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我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

【ストレス脳】の感想とHSPについて

こんにちは!

うさカンです。

今回はこちらの本を読んだ感想を書きたいと思います。

 

 

 

私は専門家ではないので、自分の体験ベースで考えたことを書いています。

話半分でお読みいただけたら幸いです。

 

 

先月、スマホ脳を読んでとても興味深かったので、今回は同じ著者の新作を読みました。

 

私たちはコロナ禍を経験して、悩みや不安や価値観がゆらぎ、こういう本は売れますよね。

この本が、どこまで正しいのか、という所は正直言って分かりません。たぶん今のデータサイエンスでは解明できないことも沢山あるんだと思います。

でも証明できないことがウソとも証明できないですし、基本的に何をどう思うかは個人に委ねられるのかなーと思います。

ひとつのことにのめり込まず、いろんな人のいろんな意見を拾いながら考える力が必要なんだと思います。多様な価値観の中で、社会の規範を逸脱せず、騙されず、でも自分らしく生きることは、「知識を味方に考える力」が本当に大事なんだと私は思っています。

 

学校では、先生と教科書が全て正しいと習う訳ですから、疑う力や発信する力を身につけることは難しいのかな、と思います。

でも現代を生きる子どもたちには必要なスキルだと思います。

 

*****

 

私は、8年くらい前にHSCという概念を知りました。

当時はほんの一握りの人にしか認められない考え方で、ほとんどの専門家は胡散臭いと思っていたと思います。

それが最近では、なんかみんな普通にHSPについて語られていて驚きます💦

私は、解剖学の養老孟司先生が、HSP、HSCに対してどのように語られるのか知りたいと思いますが、まだ出会えていません。

脳の多様性は、いろんな事が絡んでくるのだろうな~と想像します。

 

子どもが、起立性調節障害と診断されたり、不登校になったりしたことで、

子育てについて「どうしたらいいんだろう?」と思い、頼れる専門家が近くにいなかったので、本で勉強してきました。

 

私自身も子どもの頃から、自律神経失調症と診断されることが多くて、

結局、不定愁訴は自律神経とホルモンのバランスが乱れるとなるのかな、

ストレスって何だろ?脳科学や体の仕組みなど、また子どもや人間の発達などについても学んできました。

そして、数年前にポリヴェーガル理論という本を読み、初めて納得して私は落ち着きました。

 

そこに書かれていたことは、私が体験してきたことに、よく重なる内容でした。

自分が失神する時の感覚が、とても不安で、不安障害と診断されたこともありました。

ポリヴェーガル理論は、私はポージェスさんの最初の一冊しか読んでいません。今ではけっこう飛躍した解釈の本もあるようで、否定的な意見も目にします。

もちろん私も100%合っているのかどうかなんて分からないけど、でもあの一冊は本当に読んでよかったと思います。

お薬だって、100%の効果はあり得ないように、

この理論は私をとても勇気付けてくれて安心させてくれる材料になりました。

 

*****

 

まだ本当のことが解明されていない、解決策が分からない、原因が分からない…

そうなると不安になって混乱してしまう人は多いと思います。

私もかつてはそうでした。

でも、世論が、あーでもないこーでもないと言ってるということは、結局理由なんて分からないんじゃないの?

 

けど、私はこれを信じると楽になって人生を楽しく生きられるよ、

正しいかどうかなんて二の次でいいんじゃない?と思いました。

この考え方は、自分軸とも言えるし、場合によっては新興宗教にもなってしまうから、何度も検証を重ねないと危険ですけど。

すがりたい人は沢山いるから、紙一重ですよね。

 

だから、今度は私は歴史にも興味が出てきたんですよね😅

あんなに嫌いだった歴史。子どもの頃に全く楽しさが分からなくて、勉強しなかったのに💦

 

人間の進化の歴史から分かる、病気のこと、教育のこと、そういう気持ちに、アラフィフになり初めて思ったんだから不思議🤭

 

こんな私だから、子どもたちにも勉強しろ、なんて言えません。ほんと。

 

でも、興味関心を持つタイミングってバラバラなんだと思います。

無理矢理押し付けても嫌いになる〜💧

 

こんな感じで、終わりがない勉強に絶望を感じる人もいるかもしれないけれど、

私は分からないということは、まだ可能性がある気がして、とても楽しく気楽になりました。

 

みんなが正しいと言ってることを、みんなと同じように出来ない自分でも、

時代が変われば価値があったのかも❣️

HSPの過敏な能力は、狩猟採集時代の生き延びるための能力だったのかも!なんて思ったら、なんか嬉しくなりませんか??

 

まあ、こんな形で、私はこの本に安心したんですよね。

 

ところで、筆者の結論と私の意見は少し違いました。

 

人間は、狩猟採集の心配をしなくても、スーパーへ行けば買い物出来るようになりました。

たぶんその時代の人たちより私たちの脳は暇になり、別の心配事を考えるようになったのではないかと思います。

 

私たちの脳は、生き延びる為に心配するようにできていて、楽しく遊ぶことを幸せだと感じないように作られているのかもしれません。

 

でも、現代、特に今この瞬間はインターネットの発達で、

好きなことを追求してマニアックになること、それを発信することが、誰かの役に立ったり、稼げたりするようになったんだと思います。

 

自分が「いい!」と思う世界を勉強してみて、その知識を披露したり、楽しさを伝えることなどで、人間の心配や不安な脳を助けることができるんだと思います。

 

もちろん、地域によっては、まだまだ食糧やインフラなどの安定しない環境もありますが、そのほうがメンタルヘルスが健康に保たれている可能性がある、ということは、やっぱり私たちが学ぶことだと思います。

 

成長とは、発展し続けることなのか、どこまで発展したら私たちは幸せだと感じることができるのか…

 

実は物質的なことはそこそこでも良いのではないか、

じゃあ余った時間をどうするのか?

 

私が考えるこの答えは、人それぞれの好み、楽しさを追求するということになります。

選択できることが、豊かさの象徴なのではないか、と思っています。

 

誰かが我慢する上で成り立つ社会は、転落の可能性が沢山あって、なかなか落ち着かない、幸せとは遠いと思うんです。

 

誰でもマイノリティになる可能性は常にあるわけですから。

 

みなさんはどう思いますか?

よかったらコメント欄で教えてください♪