usagi-company-lab’s blog

我が家の不登校日記です。最近は教育と社会問題に興味があります。どうぞよろしくおねがいします♪

心因性頻尿の子供の不安と接し方

こんにちは。

うさカンです。

 

今日は久しぶりに、心因性頻尿について振り返り、書いてみたいと思います。

 

我が家の次女は、幼稚園の年長さんの夏休みに、突然トイレが近くなりました。

その年の夏は、長女のことで忙しかったことと、縄跳びを頑張らせたことが、もしかしたら心の負担になっていたのかもしれません。

また集団生活を頑張ってきた疲れとか、これからの小学校生活に向けてのプレッシャーもあったかもしれません。

 

表面上では、幼稚園も楽しんでいたし、お気に入りのランドセルも購入できて、特に気に病むことはなさそうでした。

だから、はじめは特に気にしていませんでした。

 

ただ出掛けるとトイレに行きたい!という回数が増えたなあ、という感じでした。

 

 

*****

 

ところが、症状がどんどん増えてきて、四六時中トイレを気にするようになり、

テレビで楽しいアニメを見ていても、10分に一回くらいはトイレに行くので、

「これは楽しいことで気を紛らわせるのも無理だなあ」と思いました。

行動にもたくさん制限ができてしまい、幼稚園はもちろん、病院へ連れて行くのさえ大変な状況でした。

 

なんとか二学期は、親子で登園したり、遠足やお芋掘りなども私も一緒にみんなと少し別行動しながら参加しましたが、私の体調も限界になってしまい、三学期は登園をやめました。

 

親子共々疲れてしまいました。

 

卒園式にも参加せず、

入学式には参加できたものの、

そのあとは学校も母子登校、または不登校で過ごしました。

 

 

病院は、小児科を受診しても治らず、

一年生の夏前に、お友達から小児も診てくださる泌尿器科を見つけました。

そこで、膀胱の様子をエコーで撮ってもらうと、多少膀胱が小さめだということが分かりました。

そして、西洋薬と漢方薬を服用しました。

 

そして一年生の夏休みに、母親の私が手術と入院をすることになりました。

私は心配でしたが、なんとその期間に治ってしまったのです。

 

環境が変わったきっかけになったこと、お父さんと過ごして薬を飲み忘れたこと、

日常と違い、毎日楽しく暮らせたのかもしれません😂

 

薬を飲み忘れて大丈夫だったから、もう飲まなくていい!

と自分で納得したことで、乗り越えられたようです。

人生ってほんと偶然の組み合わせだなあ、と思いました。

あんなに苦労したのに💦💦

 

*****

 

さて、私は手術をしてからしばらくは、排尿ペースがなんだか変でした。

子宮全摘したので、子宮と膀胱のつながりがなくなり、体が慣れるまで違和感がありました。

 

その時に改めて、この感覚はとても不安で嫌だわーと思いました。

 

だいたい排尿をコントロールしているのは自律神経なので、自分の意志ではどうにもなりません。多少は我慢したり、前もってトイレへ行っておこうと思ったりできるけど、それさえ出来なくなると、本当に不安になります。

 

命に関わることはなくても、生活の質にはもろに影響するのが排尿の悩みではないでしょうか。

 

子供だって、ある程度の年齢になれば、恥ずかしくて人に言えない、外出出来ない、予期不安など、どんどん困った状態になってきてしまいます。

 

なので、なかなか治らない場合は、少しゆっくり過ごしてあげることが一番いいと私は思いました。

 

娘は悩みすぎて抜毛症や夜驚症にもなっていましたが、

幸いメンタル疾患のような二次障害にはなりませんでした。

 

とにかく期限を決めず、

治ったあとのことはその時に考える、くらいのスタンスで

自由にリラックスさせてあげると、子供もだんだん安心できると思います。

 

治ったら学校へ行けるはずって思っていると、逆にいつまで経っても治らないかも😭

もし子供が無意識にでも「不安だから学校嫌だな~」って思っていたら、

治らないほうがいいわけです。治らなければ、不安から逃れられるから。

 

でも、治らなければ不自由なままになってしまうので、

私は病気の問題と学校の問題は、なるべく切り離すように考えていました。

 

もし治った時に、不安がなくなって元気になったら、学校へ行きたくなるかもしれない、

そう思っていたのですが…

 

実際はコロナが来て、別の不安になってしまいました😅

 

でも、その間に、娘は娘なりの「生き方」=学び方を身につけたので、

もう堂々と生きています。

心因性頻尿、抜毛症はなくなり、夜驚症もなくなったようです。

 

ストレスはタバコを吸う15倍の害があるそうです。

子供は言葉では表現しにくいことが、体に表出してしまうことがあります。

(子供だけではなく、大人も同じですが)

 

もし、今、困っている方がいらっしゃったら、タイトル下のカテゴリー「心因性頻尿」から過去の詳しい様子もご覧いただけます。

 

渦中の頃は、どうしていいのか分からなくて、私もネットで調べまくっていたので😢

 

なので、どなたかの役に立ったら嬉しく思います。

 

 

尚、もし学校へ行けないとか、勉強に不安などがありましたら、

是非こちらの本を読んでみていただきたいです。

お母さん、お父さん自身の不安解消が、子供たちの安心につながると思います。

 

 

 

まずは、子供らしく元気になることを目指して、

ストレスとプレッシャーを落ち着かせてあげるといいと思います😊