こんにちは!
うさカンです。
更年期世代の私は、日々の体調の波があるのが普通だったのに、今週はいいお天気続きで気圧も安定していたのか、とても元気でした。
自分が元気だと、ゴロゴロしていた娘の姿がとても気になる···
というゲンキンな母親になってしまいました💧
いろいろ考えて、少し反省したお話です。
我が家の次女は、最近、学校の勉強をしていません。
なんか「やる気」が出ない〜!
と言って、後回しにしているうちに一日が終わる、という日が続きました。
最初は私なりに、どうにか勉強できる手立てはないかなあ、と思って、いろいろ提案してみました。
でも、「やる気」が出てきません。
ゴロゴロと一日中You Tubeを見ていた娘がとても心配になってきました。
せっかく元気なのに、おばあさんみたいな体力になっちゃったら大変!と思って、心配からイライラしてしまったり…
このまま勉強を続けるのも無理なような気がして、私は長女に相談してみました。
長女は起立性調節障害7年目で、不登校の先輩です。私には分からない気持ちが分かるかも?と思って、意見を聞いてみました。
長女は、自分が学校に行けなかったこと、勉強が出来なかったことに後悔しているようです。
それで人生の選択肢が減ってしまったと思っているようです。
私から見ると、まだ若いんだから、どうにでもなると思いますが、
娘は選択肢がない中で、頑張ることを見つけて、将来を考えているようなので、それはそれで応援しています。
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そんな長女なので、勉強は無理矢理やらせたほうがいい、という意見でした。
でも、無理矢理って言っても、出来ないものは出来ないでしょう。
長女だって、勉強どころではありませんでした。
次女のほうは、元気は元気だけど、何故か「やる気」が出なくてゴロゴロしてるのに、無理矢理やらせることは出来ません。
困りました。
そしたら、長女が、
「本を読ませてみたら?」
とアイディアをくれました。
翌日、今度は次女と話をしました。
次女とゆっくり話すには、お風呂かベッドです。
今回は寝室でおしゃべりしました。
次女の本当の気持ちが知りたいと思って、
とにかく聞き役になりました。
娘の素直な気持ちが知りたくて、質問もしてみました。
そして、娘の気持ちを整理すると、
心は「やりたい」と言っているのに、
体とお口が言うこと聞かないの。
なんでだろう…
と何度も言っていました。
私は娘が、やりたいことが出来なくて困っているということが分かったので、
しばらく勉強はお休みして、楽しいことをいろいろしながらモチベーションの回復を待とう、と提案しました。
そして、お姉ちゃんのアイディア、
本を読んでみたら?
を伝えたら、
やってみようかな、と言いました。
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私は、これまで具合が悪い人に寄り添うのは得意でした。
何故なら、自分自身がそういうタイプなので、気持ちが分かるのです。
でも、元気な不登校を支えるのは初めて。
次女は元気になってきたので、
「刺激が欲しい」と言うようになってきています。
本来なら、学校とか居場所を見つけて、少しずつ外に出ていき、
小さなできた喜びを、ステップアップしていくのが楽しい、回復期だったんだと思います。
でも、このコロナ禍で、コロナが怖いし、正しいことしかしたくない娘は、自粛以外の選択がなかなか出来ません。
そういう中で、
だんだん勉強に対するモチベーションが下がってきてしまったんだと思います。
この苦しい状態で、無理矢理勉強させることは、メンタル疾患になりそうだし、
きっと脳が疲れているんだな、と思いました。
コロナ禍の不登校対応は、またニュースタンダードを見つけていかなければいけないかもしれませんね。
大人だって、モチベーションが下がったり、精神的に苦しくなってしまうこともあるんだから、
子供もどう気持ちをコントロールしていいのか分からないのでしょうね。
刺激があり過ぎるのも良くないけれど、刺激が何もないのも良くないのですね。
とりあえず、コロナが怖い以上に、娘のメンタルが心配になってきたので、
カウンセラーさんの予約を取りました。
娘はカウンセラーの先生とお話することを楽しみにしています。
こんな記事がありました。元気な子供には、居場所や人間関係の交流などが必要なようです。
私のように、日々の体調の変化があると、元気な日はとても嬉しくて、やる気満々になったり、体調が悪い日にはゴロゴロと読書でもしたり…
と、ある意味日々の抑揚があって、一日中ステイホームでも、あまり飽きることがありません。
考えようによっては、毎日、朝起きると自由な一日が待っていて、その日の体調に合わせた一日を自分でプロデュースしているので幸せを感じることが出来るのです。
でも、次女のように、体は毎日元気で、特に変化はないのに、晴天でも雨天でもコロナに怯えて同じような毎日を過ごしていると、
ふと立ち止まって気付いた時に、とてもつまらない、孤独、寂しさなどを感じるのかもしれません。
これはある意味、毎日病気で動けなくて体調の変化が全くなくて辛かった長女と同じ心情なのかもしれませんね。
辛いことがあった日には、
「もう嫌だ〜!」って誰でも悩んだり落ち込んだりするけれど、
でも、そういう日があるからこそ、人生の様々なアップダウンが幸せにつながるのかもしれないな、と思いました。
いつも健康で、元気で、悪いことが何もないことがいいことだと思っていたけど、(いつも元気な人が羨ましかった)
次女を見ていたら、多少の失敗があっても挑戦できる環境とか、たまにはうまくいかなくても周りに人との関係があるとか、そういうことが有り難いことなのかな、と気付きました。
家庭の中で、安心安全な鳥の巣のような場所は、はじめは居心地がよいけれど、やっぱりそのうちに羽ばたきたくなるものなのかな😀
それが人間の自然な成長なのかな❗
娘のそういう時期と、まだまだ不安なコロナウイルスと、どう折り合いをつけて、うまく生きていくのか、娘と一緒に探していこうと思います。