安心すること、考え方、治療方法、など、いろいろあると思います。
症状も全く同じではないと思います。
そういう意味で、
昔は早く診断が欲しい!それが偏見から守ること!だと思っていましたが、
今は、診断そのものよりも、全てのその人の成り立ち、あるがままの姿を受け入れることが大事だと思うようになりました。
もちろん、まだ今の社会では、診断がないと受け入れてもらえない、理解されないいろんなことがあると思います。
でも、その先には、
病気や障害があってもなくても、
出来ない自分も受け入れられる温かい社会が重要なんだと思います。
そうすれば、診断だけに頼らなくても、
無理強いさせて生きにくい世の中にならないのだと思います。
私は娘のことも、ひとつの診断だけに頼らず、
今日のそのままの娘と付き合っていくことが目標です。
そして、病気や障害があっても、幸せだと思える生活になるように目指しています。
全て満たされるのは難しいので、一歩ずつの積み重ねです。
病気や障害がなくても、自分なりの幸せを目指しましょう。
自分が満たされていれば、自然と他者にも優しくなれますよね。
今年も#つながる朝顔プロジェクトに参加しています。
今朝は今年初開花でした✨
待つ時間が長かった…
仲間の朝顔達は、とっくに咲いていた。
まあ、我が家はゆっくりのんびり、我が家のペースでいいかあ。
楽しいことには違いない!!
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