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最近は教育や社会の問題に興味があります。どうぞよろしくお願いいたします。

敏感な人と繊細さん、HSP気質について

こんにちは😀
うさカンです。

HSPのことを日本では、ひといちばい敏感な人と訳したり、繊細さんと呼んだりしています。
(子供の場合はHSCという)

我が家の娘は、どう考えてもHSP(HSC)なのに、本人はそうとは思っていませんでした。

繊細という言葉は、とてもいい意味に聞こえます。
敏感なタイプの人をネガティブに捉えないように…という配慮だと思います。

でも、本人からしたら、
「私はそんなに繊細な良い人じゃないから」と自分を否定して、認めなかったのだと思います。
繊細ってそんな良い人なイメージありませんか?


でも、敏感と言えば、良い意味も悪い意味もあります。例えば、敏感肌と言えば、肌が敏感な状態を表すのであって、そこに良いも悪いもないと思うのです。ただ、敏感に反応しやすい、刺激を感じやすいということ。

だから、敏感な人というのも、敏感に反応したり刺激を感じやすいなど、変化に気づきやすかったり、相手の気持ちや空気を感じとりやすい、という人だと理解できると思います。

基本的には敏感であれば、キャッチできる情報も多いので、きめ細かく気がつく、気の利く人とか優しい人となると思います。
でも、何に敏感なのか、によって、人それぞれ変わってくると思います。

我が家では、私と娘たち、HSPが3人いる家族ですが、みんなそれぞれです。

HSPに気質的な傾向はあるけれど、ステレオタイプではないのです。

*****

長女が眠れなくて、雑談に付き合って!という日がありました。
娘は起立性調節障害の症状のせいなのか、他に理由があるのか分からないけど、元気な時はとてもいい感じだけど、そうじゃない時もあります。
眠いのに眠れないとか、だるくて何もする気力がないとか、もう死んだほうがマシ、死ぬしかない…というくらいに落ち込む日もあります。

この日もそんな感じだったので、何か眠くなることを話して欲しい、ということでした。

ちょうどHSPの本を読んだところだったので、この本を読み聞かせようと思いました。



特に、第3章の敏感すぎる自分に振り回されずに生きるには、という項目は、とても役立ったと思います。

生きづらさをなくすために大切なことは、

知る、対応する、心構えをつくる

ということだそうです。

考えてみれば、どんな特性にも当てはまる話ですが。

その中でも、知る!ということが出来ていないと、

自分を理解することも出来ないし、自分に対しての対応、対策、心構えなど何も出来ません。

だから、自分のタイプ、何にどう敏感なのかを知ることは、とても大切なんですね。

娘は上にも書いた通り、自分が敏感な人という意識がなかったのですが、この本の様々な具体的事例を読んであげたら、どれもこれも当てはまるということが分かったようです。

そして、脳が刺激を敏感に察知するということは、とても疲れやすいということも分かり、娘が時に何も出来ないほど気力がなくなる原因なども見えてきたようです。

今まで何度も、「あなたはHSCですよ」と伝えてきたつもりだったけど、やっとこの年齢になって受け入れることが出来たかもしれません。

知ることが出来れば、あとは対策をたてるのみです。
いかに生きやすく生活できるか、ピッタリくる対応を自分なりに見つけられたらいいなと思います。


*****

ところで、私自身は今までこの敏感さと付き合うために、どう対応してきたのでしょうか。

私は、HSPという言葉も知らなかったし、自分が敏感な人だとも知りませんでした。

でも、この本を読んでいて、やっぱり自分はHSPだなあ、と当てはまることが多かったです。

自分なりに合わない環境から離れたり、どう自分の居心地のよさを作っていくかなど、試行錯誤してきました。

何十年もそんなふうに生きてきたら、自然と自分なりの生き方が身について、随分楽になりました。

私もとても考え込むタイプなので、基本的には人からアドバイスを受けても、簡単に受け入れることが出来なくて、時間がかかるタイプだと思います。

でも、人から言われてやるよりも、自分で苦労して習得してきたことは、しっかり自分の腑に落ちて、自分のものになった気がします。

だから、私は子供たちにも、安易にああしたら?こうしたら?とアドバイスはせずに、ゆっくり自分の頭で考えながら、自分の生き方を習得してほしいと思ってきました。

アドバイスというのは、されて嬉しい人もいるでしょうが、特にHSPの場合には、自分を否定されたような気持ちになってしまうことも多いのです。

こうしたら?と言われると、こうしていない自分が見えて、自己否定してしまったり落ち込んだりすることがあります。HSPの特徴の深く考えるということが影響してしまうんですね。

私も、親としての不登校対応初心者時代は、ほんとに苦労しました。
人と話していると、自分の子育てでやってきたこと、自分自身のことなど、全て否定されているような気分になり、味方がいない!と感じることが多々ありました。

でも、そういうことを、ひとつひとつ学びながら乗り越えてきた今では、自分はよく頑張ってきたな☆と思うし、もう否定することはありません。

自己肯定感を落とさない方法を、自分で身につけてしまったのだと思います。

だから、娘にも、そういう苦しい経験も糧となるだろう、と思っていたのですが、

その入口を示すこと、あなたのHSCはこんなところだよ、と伝えたことは正解だったようです。

「ママのおかげで眠れて生活リズムが戻った〜!」と言っていました。

自分を知るということは、なるほど、だからこうなんだ〜と解明できて、安心感につながるんだと思います。

そしてここからは、娘の人生の中で、いろんな試行錯誤があると思います。
私も若い頃から、本当に苦しいこともありました。
敏感な私を自分も周りも理解してなくて、

何故こんなにダメな自分…

と、自分自身を認められない、生きてる意味も分からないような迷路のこともありました。

それをゆっくり自分で乗り越えた先には、
素敵な家族に囲まれた、自分らしい自分でいられる幸せな場所を見つけました。

「知る」ことからはじまる、幸せへの道だと思います。

ということで、一気に書いてしまいましたが、
自分を知る、子供の特性を知る、親子関係を冷静に見る、そんなことが大事かな、と思いました。