こんにちは!
うさカンです。
私は二人のHSCを育てています。
二人のイヤイヤ期と反抗期について書いてみます。
長女は2〜3才のイヤイヤ期、全くありませんでした。
次女は癇癪持ちではありますが、イヤイヤ期みたいなものはなかったと思います。
HSCの特徴として、
空気を読む、先を読む
ということがあるので、訳の分からないイヤイヤというのは基本的にはないのだと思います。
そして、私の育て方も関係しているのかもしれません。
私はあんまり「○○しなさい」と命令口調は使わないのです。
いや、昔はしてたかな。
でも、「どうして○○しないの?」と優しく聞くほうが、何事もうまくいく気がします。
子供が何かを嫌がる時には、だいたい理由があるので、そこを聞いてあげると、
「じゃあ、こうしてみる?」と代案が浮かんだり、「なるほどね」と思うことが多くて、イライラしません。
普通に会話できるといいのですが、次女の癇癪中には冷静に話せません。
それでも、あとから話を聴いてみると、子供の気持ちがよく分かります。
イヤイヤ期というのは、自我が出てきた証拠で、成長にはとても大事なことです。
だからといって、いつもいつもケンカになるのは、親子共々疲れてしまいます。
子供が大人の思い通りにならないのは、違う人間なので当たり前です。
また、子供は成長途中なので、うまく出来ないことも当たり前。
親としては、しつけのつもりで、やってほしいことを指示しているのだと思いますが、
特にHSCの子供は敏感なので、嫌なことも多いかもしれません。
ちょっとしたことが苦痛で、できない事、やりたくないことが多いかも。
でもそれは、ワガママとか、理由がないことではないと思います。
そこに親の気持ちを押し付けるのは、親も子供も納得できなくてイライラしてしまうかもしれません。
うちは、長女はとにかく何でも「はーい」ということを聞くイイコちゃんだったので、逆にとても心配でした。
こんなに親の言いなりで、将来、大丈夫かしら?もっと強く自分を持たないとイジメられちゃうんじゃないかしら?
でも、長女は空気を読むのがとても上手で、気をつかえるので、お友達に恵まれていたと思います。
次女のほうは、「こうしたい」という思いが頑固なことも多いですが、間違ったことをするのがとても気になるタイプなので、正しいことばかり選択します。結果、とても育てやすいと言えると思います。
次女もお友達には恵まれていましたが、気を遣いすぎて八方美人的になり、困っていたこともありました。
HSCの子供は、特に公共の場でグズグズ言うことがなくて、子育ては楽なんじゃないかな?と思います。
その分、自分を抑えすぎてしまって苦しくなることのほうが心配なので、フォローしてあげないといけませんね。
もしかしたら、HSCの子育てが、他の子にも使えることもあるかもしれない。
○○しなさい!→どうして○○しないの?
を使ってみてください。
子供だって、自分の思いをたくさん聴いてくれる人をより大好きになるでしょうし、満足したら素直に動くかもしれません。
また、よく話を聴く親の姿勢を真似して、子供も親の話をよく聞くようになるかもしれません。
うちの子供たちは、私の話をたくさん聞いてくれます^_^
*****
子供の話をよく聴くと言っても、全て言うことをそのまま受け入れるということではありません。
親には親の気持ちはあります。
ただ、それをはじめから押し付けるのではなく、まず子供の話を最後まで聴くということが大事です。
それは思春期の反抗期の子育てにつながってくるからです。
思春期の反抗期に関しても、基本的にはイヤイヤ期と同じかな?と思います。
うちの次女はまだ8才で反抗期になっていないので、長女一人の反抗期しか経験していませんが、
やっぱり親子の対話が大切なんじゃないかな?と思います。
お家のルールについても、勝手に決めて、○○しなさい!というよりは、どうして○○できないのかな?と話を聞いてみてあげる、寄り添う姿勢は大切だと思います。
長女は、外のストレスが多くて混乱していた時期には、お家で荒れることもありましたが、今はお互いよく話すので落ち着いていることが多いです。
子供だって子供なりの社会で頑張っていて、疲れていたり、苦労があるのでしょう。
HSCの子供は刺激が多くて疲れやすいと思います。
何かを強要するよりは、よく話を聞いて寄り添ってあげたいな、と思います。
思春期の反抗期は、ホルモンのバランスも乱れるし、大人の考えと成長途中の自分の考えの間で揺れ動き、生きているだけで大変な時期です。
小さい頃から親が子供の気持ちをよく聴き取ってあげていると、子供は親のことが素直に大好きになります。
そりゃあ、自分の言いたいことを聴いてくれず、
どうせ○○なんでしょ、と決めつける親より好きになりますよね。
そして、いつでも自分の話を聴こうとしてくれる親に対して、信頼感が育ちます。
思春期になっても、本当に困った時など、親に話してみようという気になります。
もし、小さい頃から話を聴いてくれない親だったら、
「どうせ親に話しても否定されるだけっ」って、最初から諦めてしまいます。
でも、それだと親は子供の気持ちや行動を理解できなくて、困ってしまいます。
だから、小さい頃からよく話を聴くことは、結局親が楽に子育てする方法なんですね。
*****
ということで、子供の話をよく聴いて寄り添う効果について書いてみましたが、
一番、話を聴いて寄り添って欲しいのは、子育てしているお母さんだと思います。
特に今はコロナもあって、友達と会うことも難しいし、外出自粛で立ち話の機会も少ないです。新しい友達を作ることもできないし…
普段抱えている、愚痴や不満を吐き出すことができるだけで乗り越えられることが、出来ません。
そして、お父さんたちも、飲み会や同僚とのおしゃべりの機会もなく、孤独でストレスをためているかもしれません。
こういう大変な時や、災害など、いざという時には、家族で協力したり解決する必要がありますが、家族で癒やし合えないと苦しいです。
お互いにゆっくり話すことができたらベストですが、SNSなどで吐き出すのも一案ですね。
みんな、思っていることを抑え込むことには限界がありますから、やっぱり発散しないとね。
子供の話を充分聴いてあげて満足感を体験させてあげると、子供もそういう風に伸びるように、
夫婦間でも、そう出来るといいですね。
ニワトリが先か、タマゴが先か、
夫が先か、妻が先か…
是非先取りして、試してみてください。
話を否定せずに全部吐き出させると、自分の気持ちを整理する効果もあります。
だから、解決しようとせず、ただ聞き流せばいいのです。
先行投資すれば、きっと自分にも返ってくると信じて。
私、夫婦げんかしたことがほとんど無いので、参考になるか分からないけど、もしよかったら試してみてください〜😀
*****
昔、長女が1才の時、友達に、
「子供にイライラしないですごいね!」と言われました。
その友達は、飼ってる犬にも、イライラしちゃう時があるって言ってたので、
私はビックリしました。
ワンちゃんも人間も、自分の思い通りにならないのが当たり前だと思っている私は、
たぶん相手にあんまり期待していないんでしょうね。
そして、自分自身にも苦手なことや出来ないことが沢山あるので、あんまり人に要求できないなって無意識に思っているんだと思います。
そういう風に、相手の事情に思いを寄せる力は、HSPママの特徴だと思います。
あんまり自分のほうが「上」だと思っていると、辛くなってしまうので、
みんな長所も短所も価値観も違うのが当たり前。そんなもんよぉ〜。
と気楽に子育てできるといいですね!
子供の「言い訳」、じっくり聴いてみると、意外と面白いですよ😀
(子供の考える力も育ちますし!)