usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

不登校のはじめの頃

こんにちは!
うさカンです。

娘がだんだん学校に行けなくなった頃の自分を思い出していました。

当時、娘の体調がどんどん悪くなって心配でした。原因が分からなかったので、精神的なことだと思っていました。

学校の先生、養護の先生、スクールカウンセラーさん、病院のドクター、みんな私を安心させてくれることはなく、私はとても悲観的だったと思います。

私の対応が悪くて、このままでは子どもがどうなっちゃうか…と親子共々脅されているような気持ちでした。きっとアドバイスのつもりで、みんなアレコレと言ってくれたんでしょうけど、

大丈夫だよって見通せるようなことは全くなくて、不安と悲しみ、時には怒りでした。
とにかく娘の体調の悪い時を、私は見ているけど、周りには理解されなくて、娘を守りたいという気持ちしかなかったような気がします。


そして、私がそういう状態だったので、私はそれで頭がいっぱいでした。
なんの余裕もなく、常に頭の中は、周りの人に言われた言葉を考えていました。

次女(当時3歳)とお風呂に入っていても、気持ちは上の空。娘が話してくれることが全く聞こえてこなくて、途中でハッと気付いて「これじゃあだめだ」と思うことを繰り返していました。

この頃の私は、どう考えても子供達にいい影響はありませんでした。

自律神経の話で、一緒にいる人がリラックスしていると、それが波及すると言われます。
本当は私が深刻に悩まないでリラックスできることが、一番重要だったんだと思います。

そういう支えが欲しかったんですね。


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周りに頼れる人がいなかったので、私は一生懸命 本を読みました。
いろんな人のいろんな本を読み漁って、何が正しいのか勉強しました。

体調が悪い娘を守るには、どうしたらいいのか、学校のこと、不登校のこと、思春期の心、などなど…自分なりの知識を身につけながら、自分の気持ちを強くしていきました。

そして自分は間違っていない、と思えるようになりました。

具合が悪くても、学校に行ってなくても、いろんなつまずきがあっても、大人になって生き生きと立派に生きてる人の例をたくさん知るうちに、絶対に我が子も大丈夫!!って思えるようになりました。

自分が安心することで、それが子供たちにも伝わっていきました。

また、病気のことも、結局お医者さんに相談しても分からなくて、自分が動いて情報を仕入れることで、やっと「起立性調節障害」だと分かりました。

そんな全てが落ち着く状態になるまでに、何年もかかってしまいました。

娘たちが中学生、幼稚園生になって、
一人で頑張っていた私に支えてくれる人が出てきました。たぶん、社会の意識が変わった時だったんだと思います。


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今、不登校の初期で悩むお母さんがいたら、大丈夫って伝えたいです。

私が自力で何年も学んできた結果、本当に大丈夫だと思います。

目標が「みんなと同じこと」だと、ちょっとキツイかもしれない。でも、「子供が自分なりに幸せになること」を目指すなら大丈夫だと思います。

人間は強く自分なりに自分のペースで生きることができる!と思えば、きっと幸せに気がつくはず☺️

お母さんが子供を信じて、一番リラックスしていれば、きっと子供たちにもいい影響になると思います。

お母さんがカチカチになっていると、子供もなかなかリラックス出来なくて、本来の自分にはなれないと思います。

そうは言っても、なかなか簡単にお母さんは自分の悩みを手放せないんですよね。
私ももちろんそうでした。
悩むだけではなく、体にもいろんな症状が出てました。

考えを変えるのは時間がかかるかもしれません。(私みたいに💦)でも、そんな自分もそれでいいんだよ。だって悩むのも当たり前だもん。

脳科学茂木健一郎さんが言ってました。
イライラはストレスからくる。ストレスはそれ自体を解消しようとすると、さらにストレスがたまる。
ストレスを根本的に解消するのではなく、何か自分の好きなことや打ち込めることを探すのがいいのだそうです。茂木健一郎さんはマラソンしているそうです。
そうやって、普段の自分のストレスを整理しているんですね。

渦中にいると、他に目を向けることは本当に難しいです。私はなかなか出来ませんでした。

でも今になってみると、全体的にそういう道のりだったかもしれないな〜って思います。


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今はコロナ時代だから…
自分の都合のいいように考えやすいと私は思っています。

うちの子供は学校に行っていないから、コロナの感染の心配が少ないとか、自宅なら暖かい部屋で勉強できるとか。

5〜6年前は、学校に行かないほうがいいことなんて、あまり思いつかなかったけど、今は時代が変わったように思います。

いろいろ大変なこともあるけど、娘が楽しく鼻唄を歌ってるのを聞いていると、

これでよかったんだって、幸せを噛みしめることができます。

どんな状況でも、happyが一番☆

娘たちのオリジナルな人生を、まずは私が信じて、少しずつの成長を見ていこうと思います。